411. 混迷する現代と統一協会(3)

【2025年7月11日配信】       

381 混迷する現代と統一協会(2)の続き.





親友ヨッチにささげる手記         

-最期まで友情を信じて-      



          石川県河北郡津幡町      

          書店員 22歳  酒井 由記子        

 人は、どんな人と巡り合うか、どんな本

と出会うかによって人生が決まってくると、

ある作家が述べていたのをふと思い出す。

私にとってはまさにそうであった。出会っ

た人達も書物もとても大きな影響を残し、

忘れられない出来事となっていったのであ

る。


 一、高校生の頃

 今から六年前(1977年)、私は金沢

二水高校の二年生であった。いや二年生と

いうより吹奏楽部生というほうが適切であ

るほど私は部活動に情熱を注ぎ込んでいた。

みんなでマラソン、腹筋運動をしてからだ

を鍛えあげ、各パートごとでロングトーン

をして基礎固めをなして、全員そろって校

舎中いっぱいに響きわたるハーモニーを歌

いあげる。それは、先輩、後輩、仲間達の

一致によって一つの音楽をつくり出すとい

う喜びを存分に味わった私の青春時代の真

っ盛りであった。ただ残念なことは、部活

動に熱中すればするほど勉強のほうはさっ

ぱり力がはいらなかったことである。中学

生のときは、「進学校にはいるために」と

いうただそれだけの目的で受験勉強ができ

た。しかし、いざ高校にはいってみると、

また「いい大学にはいるために」と先生方

が口をすっぱくして押しまくる文句に素直

になれなかった。勉強する本当の意味が見

出せなかったのである。その頃から、私は

人間は何のために生きるのだろうかという

ことまで突っ込んで考えるようになってい

った。


 父母が書店を経営しているため本は充分

にあり、書物を読むことによって答えを見

出そうとした。私の強い求めに応じるかの

ように一冊の本が転がり込んできた。クリ

スチャン作家である三浦綾子さんの『あさ

っての風』という随筆集であった。聖書の

言葉がそこに登場しており、それはズシリ

と心に響いたのである。その本に魅せられ

て三浦さんの自叙伝も何冊か読み進めてい

った。しだいに私の魂は、人間をはるかに

越えた大いなる存在があることを感じてい

った。確信までは至らなかったけれども、

それらの本によって金沢のプロテスタント

の教会に足を運び、牧師さんのお話を聞く

ようにもなっていった。


 週に一度は教会に通うようになったもの

の、様々な人間関係の渦の中で悩みは尽き

なかった。先生の授業の仕方に矛盾を感じ

たり、また、クラスメイトの他人に対して

無関心でありながら陰で悪口を言う姿勢に

むなしさを覚え、さらには自分自身の内面

の罪に苦しんだ。教会で話されるキリスト

の教えが戒めとなり慰めになりはしたが、

現実の問題を具体的にどう対処していった

らよいかわからなかった。


 二、統一協会との出会い

 その年の十二月一日のことである。師走

にはいり、金沢の片町の夕暮れ時は、車の

騒音と帰りを急ぐ人達でいちだんとせわし

ないものであった。私は部活動を終えてか

らの帰り道、行きかう人にぶつかりそうに

なりながら歩いていた。


「アンケートにお答えください。ちょっと

の時間でいいですからお願いします」


 だれかから呼びとめられた。最初は避け

ようと思ったものの、その人のさわやかな

笑顔にひきずられて私は立ち止まった。そ

の時はまだ知るよしもなかった。これが、

後に自分の人生の軌道を思いもよらぬ方向

へと変えていった統一協会との出会いの始

まりであることに。


「今、幸せですか? どんなことに関心が

ありますか?」

 と、質問してくる清純なその人は、金沢

大学の女学生であった。私は、真剣で生き

生きしている彼女の雰囲気に、しだいにの

み込まれていった。そして、この人は私の

持っていない「何か」を持っていると感じ

ていった。


 この金大生は、その統一協会に属してい

て、『原理研究会』という別名のグループ

のもとで、大学で活動している女性であっ

た。私は次の日にそのお姉さんが誘う原理

研究会の寮『成愛寮』に行くことを約束し

た。


 ところで、高校の同じクラスに、ヨッチ

という友人がいて、実は彼女も中学生の時

からその成愛寮に通っていて、前から私に

誘いの声をかけてくれていたのだった。不

思議な摂理めいたものを感じつつ、翌日、

興奮さめやらぬ思いでヨッチに案内しても

らった。


 緊張している私に、そこの学生達は、優

しくて親切にしてくれるのであった。


 その時の私は「人間を見る・把える」と

いう智慧が養われていなかった。それは、

その人の成長に従って身についてくるもの

であり、社会に生きていくうえで大切なこ

とである。勉学とは、人間の知性・知能を

伸ばし、精神を高め、心を豊かにしていく

うえで、基盤となるものなのであろう。未

熟であった当時の私は、人を表面的にしか

わからなかったのである。


 やがて高校三年に進級し、ヨッチとまた

同じクラスになった。ところがその頃は、

親にも友人達にもその原理研究会に行くこ

とを反対され、ヨッチとつき合うことさえ

もいい顔をされなかった。私の通っていた

教会の牧師さんにも次のように教えられ、

反対もされた。


 統一協会、その正式名称は『世界基督教

統一神霊協会』といい、文鮮明なる人物を

教祖として1954年5月1日に韓国ソウ

ル市にて発足した団体で、その創始者であ

る文氏は、元々は、金百文という韓国の「

イスラエル修道院派」を主宰する人物の弟

子であった。それは、別名血分け派とも呼

ばれる混淫派の一つで、聖なる意識のこも

ったセックスによって人を救う「精神神学」

なるものである。日本には1958年に西

川勝宣教師によって布教が開始され、19

59年に東京の渋谷に本部が創立された。

日本では、現在、二十六、七万人の信徒が

いるという。また、アメリカ、ヨーロッパ、

アフリカ、南米、オーストラリアにまで及

んでいる。政治面では、『国際勝共連合』

という別名のもとに激しい反共活動を展開

している。この著しい発展の陰には、信徒

達の昼夜を問わない伝道、経済活動がある。

パンの耳をかじりながら、チリ紙交換や廃

品回収等の活動から始めていき、繁華街で

花束を売り、今日では、珍味、昆布、人参

茶から印鑑、大理石の壺、多宝塔など何十

万、何百万もする高額な商品の訪問販売に

広がり、その総収益は計りしれない。何千

組という信徒を教祖・文鮮明氏は、一挙に

組み合わせて幾日も経たないうちに合同結

婚式を挙行するという、世間の人々の目を

見張る動きまでしている。それらは世界中

に大きな波紋を呼んでいるという。


 以上のようなことなどを、その牧師さん

から詳しく聞かされ、私は、愕然となって

しまった。そしてヨッチにこのことを正し

た。しかし、統一協会員である彼女は、少

しも動揺することなく、むしろ根気よく私

を説得してきたのである。


「私達の協会が血分けの思想の協会である

とか言われているのは知っているわ。でも、

それが本当であったら私はやめているわ。

お父様(文氏のこと)の目を見たら、そん

なことをする方かどうかがすぐわかるわよ。

また、政治運動のことだけど、この乱れた

社会を改善するには、宗教だけではもうで

きないの。科学、文化、政治などのあらゆ

る分野から取り組まなきゃならないのよ。

世間では色々と批判されているけど、それ

で判断するのではなく神様に聞いてみたら

いいのよ。由記ちゃんに教えてくれたその

牧師さんの言うことを信じるか、私の言っ

ていることを信じるか、これは難しいけど、

祈って神様に聞いてみてね」


 「信じる」ということはどういうことで

あろうか。私はみんなの板ばさみになって

しまい、頭をかかえ込んでしまった。悩ん

だ末、取った結論は結局こうであった。今

は、いったいだれが正しいか、何が本当な

のかわからないから、容易に統一協会にも

はいるまい。これからよく勉強し、研究し

ていくうえで、それでも統一協会が正しい

と判断できたら、はいるのはその時でも遅

くはないであろう、と思ったのである。


 三、友情というかけ橋

 ところが思いに反して、私のそばには絶

えずヨッチがいたので、結局統一協会員で

ある彼女が、他のだれよりも親しくなって

いった。彼女の場合、先に母親のほうが入

信していたのである。父親も賛成しており、

いわば家族ぐるみで信仰を持っているので

あった。彼女としては、心から統一協会が

正しいと信じていたので、親友である私を

導かずにはおれなかったのであろう。


 私にとって三年最後の思い出の吹奏楽コ

ンクールがあったが、それを見に来てくれ

たのも彼女。そして力一杯拍手してくれた

のも彼女であった。夏休みに、ただそんな

ヨッチの姿見たさ、顔見たさに雨の中彼女

の家まで自転車をこいでいった私。共に図

書館に通ったり、受験勉強の息抜きに海を

見に行き、小舟の陰でずっと水平線を見つ

めていたヨッチと私。しんしんと雪の降り

しきる夕闇の中を、肩を並べて下校してい

く私達。目を閉じればあの遠い高校3年生

の時のことがすぐに思い浮かぶ。彼女のひ

たむきな友情は、私を理屈なしに統一協会

へと導く大きな要因となっていった。


 翌春、ヨッチは明治学院大学に、私は日

本大学に受かり、それぞれ東京へ、静岡の

三島へと新しい出発を踏み出していった。


 親元から離れて、私は統一協会へ自由に

通うようになれた。全国大学原理研究会太

田会長の講演会をはじめ、埼玉県での修練

会、東京の秋川での内部修練会、品川の協

会に泊まり込みで原理を学び、講義練習、

駅前での路傍演説、パンフレット配り、夜

の訪問伝道……。私をこうまで駆り立てたの

は、あらゆる批判を乗り越えて立つ統一原

理の素晴らしさであった。私は、理路整然

として疑う余地のないと思われるような論

理に、最終的に圧倒されてしまった。


 夏休みにはいると、ヨッチのほうは、原

理研究会の兄弟姉妹とキャラバンカーに乗

り込んで、東北の田舎へ「経済部隊」とし

て派遣されていった。カンカン照りの中、

町々村々をてくてくと歩き回り、物を売っ

て統一協会の資金にするのである。名目は、

「交通遺児のために」「ベトナム難民のた

めに」などの売口上をつくったり、あるい

は、「父はガンで死に、母は半身不随。こ

のままでは授業料も払えません」と土下座

する泣き落とし作戦もあり、また、手相・

人相を占い、「この印鑑を授かれば(買え

ば)、あなたの運は開かれますよ」と言っ

て、幸福を願う人の心を利用するやり方ま

で繰り広げられていく。


 活動に邁進するきょうだい達は、何の罪

の意識も感じないのである。私も協会に深

くはいっていくうちに、いつのまにかそう

なってしまった。「国の法を守らなくても、

統一協会は真のキリスト教であるから神様

も許してくださるのです」とアベル(統一

協会用語で上司の人)の言う言葉に従順で

あることが、信仰的と見なされるのであっ

た。 


 四、家族との衝突

 夏休みの後半、琵琶湖のほとりで開かれ

る二十一日間の修練会に参加する直前に郷

里へ帰省した時に、とうとう、それまでひ

た隠しにしてきたことすべてが、家族に知

られてしまった。そして、激しい衝突とな

ってしまった。親戚の人達も友人達も大反

対をし、次々に私を説得に来るのである。


「地上天国の実現なんて、正気で信じてい

るの? 親、友達を心配させておいて世界

を平和にすることなんてできるはずがない。

周りの人を不幸にしてそれが宗教なの? 

政治と結びつくのもおかしいわよ。集団結

婚なんてする気? 考えただけでゾッとす

るわ」「宗教はアヘンと同じだ。これは隔

離しなくちゃいかん。精神病院へ入れてし

まえ」「由記ちゃんの目、さかなの死んだ

目じゃないか!」「かわいそうに、やっか

いな病にかかって」


 だれに何と言われても、かえって ”この

人達を救うためにも統一協会で活動しなけ

ればならない” と使命に燃えるのである。


「お願いします。修練会にいかせて!」

 頼むたびに、父と母は、「どうしてわか

らないのか!」とまゆをつり上げて、私の

ほおをたたき、蹴とばしてくるのである。

悲鳴が近所に聞こえないようにと家中の窓

を締め切ってから、父は平手打ちをしてく

る。母は、「あんたを殺して、私も死ぬ」

と泣きわめく。なぐられた翌日は、あざが

からだ中に残ってしまう。

 親は大学も休学にさせ、徹底的に私にわ

からせようとした。父は、「おまえを統一

協会から救うためには、全財産を使ってで

もやっていくぞ。おまえだけでなく、たく

さんの子供達も助けてみせる。いざとなっ

たら文鮮明にも会いにいくぞ」とまで言っ

た。

 店の従業員の人達にも恥をさらけ出して、

「娘を悟らせるために当分仕事のほうは身

がはいらなくなるが申し訳ない。みんなに

も協力してほしい」と、お願いしたという。

 私の友人宅にも両親はふたりででかけて

行き、「もし、うちの娘が伝道しに来ても

誘われないでください。そして、お金を貸

してほしいと頼みに来ても、一切断わって

ください」と予防線を張ったのであった。


 そして大事な原理の書物も、文氏の写真

も、統一協会のきょうだい達からの手紙も

すべて取りあげられてしまった。監禁状態

の中で、窓の外でしきりに鳴くひぐらしの

声が、私に秋の訪れを告げてくれた。幾日、

幾週間が過ぎても状況は少しも変化しなか

った。腰の丸くなった祖母と受験を控えた

中学生の妹の心配そうな目は、声に出さず

とも、「お姉ちゃん、早くわかって!」と

叫んでいた。


 行き場のない思いに耐えかねて、家出を

計画して東京の統一協会をめざして夜汽車

に揺られて行ったこともあった。保護して

くれた統一協会の兄弟姉妹達は、私の後を

追ってすぐに飛行機で迎えに来た父と叔父

に、「酒井さんは来ていませんよ。琵琶湖

の修練所のほうに行ったんじゃないですか」

とウソを言って、かくまってくれた。それ

を信じるしかなかった父達は、すぐそばに

私がいるのも知らないで羽田から小松空港

にもどり、そこから車を走らせて滋賀県に

まで行った。何としても子供を間違った宗

教から救い出したい一念であった。このま

まだと大変な結末を迎えることになるとい

う認識が、父はだれよりも強かったのであ

る。


 3日ばかりして私は自分から家に帰って

行った。親を理解させたうえでなければよ

くないと反省したからであった。しかし、

事は容易に運ばなかった。戦いの日々が続

いた。絶えず、親、従業員の人達の監視の

中で、店の手伝いをして精一杯働いた。外

に出ることは一切禁じられて、小遣銭も与

えられない。地上を歩けない私は、こっそ

り屋根に上り、頭上に広がった青空に向か

って聖歌を歌い祈ったりしたのであった。

アメリカにいる文先生夫妻に、

「真のお父様、お母様、どうか私の家族が

原理を賛成してくれますように」

 と切に祈った。何ヶ月もの間、そこから

見おろす夕焼けが私にとって唯一の友であ

った。


 父は、夜遅くまで本を調べ、宗教書を何

十冊もこれまでになく研究していった。そ

して腰を低くして色々な人のところに相談

に行き、アドバイスをいただいたりしてい

た。

「どうしてカンパ活動がいけないのや。神

様のためであれば許されるのや」

 と、私がわけのわからないことを言えば、

倒れるくらいにほおをたたいてきた。顔が

はれるくらいに痛かったが、父の手も同じ

痛みを覚えていることはわかっていた。


 統一協会にはいったために善悪の判断が

できなくなった私を正常に戻そうという一

貫した姿勢を、父は決して崩さなかった。

厳しいだけの父かと思ったら、私が三島か

ら品川の統一協会までキセル(不正乗車)

をして往復していたことを知った時、父は

頭をたれて、膝の上の置かれた握りこぶし

の上に涙をポタポタと落とすのであった。

それを見て、そんなに父が泣くほど大変な

ことなのかと驚いたものであった。初めて

出会った父の姿から、これは私のしている

ことは統一協会の中で許されても、社会か

らは絶対に許されるものでないことを教え

られた。


 いつ再び家出するかわからない私に不安

を抱いて、夜中じゅう、冷たい廊下にゴザ

を敷いて私に悟られないように見張りを続

けていたという母。人知れず肩を震わせて

こぼしていた母の涙は、父と同じく本物の

愛であった。私はしだいに自分の親にはか

なわないと思っていった。いったん信念を

持ったら最後までくつがえさない父の姿勢

に、私は「ガンコもの」とつぶやきながら

も、たちうちできないものを感じざるをえ

なかった。「信用」「信頼」をモットーに

している親に、原理の教えは通じないもの

であることがわかっていった。そして、自

分は原理を受け入れることができたが、こ

の親に納得してもらうことはおろか、黙認

してもらうことも到底できないのだと心の

奥でよくわかっていた。


 でも、「ガンコもの」の親に似て私も「

意地っぱり」であった。最後の一線だけは

どうしても譲れなかった。6千年間にわた

る神様の摂理、歴史的同時性を含めて霊の

世界の存在を説く統一協会の教えが、全く

でたらめとは思えなかった。文氏の生い立

ち、六十歳に至るまでの苦難の路程、統一

協会の活躍ぶり、兄弟姉妹達の真摯な姿な

ども否定することは無理であった。


 五、一つの選択

 父と母は、ワラをもつかむ思いで東京の

ある牧師さんにすがりついていった。その

方は、当時、セブンスデー・アドベンチス

ト教会の四谷教会と墨東集会所を掛け持ち

で牧していらした和賀真也牧師であった。

この牧師さんは、何年も前から統一協会の

ことを知り、キリスト教とは似ても似つか

ぬ偽りで固めた教えその結果、全国にお

いてあまりに犠牲者が多く生まれているこ

とに心を痛め、身を乗り出していかれた方

であった。


 和賀牧師は、統一協会員達の持っている、

そのバイタリティー、献身、勇気、親切な

どを美しい価値あるものと見なし、真珠の

ような青年達の魂を心から愛し、単なる反

対・糾弾ではなく、その核となっている教

えの真偽を問い、会員たちを救出しておら

れるのである。そうした信念の行動の中か

ら、『統一協会その行動と論理』と題し

た書物まで書いておられた。


 父の取り図らいによって、一九七九年十

一月六日の夕方四時に、津幡町のわが家の

二階において、その方と初めて出会うこと

になったのである。私の心境を深く受けと

めて柔和に話される和賀先生の態度に、い

つの間にか、こわばっていた私の筋肉がス

ーッとほぐされていくのであった。共にい

らしたTさん(男性)も、会ったこともな

い見ず知らずの私のことが他人事とは思え

ない様子で、私に語りかけてくださった。

Tさんは、なんと七年間も統一協会で献身

し、アメリカに在住している文氏のもとで

生活されたこともある方であった。そうい

う方まで統一協会をやめていること、また、

和賀先生の提示される多くの統一協会の隠

された資料も、無視できないものばかりで

あった。


「由記子さん。あなたの人生は、ご自分で

選択なさることです。ただ一つだけ言って

おきたいのは、真実を見るということを避

けるのは、真理を探求する姿勢ではないと

思います。信仰は聞くことから始まります。

どんなにつらくても事実を事実として受け

とめることが大切だと思います」


 和賀先生の語る言葉には、落ち着いた響

きがあった。私は迷わず、東京に一緒に行

って確かめてみようと決心をした。この時、

この選択を取らなかったならば、今頃私は、

全く別の人生を歩んでいたことであろう。


 東京の原宿にあった、和賀先生のご家庭

にお世話になりながら、約二週間の学びを

深めていくうちに大事なことに気づかされ

ていった。原理の教えと聖書との間に大き

な食い違いがあることを目のあたりに示さ

れ、多くのきょうだい達がそれに気づいて

脱会していった事実。しかも彼らがしっか

りと生き、かつ働いていること。さらに驚

くべき秘密の儀式のことなどを示す生の資

料を見た時、ただ絶句するばかりであった。

大きな衝撃であった。不安定な心理状態の

日々の中で、自分の手で聖書を開き、自分

の目で聖句を追い、自分の頭で一つ一つを

確かめていくうちに、最後には、統一協会

をやめるという堅い決心をついに下したの

である。自分の過ちを認めることの何と苦

しかったこと。しかし、「聖書との本当の

出会い」が、ここにあったのである。


 両親の前で心から謝った時、「わかって

くれれば、それでいいんや」と、静かに語

った父の言葉は、今も忘れることができな

い。こんなにも親を苦しめてきた私を許し

てくれたそれは、親の寛容さであり、大

きな愛であった。

 

 六、エクレシア会誕生

 勇気と使命と真実に生まれ変わった思い

で、今度は、私は、友の救出のために全身

全霊を傾けるようになっていった。そんな

歩みの中でも特に、脱会する時に新たに知

った統一協会の素顔は、今でも克明に私の

記憶に刻みつけられていて、決して消えな

い。


 統一協会の人達は、泣いてすがりつく私

とヨッチを、否応なしに引き離したのであ

った。このヨッチとの別離は、私にとって、

自分のからだの一部をもぎとられたような

深い傷となってずっと心に残っている。


 私は、自分の体験が単に個人的な体験と

して終わってはいけないと思えてならなか

った。ましてや、今も原理を正しいと純粋

に信じて、汗を流し、寒さにこごえながら、

嘲笑、罵声の中で黙々と歩んで活動してい

る友のことを思うと、胸がしめつけられそ

うになる。どうして放っておけようか。父

と母が最後まであきらめずに私を愛しぬい

たように、私も友に対して真実でありたい。


 私は、ただひたすらペンを執り続けた。

自らもキリスト者となり、東京で和賀先生

のお手伝いをし、『統一協会その行動と

論理』に続く二冊目の本を生み出すため、

共に不自由な環境の中で、辛抱強く自分の

これまでの体験を書き続けていった。


 冷たいからっ風に吹かれながら、代々木

公園のベンチで書き、揺れる電車の中でも

時間を惜しんでペンを走らせた。「書く」

ということは、孤独で、しかも忍耐を要す

る作業であった。手が冷たくなると、共に

静かにただペンを走らせていた和賀先生と、

フリスビーを飛ばしたり、先生の幼いお子

さん達と走ったりするのがストーブ替わり

であった。からだが暖まるとまたペンを握

りしめる。ヨッチとの別れ、統一協会との

訣別で、公園にポツンと葉をすっかり落と

して立っている木のような私にとって、東

京の雪のない冬は、北陸の美しい冬よりも

寒々と感じられた。


「くたびれたね」

「そうですね」

 夕陽の傾いた頃、自転車に原稿用紙を積

んで帰る時、そうひとこと言うだけでわか

り合えるものがあった。無邪気な子供達と

手を引く和賀先生の姿は、私の心を少しず

つなごませていった。春は手を伸ばせば、

すぐそこにあった。


 そして、一年後の一九八一年一月十五日

に、私達の長い苦労の末、『統一協会と文

鮮明 青年達の心理を探る』(新教出版

社発行)という本になって出版された。ペ

ンの足跡は、人生の足跡となるのである。

十八歳から十九歳にかけての人生を濃縮し

たような生き方は、私の生涯のひとくぎり

になっていった。


 その後、統一協会脱会者数名の提案によ

って『エクレシア会』という会を結成して

いった。この会は、現実あった実際的な経

験を基に、聖書の真理に目覚め、真のキリ

ストを信じた者として、誤りの中にある人

々を救出し、聖書に堅く立った信仰を伝え

ることを目的としている。


 私達は、文鮮明氏ではなく、自分達を迎

えてくれた真の救い主、イエス・キリスト

を元の仲間達に伝えたいと思い、会報の発

行、定例会の集い、学びと慰めの場を一つ

ずつつくっていった。そして、もう三年も

流れた。現在、定例会は、三十六回目を開

き、数名であった会員は、七百名に達して

いる。『エクレシア会を支える会』も発足

し、この世話人会の中には私の尊敬する作

家、あの三浦綾子さんまでも名を連ねて、

励ましのお言葉を送ってくださっている。


 連日、エクレシア会には全国各地から相

談依頼の電話、訪問が相次ぎ、本の反響が

大きくなる一方である。多くの依頼の中で

本人との出会いが可能となりそうな場合、

その時を好機として生かすよう全力で対応

していく。各地を飛行機で飛び、新幹線で

走り、巡りに巡った。その結果展開された

ひとりひとりの劇的な改心に導かれていく

様は、貴重なドラマであり、奇蹟であると

いってもよい。


 なかでも、かつて私のいた品川の協会で

歩んでいた兄弟が、イエス・キリストを信

ずるひとりとして救出されていった出来事

は、感動もひとしおであった。この活動に

携わった私達は、この世に生きて働いてお

られる神様を痛切に実感させられていった。


 この歩みの中で出会っていった人は数限

りない。救出された人が、次々とまた他の

人を救っていく。これらのことが、私の心

の中で、あの高校時代の音楽よりも美しく

高らかに鳴り響いている。


 統一協会をやめる人も多いけれども、い

まだにはいる人も決して少なくない。それ

は、現代の世相を反映している結果だと思

えてならない。この北陸の地においても、

統一協会の青年達が、一途に活動を続けて

いる。この問題はまだ終わっていないので

ある。


 親友ヨッチとは数年間ずっと会えない状

態が続いたが、今年の三月に、突然彼女か

ら電話があった。私は弾むような喜びとな

つかしさで胸をいっぱいにして彼女と会っ

た。だが実は、彼女は統一協会の上司の人

を連れて来て、私を再び統一協会へ戻そう

としたのであった。


 私は、ヨッチとふたりだけで、高校時代

のように何でも自由に思う存分語り合いた

かった。その思いは、今も決して変わらな

い。ヨッチと別れた後、私は残念な思いに

耐えきれず、涙もふかずに泣きながら、家

へ帰った。友情の壊されるのは何と悲しい

ことだろうか。何とやりきれないことだろ

うか。


 しかし、いつかヨッチが私の隣にすわり、

天へ続く階段のようなメロディを、一緒に

奏でる日が必ず訪れることを信じている。


 真実のもののみがこの世に残るのである。

人の魂を変えるのは、本物の愛のみである。




       小社発行『北陸の燈』創刊号より








381 混迷する現代と統一協会(2)の続き



2025.6.22 高橋和夫さん
イスラエルの論理ではこれで戦争終結になるはず。
トランプは戦争否定の公約で大統領になったはず。
トランプ支持者とアメリカ議会の動向が気になる。
イラン、イスラエル、世界各国の対応が気になる。
いずれにしても戦争の行方はトランプが鍵を握る。
歌舞伎の「大見得を切る」非日常世界に似ている。
参考
 キュロス大王時代のアケメネス朝版図
 『義経千本桜』佐藤忠信
   宇木の千歳桜(あずまひがん)一本桜 樹齢850年
   時 2023.4.4   場所 長野県下高井郡山ノ内町
     写真提供  文明アナリスト・新井信介さん





2025.6.22 林浩治さん

「愚銀のブログ」更新しました。久しぶりです。

キム・ユギョン著『青い落ち葉』

(松田由紀・芳賀恵訳、北海道新聞社、2025)

の書評を書きました。

脱北作家の短編集ということですが、

そういった政治性抜きに面白い小説です。

書評:『青い落ち葉』「愚銀のブログ」から

  参考

「アジアと芸術 digital」noteから






2025.6.23 kyouseiさん
当講座記事NO.319から

「生きる条件」ニーチェの話を題材にして考える
「何びともお前のために、まさにお前が生の河を
渡ってゆくべき橋を架けることはできない。それ
ができるのは、お前ひとりのほか誰もいないの
ある」
  フリードリヒ・ニーチェ著
  『反時代的考察』(1876)

「私よりも宣告を申し渡した貴方達の方が
 真理の前に恐怖に震えているじゃないか」









2025.6.24 毎日新聞
高橋和夫さんの読みどおりの筋書き。
このバックにはトランプ、プーチン、
習近平の水面下三国同盟が協議合意。





2025.6.24 木偶乃坊写楽斎さん撮影 氷見市
きょうの立山連峰富山湾・唐島・比美乃江公園





2025.6.25 佐藤章さん

参考
当講座記事338,311から
2024.3.23 佐藤章さん


丸山眞男『日本政治思想史研究』
(東京大学出版会、1952)

  丸山眞男著
『日本の思想』
(岩波新書、1961)





2025.6.25 田中宇の国際ニュース解説

参考
当講座記事NO.401、393、390から
2024.6.22 林浩治さん書評「愚銀のブログ」 
  アーティフ・アブー・サイフ著
『ガザ日記 ジェノサイドの記録』
(中野真紀子訳、地平社、2024)





2026.6.26 朝日新聞





2025.6.26 日本経済新聞

「第二のアヘン戦争」ゾンビ麻薬・フェンニタル





2025.6.27 kyouseiさん
当講座記事NO.319から





2025.6.27 木偶乃坊写楽斎さん撮影
きょうの大公孫樹  植樹681年  氷見市
国指定天然記念物  1926年指定 
大きくなった銀杏

参考
2025.6.22 TBS 報道特集
4人の「山仕」伝え継ぐ技

当講座記事NO.359から
2023.8.24 読売新聞動画 





2025.6.27 大人の国語便覧、うえのあいさん

「たけくらべ論争」
 信如との別れへの悲嘆ではないだろうか。
 信如とは渋谷三郎と半井桃水ではないか。

参考
当講座記事NO.373から
2024.12.27 大人の国語便覧、うえのあいさん

賀茂真淵、本居宣長の意を受け継ぐ和歌

一葉が失恋した妹に贈った和歌
いでや君などさは寝ぬぞぬばたまの
夜は闇ぞかし世は闇ぞかし

年のはじめ戦地にある人をおもひて(1895年)
おく霜の消えをあらそふ人も有を
いははんものかあら玉のとし

敷嶋のやまとますらをにえにして
いくらかえたるもろこしの原

「どうして私をお札なんかに、腹立ちますわ」
右から一葉、母たき、妹くに
森鷗外の一葉葬儀馬上参列を断った妹は立派





2025.6.28 kyouseiさん
当講座記事NO.319から





2025.6.28 西脇亨輔さん
斎藤知事代理人の奥見司弁護士が事実を吐露





2025.6.28 伊藤貫.水島総氏が初めてまともな対談
対米追従政治を脱し世界に向けてはっきり物言え
  若き日のプーチン(5歳)と母マリア・イワーノヴナ










2025.6.29 NHK
 大の里泰横綱昇進パレード 於石川県河北郡津幡町





2025.6.30 NHK
「今場所は期待しないでください。
 土俵入りの稽古が精一杯でした」

政治関連有名人ネット人気度番付小社発表

横綱 深田萌絵   立花孝志

大関 飯山陽    有本香

関脇 警察官ゆり  さとうさおり

小結 さゆふらっと さや

前頭 ひろゆき   ホリエモン

前頭 ほんこん   パックン

前頭 見城徹    ケント・ギルバート

前頭 野口健    モーリー・ロバートソン

前頭 金美齢    リチャード・コシミズ

前頭 エンドゥ   デーブ・スペクター

前頭 ロンブー淳  ペマ・ギャルポ

前頭 デヴィ夫人  フィフィ

前頭 井絵理子  英利アルフィヤ

前頭 今井光郎   山谷えり子

前頭 筒井義信   山尾志桜里

前頭 藤井実彦   山田宏

前頭 石井啓一   山口敬之

前頭 櫻井祥子   山中泉

前頭 櫻井よしこ  山根真

前頭 桜井誠    増山誠

前頭 川裕一郎   丸山穂高

前頭 川田龍平   片山安孝

前頭 川中だいじ  片山虎之助


十両 上川陽子   片山さつき

十両 笹川陽平   鳩山由紀夫

十両 細川護熙   村山富市

十両 井川意高   青山繁晴

十両 松川るい   山東昭子

十両 大川宏洋   山口那津男

十両 川志らく  山口真由

十両 江川紹子   山本朋広

十両 丸川珠代   河井案里

十両 玉川徹    河合悠祐

十両 及川幸久   河添恵子

十両 笹川博義   河野太郎

十両 長谷川幸洋  河村たかし


幕下 吉川里奈   梅村みずほ

幕下 中川郁子   杉田水脈

幕下 佐川宣寿   葛城奈海

幕下 佐藤優    佐波優子

幕下 高市早苗   水島総

幕下 高須克弥   内海聡

幕下 高橋はるみ  浜田聡

幕下 リハック高橋 藤井聡

幕下 高橋洋一   藤岡信勝

幕下 高見千咲   林千勝

幕下 高木毅    広瀬めぐみ

幕下 高木かおり  麻生太郎

幕下 高岡達之   田崎史郎

幕下 小林鷹之   橋本五郎

幕下 小谷哲男   新田八朗

幕下 小池百合子  小泉進次郎

幕下 小泉悠    中村逸郎

幕下 泉房穂    八幡和郎

幕下 泉健太    古舘伊知郎

幕下 古市憲寿   三枝玄太郎

幕下 古川雄嗣   玄葉光一郎

幕下 須藤元気   玉木雄一郎

幕下 齋藤元彦   齊藤健一郎

幕下 島田紳助   須田慎一郎

幕下 成田悠輔   松本誠一郎

幕下 花田紀凱   田原総一朗

幕下 竹田恒泰   篠原常一郎

幕下 門田隆将   茂木健一郎

幕下 黒田東彦   小泉純一郎

幕下 野田佳彦   野口聡一

幕下 岡部芳彦   渡部陽一

幕下 菅義偉    大前研一

幕下 生稲晃子   萩生田光一

幕下 池上彰    手嶋龍一

幕下 岩上安身   石丸伸二

幕下 神保哲生   宮台真司

幕下 神谷宗幣   韓鶴子

幕下 田母神俊雄  鶴保庸介

幕下 橋下徹    野田聖子

幕下 三橋貴明   橋本聖子

幕下 三浦瑠麗   阿比留瑠比

幕下 三原じゅん子 シャドウ岩橋

幕下 武見敬三   自見英子

幕下 不破哲三   古賀誠

下 二階伸康   前原誠司

幕下 木原誠二   千原せいじ

幕下 松原耕二   百田尚樹

幕下 松井一郎   村上春樹

幕下 山本一太   岡田直樹

幕下 舛添要一   猪瀬直樹

幕下 徳永信一   初鹿野弘樹

幕下 福永活也   内田樹

幕下 岡田克也   八代英輝

幕下 橋口かずや  苫米地英人

幕下 榛葉賀津也  鈴木大地

幕下 前田万葉   鈴木直道

幕下 枝野幸男   鈴木貴子

幕下 日枝久    佐藤正久

幕下 執行草舟   孫正義

幕下 木村草太   石平

幕下 馬淵澄夫   石井孝明

幕下 馬場伸幸   石原伸晃

幕下 音喜多駿   石丸幸人

幕下 宮崎駿    石戸諭

幕下 北村晴男   有村治子

幕下 平野雨   有田芳生

幕下 平沢勝栄   嘉田由紀子

幕下 加藤勝信   小野田紀美


三段目 勝間和代  大田弘子

三段目 薬師寺道代 太田房江

三段目 羽賀ヒカル 太田光

三段目 野元裕  大谷光淳

三段目 大村秀章  大谷暢裕

三段目 津田大介  大谷昭宏

三段目 朝堂院大覚 中田宏

三段目 中田敦彦  中川宏昌

三段目 中谷元   中曽根弘文

三段目 中条きよし 鮫島浩 

三段目 竹中平蔵  吉村洋文

三段目 山中竹春  福島正洋

三段目 姜尚中   義家弘介

三段目 世良公則  世耕弘成

三段目 岸信千世  岸博幸

三段目 岸口実   原口一博

三段目 新田哲史  上脇博之

三段目 新浪剛史  三木谷浩史

三段目 養老孟司  安藤裕

三段目 森健人   馳浩

三段目 森下千里  森屋宏

三段目 森喜朗   森山裕

三段目 森康子   森内浩幸

三段目 森まさこ  宮沢孝幸

三段目 我那覇真子 与国秀幸

三段目 忽那賢志  東国原英夫

三段目 西岡力   岡秀昭

三段目 福岡政行  尾身茂

三段目 井上正康  中曽根康隆

三段目 上昌広   足立康史

三段目 上念司   安達悠司

三段目 下地幹郎  西田昌司

三段目 下村博文  西村康稔

三段目 木村太郎  反町理

三段目 杉村太蔵  鈴木敦

三段目 藤村晃子  茂木敏充

三段目 吉村作治  吉野敏明

三段目 有吉弘行  芳野友子

三段目 北野武   南部智子

三段目 北野裕子  安藤優子

三段目 安野貴博  松野明美 

三段目 松野博一  畝本直美

三段目 松あきら  松島みどり

三段目 安倍昭恵  松田学

三段目 安積明子  岩田明子

三段目 安住淳   牛田茉友

三段目 ASKA           YOSHIKI

三段目 GACKT    ガーシー

以下省略(敬称略)


219「現代はまだ前近代なのか」海野利秋





2025.6.30 MHK
日本社会と人心を蹂躙し、明治大日本帝国憲法の
復活を試みる参政党。これを機に似非保守主義者
全員が同党に結集すればよい。これまたリトマス。

以下参考
日本国憲法・国民主権否定、天皇に統治権をと謳う。
カール・シュミット『憲法論』(みすず書房、1974)

当講座記事NO.300、311、397から
佐藤章さんの解説
憲法記念日に相応しい気合いが入った涙の核心憲法解説

鈴木安蔵憲法草案要綱」起草 (1945.12.26 官邸提出)
ジョン・ロック. ジャンジャック・ルソーの思想が源泉
統治二論ジョン・ロック著
人間悟性論ジョン・ロック著
社会契約論ジャンジャック・ルソー著
エミールジャンジャック・ルソー著
 カントの散歩を忘れさせた書

鳥尾鶴代

 陰の功労者 

憲法は、「国民が天皇、摂政、政府、国務大臣、政治家、
裁判官その他の公務員に対して突き付ける命令書」である。
金森徳次郎 戦後吉田内閣の憲法担当国務大臣
日本国憲法第54条第2項
衆議院が解散されたときは、参議院は、同時に閉会となる。
但し、内閣は、国に緊急の必要があるときは、参議院の緊
急集会を求めることができる。
日本国憲法第99条
天皇又は摂政及び国務大臣、国会議員、裁判官その他の公
務員は、この憲法を尊重し擁護する義務を負う。


      長谷部恭男解説
    (岩波文庫、2019)

神谷氏の吝嗇漢、女性観、社会姿勢、人間性を表出させる
神谷氏の異常な吝嗇、金への執着がいずれ氏を失脚させる
籠池泰典氏
「純真な心に不純なものが混じってしまったのではないか」
   籠池氏自身と菅野氏への言葉であるとも受け止められる





2025.6.30 北日本放送、高岡市長選










2025.7.2 佐藤章さん
石破首相は選挙後即解散総選挙を
考えているのではないのだろうか











2025.7.4 kyouseiさん
当講座記事NO.319から
    光一刀土俵入り 駒形萌絵しがねえ姿の手数入り  
  駒形茂兵衛から駒形の姓を贈られ駒形萌絵となる
   ワタシには露払いに米軍、太刀持ちにトランプが
  つきました。鬼に金棒です」2025.7.3八王子署前

参考
当講座記事NO.367、373から
2024.11.30 木偶乃坊写楽斎さん撮影
落葉した大公孫樹の梢に鳶が一羽止まる

 花も実もない 枯れ木の枝に
 とまる鳥こそ おわら 真の鳥

 八尾娘の お蔦の唄に
 むせぶ茂兵衛の おわら 土俵入り
  [剣司作]

 お蔦あみ笠 背に投げかけて
 越中八尾の おわら 風の盆
  [長谷川伸作]

 受けた情けを この三味の音に
 返すお蔦の おわら おわら節

 蛍とびかう 八尾の里に
 唄うお蔦の おわら 恩おくり
(越中おわら節歌詩 当講座記事NO.224より)
止まり枝のとんびに贈る歌
松本市出身

受人滴水之恩 当以湧泉相報
一滴の水の恩に湧き出る泉をもって報いん
受けた恩は石に刻み懸けた情けは水に注ぐ
自由と平和への歴史的飛翔
Flying For Real Freedom And Peace

「もうつくり話はつくりたくない。嘘もつきたくない。
 これからはただ正直に、そして社会正義に生きたい」
 彼女の目が爽やかに澄みきるようになるよういのる

   正義の何たるかを知りながら何故特定の嘘をつけるか。
   しかしながら深田氏の語る一部の正義には真実がある。
  「日本国憲法を守り、改憲を謀る統一協会と戦います」
 深田氏の書いた原稿をそのまま読んでいる
 読み合わせの練習不足がもろ露呈している
 無所属連合ではなく有所属連合ではないか
 深田萌絵化したアニー山尾志桜里

 



2025.7.5 kyouseiさん
当講座記事NO.319から

2025.7.2 チェン・スウリーさん解説・考察
「成り上がりと失墜の人生」
-貴族社会とイギリスの戦争を壮麗に描く-





2025.7.5 佐藤章さん
自公過半数割れによる自公立憲の大連立
野田佳彦政権では現石破茂政権をも凌ぐ
財務省べったり政権となり話にならない。
最悪政権でも財務省から独立した政権を
創れるかどうか政治家の力量が問われる。





2025.7.6 kyouseiさん
当講座記事NO.319から

2024.10.23 チェン・スウリーさん解説・考察




2025.7.6 読売新聞

205.7.9 森哲子事務所、文芸評論家・山崎行太郎さん





2025.7.7 木偶乃坊写楽斎さん撮影
きょうの大公孫樹  植樹681年  氷見市
国指定天然記念物  1926年指定 
四方から見た大公孫樹





2025.7.7 kyouseiさん
当講座記事NO.319から
学びから解放される苦しみ





大日本帝国憲法をかかげ大日本帝国の復活をはかる
神谷代表の言動は日本国憲法違反かつ内乱罪であり、
現憲法に照らせば選挙権も被選挙権も与えられない。
満州清和会統一協会安倍晋三支持者が参政党を支持。
思わぬ急激な支持拡大に神谷も右往左往するばかり。
きっとどこの誰かが同党に票を集めているのだろう。
参院で参政党の議席が増えても国民民主の二の舞い。

2025.7.7 佐藤章さん
 さや参院選東京選挙区候補への突撃取材映像あり。
 取材を遮る三橋貴明氏、憲法案を聞かれたくない。
さや候補の異様なボディガードと化した三橋貴明氏
右翼の街宣のほうがまだまし。大川周明も怒ってる。
漫画政治の現象化に三橋どうしていいか分からない。

参考
日本国憲法・国民主権否定、天皇に統治権をと謳う。
カール・シュミット『憲法論』(みすず書房、1974)

神谷氏の吝嗇漢、女性観、社会姿勢、人間性を表出させる
神谷氏の異常な吝嗇、金への執着がいずれ氏を失脚させる
籠池泰典氏
「純真な心に不純なものが混じってしまったのではないか」
   籠池氏自身と菅野氏への言葉であるとも受け止められる





2025.7.8 佐藤章さん
取材映像あり
佐藤さん、神谷代表の天敵となる 逃げる参政党
まわりの記者のレベルも低すぎる、記者魂が皆無  
東京でさや氏取材中に再び三橋貴明氏が取材妨害
さや氏の対応もおかしい、自身の意思がないのか
さや氏は本名扇清香、三橋T∨にレギュラー出演
歌手さやはなぜに三橋や神谷宗幣に近づいたのか
参政党の候補者はただの頭数としか思われてない
神谷・三橋氏は楠木正成になったつもりでないか
 ここにも正成公が  当講座記事NO.401、393、390から





2025.7.8 木偶乃坊写楽斎さん撮影
きょうの大公孫樹
撮影者コメント
「同じ木なのに枝ぶりも葉の色も違う、
 右の枝には銀杏がない、なぜなのか」





2025.7.9 北國新聞
当講座記事NO.327から


     



2025.7.9 佐藤章さん
佐藤さん、神谷宗幣参政党褒め殺し作戦に転換か
万一にでも神谷宗幣・小泉進次郎・野田佳彦氏が
首相になった日には、日本社会の崩壊を意味する。
まだそこまで国会議員は腐っていないと思われる。
 「国家、天皇に主権を」
 「日本のお母さんです」

参考
2024.8.27 チェン・スウリーさん解説・考察
 「人生はキャバレーみたいなもの」





2025.7.10 kyouseiさん
当講座記事NO.319から





2025.7.10 佐藤章さん
日本国憲法成立過程、天皇とマッカーサーの思惑、
参院選後の状況分析、参政党の動向など詳細解説。

運のいいことに鶴保氏政治姿勢が同氏発言で湧出
運のいい鶴保・カメレオン神谷氏は即政界引退を





2025.7.11 kyouseiさん
当講座記事NO.319から
2025.7.11  比美乃江公園  氷見市
木偶乃坊写楽斎さん撮影





2025.7.12 kyouseiさん
当講座記事NO.319から
2025.7.12  行田池傍の青葉のモミジ  氷見市
撮影者・木偶乃坊写楽斎さんお気に入りの樹





2025.7.13 木偶乃坊写楽斎さん撮影
きょうの大公孫樹  樹齢1344年  
国指定天然記念物  1926年指定

参考
2024.9.10 チェン・スウリーさん解説・考察
カネとコネにモノを言わす政治の世界を
あぶりだす「フィクションの力」の凄さ
田宮二郎永遠のライバル仲代達矢92歳の舞台
当講座記事NO.327、404から
2025.6.7 産経新聞





2025.7.14 木偶乃坊写楽斎さん撮影
きょうの大公孫樹
この巨木を必死に支える





2025.7.14 佐藤章さん
木村草太憲法学者は参政党憲法案を批判せよ
取材映像あり戦前回帰参政党との違いを語る
消費税廃止、経団連・資本家・自民党を批判
核廃絶・米軍・自衛隊・国連敵国条例に言及
参考





2025.7.15 木偶乃坊写楽斎さん撮影
きょうの大公孫樹
昨夜の風雨で地に落ちた実と密集して成る実



2025.7.15 佐藤章さん、記者魂に火が燈る
小川淳也立憲幹事長に取材   取材映像あり
参考
石破首相には反動勢力を参政党に集め己が身を切って
政権・政界刷新を謀る意図があるのではないだろうか

当講座記事NO.384から
2025.3.8 佐藤章さん、独自ダネ
財務省ベッタリ野田佳彦代表では当然の傾向であり、
この分裂の兆しはかなりいい傾向にあると思われる。
消費税増税派と消費税減税派に訣れ分裂すればよい。
かつ、この分裂は与野党問わず全議員が個人として
考えるべきである。即ち増税党と減税党に再編して
それぞれの議員がその党に移籍すればすっきりする。
増税党は財務省言いなりの増税・改憲・戦争屋勢力、
減税党は政治主導による減税・護憲・戦争否定勢力
として国民に信を問えばいい。この与野党二大勢力
によって国会議論が活発化していく。これくらいの
ことをしないと前近代政治を脱することはできない。
議員個人としての力量が試される時代になってきた。
この傾向は世界の政治もそうなってきたからである。
                (当講座編集人)

当講座記事NO.369から
2024.11.16 佐藤章さん
衆院予算委員長に立憲の安住淳を抜擢した自民幹事長の
森山裕は国対委員長時代から安住とは大の仲良しであり、
両者で来夏衆参ダブル選挙に向け自民立憲の大連立画策。
立憲からはこの安住ほか野田佳彦、岡田克也、枝野幸男、
玄葉光一郎ら70人ほどが財務省、厚労省を後ろ盾に参加、
自民野田派として野田政権めざし増税、中小企業潰しを
自民宏池会と組んで企てるとの佐藤さんの読みであるが、
これには石破茂首相が歯を食いしばって予期せぬ真骨頂、
底力を見せ立憲幹事長の小川淳也や小沢一郎、れいわの
大石晃子、山本太郎さらに岩屋毅や水面下腹中力を発揮
する岸田文雄と組んで、これに共産、社民が閣外協力し、
財務・厚労官僚と対峙する減税路線・国民主権の新しい
日本憲政史上初の小川淳也護憲政権を打ち立てると見る。
                  (当講座編集人)
  百術不如一誠 一筋真心天動
   「オレの腹中は消費税廃止だ」


当講座記事NO.373から
石破茂、石橋湛山を模範とする内閣を模索
2024.12.7 毎日新聞
2024.11.29 毎日新聞
  いずれここに小沢一郎、山本太郎も集合
  或いはここが小沢一郎に結集するのでは

2023.7.5 東洋経済オンライン

2023.1.16 日経bookplus

全方位外交めざす石破内閣
演説最後に石橋湛山に言及


当講座記事NO.362から
2024.9.24 10:08 共同通信
自民総裁がだれになっても政権交代・新編の展望が開く
当講座記事NO.300、338、348から 
JBpress 2023.12.12付記事 
小川淳也衆院議員が語る
  小川淳也著『日本改革原案
  2050年 成熟国家への道』
 (光文社、2014)
『日本改革原案 2050年 
 競争力ある福祉国家へ』
(河出書房新社、2023.10)

大島新さんと中原一歩さんとの対談
小川さんは「使命」を「欲」と言い
換えている。謙虚な人柄のあらわれ。
時代の要請、「庶民宰相」をめざせ。


小川淳也に贈る歌




2025.7.15 チェン・スウリーさん解説・考察
恩師との出会い

日本最高演技俳優
当講座記事NO.359から





2025.7.16 佐藤章さん
サルサ岩渕さんと対談





2025.7.17 kyouseiさん
当講座記事NO.319から





2025.7.17 佐藤章さん
いずれの予測にあっても次期総理が誰になっても
現石破茂政権以上のものではない。石破が掲げる
石橋湛山を模範とする新政権を誕生させる以外に
まともな現日本社会を刷新することにはならない。
まず石破が続投し石橋理念に賛同する岸田文雄や
小沢一郎らの協力のもとに満州清和会統一協会派
議員を排除して新たな連立政権を構築するとみる。
                                                    (当講座編集人)

参考
当講座記事NO.300、2023.7.8の記事から





2025.7.17 佐藤章さん
現憲法を根底から否定する参政党憲法案を再び解説

参考
日本国憲法・国民主権否定、天皇に統治権をと謳う。
カール・シュミット『憲法論』(みすず書房、1974)

当講座記事NO.300、311、397から
佐藤章さんの解説
憲法記念日に相応しい気合いが入った涙の核心憲法解説

鈴木安蔵憲法草案要綱」起草 (1945.12.26 官邸提出)
ジョン・ロック. ジャンジャック・ルソーの思想が源泉
統治二論ジョン・ロック著
人間悟性論ジョン・ロック著
社会契約論ジャンジャック・ルソー著
エミールジャンジャック・ルソー著
 カントの散歩を忘れさせた書

鳥尾鶴代

 陰の功労者 

憲法は、「国民が天皇、摂政、政府、国務大臣、政治家、
裁判官その他の公務員に対して突き付ける命令書」である。
金森徳次郎 戦後吉田内閣の憲法担当国務大臣
日本国憲法第54条第2項
衆議院が解散されたときは、参議院は、同時に閉会となる。
但し、内閣は、国に緊急の必要があるときは、参議院の緊
急集会を求めることができる。
日本国憲法第99条
天皇又は摂政及び国務大臣、国会議員、裁判官その他の公
務員は、この憲法を尊重し擁護する義務を負う。

      長谷部恭男解説
    (岩波文庫、2019)





2025.7.18 kyouseiさん
当講座記事NO.319から






2025.7.18 スポーツ報知
1989.5.10 日本人女性初の北極点到達
森山啓自宅近くの白山市加賀笠間駅
『非行少女』ラストシーン撮影場所

世界最高演技俳優





2025.7.18 朝鮮日報
神谷宗幣氏もショックを受ける韓国報道。
すべてがカネのみ・カネ中心で動く団体。
文鮮明も韓鶴子もこの世の覇王になれず。
参政党参院選獲得票の結果にかかわらず、
満州電通清和会創価笹川安倍派にとどめ。

石破茂首相に石破政治をさせないために、
財務省経団連メデイアなどが必死である。
統一協会生き残りのため参政党ブームを
電通演出でひきおこすことに成功したが、
他の政治家にはない政治哲学理念を持つ
石破はしたたかにこの奸計を覆すとみる。
そもそも石破を評価せずして石破を蔑み
石破の志にも及ばない政権を嬉々として
予想する専門家の見識はいかがなものか。
彼ら諸氏こそ如何なる社会を願っている。
             (当講座編集人)

2025.7.18 ハンギョレ新聞


以下参考
当講座記事NO.348から
石破茂の原点はここにあった
地元鳥取県八頭町和多理神社で並々ならぬ決意を語る
祭神 佐留陀毘古
   進次郎が総理だなんて世も末だよあほらしい
   「ミャクミャク」総理じゃ政治をなめてるよ


2025.4.29 SU channel

 天正宮  「マザームーン」こと韓鶴子氏が住まう





2025.7.19 ハンギョレ新聞
  京畿道加平郡雪岳面の天苑宮前の様子  2025.7.18





「自分ファースト」の参政党の勢いはここまでである
自民立憲による非統一協会派議員による大連立の予感
岸田文雄は色気を出さずに石破茂を支えるべきである















2025.7.21 佐藤章さん
石破はやりたいことをやれ、まず森山裕を切れ
消費税減税政策を打ち出して財務省と対決せよ
財務省・財界・自民党一体化の政界を再編せよ

消滅せざるをえない幻の道を歩む外ない参政党
さや氏の語る田母神俊雄受け売りの超核武装論
国民主権否定の人間集団が議員となる不可思議
 ジョージ・F・ケナン著
 『核の迷妄』
 (社会思想社、1948)





2025.7.22 佐藤章さん
同党は今年5億1600万円の政党助成金を得ている。
政党助成金の目的は民主政治の健全な発展である。
現憲法のもとかような国家をめざす政党の存在が
許されるはずがない。同党が目的を成就するには
極右反動革命かクーデターでしかないはずである。
同党は国民の人心の荒廃を推進していると思える。
表情が皆一律の参政党議員
佐藤章さんに質問をさせず


丸山眞男『超国家主義の論理と心理』





2025.7.22 kyouseiさん
当講座記事NO.319から

参考
2025.4.23

2025.3.17 
  カトリーヌ・マラブー著
『ヘーゲルの未来
 可塑性・時間性、弁証法』
 西山雄二訳
(未来社、2005)
 カトリーヌ・マラブー著
『泥棒! アナキズムと哲学』
(青土社、2024.7





2025.7.23 NHK





2025.7.23 佐藤章さん

次期首相に小泉進次郎、高市早苗、野田佳彦、
玉木雄一郎、神谷宗幣などだれがなろうとも
石破茂以上のものではない。石破が挑戦した
裏金統一協会派議員の排除、財務省べったり
政治姿勢からの転換、対米追従からの脱却が、
このまま石破退陣となればすべてが無に帰し
元の木阿弥の統一協会政権に先祖返りとなる。
日本社会にとり本当にこれでいいのかどうか、
政治家経済人メディア人学者専門家を称する
すべての御仁が一人ひとりいま問われるべき。
いっそこのまま総選挙を挙行し石破が腹中の
一切を吐露して国民に信を問うたらいかがか。
石破の真骨頂を見せる場がついに来たようだ。
                   (当講座編集人)





2025.7.23 佐藤章さん
参政党ウオッチャーとなる
司会役とその取り巻きの異常横暴性、品性のなさ
その映像あり
参政党憲法草案を創った安達悠司新参議も逃げる
憲法の基本理念、歴史性などまったく眼中にない

参考

安達氏は「個人の権利、基本的人権よりも公共の
福祉が優先である。公共の福祉の範囲内で基本的
人権が認められるのである。その公共の福祉とは
何かという定義が日本国憲法には書かれていない
ので、この公共の福祉具体化を草案第三章以下に
書いた」と語るのだが、国民の権利、基本的人権、
自由を守り育てることよりも制限することに力を
入れる根拠を語らない。筋肉弁護士の質問も緩い。
そもそも公共の福祉概念の学びさえ感じられない。
個人の自由を束縛し戦争の準備をするための憲法
草案といってもいい。憲法草案者にも自由がない。
さらにいえば日本国民に対する「愛情」さえない。
もっといえばプラトンの『国家』にも近づけない。
                     (当講座編集人)
ソクラテスは、本を書かない。
書いたのは、プラトンである。
心を開いて通わせて対話する。
生きた智慧が互いに飛び交う。

2025.5.26 kyouseiさん

2025.5.29 岩永直子さん






2025.7.24 佐藤章さん





2025.7.24 kyouseiさん
当講座記事NO.319から

以下参考
2025.6.3・4

〈小社推薦論文〉

    松永知子さん(金沢大学4年)卒業論文

 

カントの幸福論

 カント『純粋理性批判』(1781年)

〈小社推薦図書〉  
 
   岩崎武雄著『正しく考えるために』
 (講談社現代新書、1972)

 岩崎武雄著『辯證法 -その批判と展開-』
 (東大学術叢書、1954)
  西田哲学批判
  マルクス主義哲学批判
  ヘーゲルの弁証法
  キェルケゴールの弁証法
  存在の弁証法
  認識の弁証法
  自覚の弁証法
  「弁証法は現在では一般に矛盾の論理すなわち
   形式論理学に言う矛盾律を否定する全く新し
   い論理として考えられているが、実はここに
   われわれの検討すべき根本的な点が存在して
   いるのではないかと思うのである。」
  「弁証法論者達がこの点を全く看過してひたす
   ら弁証法を以て全然矛盾律を否定する新しい
   論理であると考え、これこそ一切の問題を解
   決する強力な論理であるとなしているのは極
   めて非哲学的な態度であると言わねばならな
   い。」


2025.4.24 
  チャールズ・パース著
『現象学
(勁草書房、1985)
米盛裕二著『アブダクション
 仮説と発見の論理』
(勁草書房、2007)

2023.12.30 
「新しい理論があらわれると、まず、不合理だ
いって攻撃される。次に、それは真理だと認めら
れるが、わかり切ったことで取るに足らないこと
だといわれる。最後に、それはきわめて重要なも
のになって、初めにそれに反対した人々も、その
理論は自分たちが発見したのだといい張るまでに
なってくる。」

ジェームズ氏の言われるとおりではあるが、
普遍性あるものであれば、そのような形で
広められることが普遍性や普遍性に近いこ
との証左となり、むしろ喜ぶべきことでは。
結果に貢献できればそれでよいと考えるが。
広めている人や広められている人の人間性
が問われるにしても。   (当講座編集人)





2025.7.25 kyouseiさん
当講座記事NO.319から

参考





2025.7.25 筋肉弁護士
石破からデモ参加者に感謝の言葉届く
野口なかお府中市義(れいわ)も参加
的確な現場取材、ファシズムへの危機
本来ならマスコミ各社がデモの主催を
現憲法施行以来初めてのまともなデモ

石破茂は自らの政治理念、政治信条を
公表し、賛同する議員によって内閣を
再編すればよい。賛同できない議員は
神谷宗幣と心をいつにする証左となる。

2025.7.25 ダイヤモンド・オンライン
トランプも石破をアシストか





2025.7.25 佐藤章さん
政党助成法に違反する参政党になぜ交付金が
小林多喜二   ハチ公、安藤昌益、上原敏と同郷

かもめの啼く音に ふと目をさまし 
あれが蝦夷地の 山かいな

忍路高島 およびもないが 
せめて歌棄 磯谷まで




当講座記事NO.311から
〈小社推薦図書〉

辻野弥生著『福田村事件

-関東大震災・知られざる悲劇』

(五月書房新社・2023.6)

  

福田村事件





2025.7.25 田中宇の国際ニュース解説
今度はイスラエルと中国の戦いになるのか。
いずれにしても人の命をなんと思っている。
2025.7.25 田中宇の国際ニュース解説
今度はイスラエルと中国の戦いになるのか。
いずれにしても人の命をなんと思っている。
参考





2025.7.26・27・28 kyouseiさん
当講座記事NO.319から
「運命がとりわけ過酷であったり、無慈悲
な自然が調達を惜しんだために、この善い
意思が自らの意図を貫徹する能力をまった
く欠くとしても、つまり善い意が最大の
努力を払ってもこの意思によってなにごと
も成就せず、ただ善い意のみが残るとし
ても、この善い意はあたかも宝石のよう
に、自らの全価値をおのれ自身のうちにも
つものとして、それだけで光り輝くであろ
う」(カント)




2025.7.27 森哲子事務所 
文芸評論家・山崎行太郎さん
真なる保守主義者は「保守とは何か」を
語らない。議論したり理論化などしない。
ゆめラジオ、藤岡信勝など話にならない。





2025.7.28 佐藤章さん、望月衣塑子さんと対談

参考
2024.7.19 当講座記事348から
軍国少年少女の演説  教育映画『戦ふ少国民』
1944電通製作  国民皆兵教育
戦後、校長はじめ教員はその後どうしたのだろうか
国家の要請に応える姿勢、体質だけは一貫している
 「ススメ ススメ ヘイタイ ススメ」

ヒトラーの演説 全独生中継  同全編ゲッベルス登場
首相就任演説  1933.2.10  ベルリン・スポーツ宮殿
実質ヨーゼフ・ゲッベルス内閣だったのではないか
スピーチ原稿はゲッベルスが作成したものと思える

チャップリンの演説  1940.10.15米初公開  全世界配信
  Hannah! Can you hear me?


岩波ホール・高野悦子さんが推奨の「重厚さ」

青と黄の対比


2024.8.27 チェン・スウリーさん解説・考察
 「人生はキャバレーみたいなもの」





2025.7.29 チェン・スウリーさん
 チェン・スウリー詩集
『カフェデリコ・カフェリーニ』
(東京ヱレガントス、2012)





2025.7.29 日本ジャーナリスト会議





2025.7.29 佐藤章さん
赤心報国 偽りなき真心で日本国のため全力を尽くす
石破以上に国の行末を考えている自民議員はいない。
参院選敗北の原因議員が石破降ろしをしている異常。
抑無能進次郎や高市の名が出てくること自体が異常。
石破は内外に向け歴代首相以上の80年談話を発せよ。
推赤心置人腹中





2025.7.29 長谷川良品さん

参考 当講座記事NO.416から
長年金沢にいながら行ったことのないところばかり
観光と産業がいっしょくたになっていいはずがない。
旅人がその土地に触れた瞬間、その土地の人の姿を
見た瞬間、その土地の人と話した瞬間、旅人の心と
その土地とその土地の人の心に、同時共通の温かい
風が吹くかどうか旅や観光なるものの醍醐味である。





2025.7.30 佐藤章さん
根本良輔さんと対談
神谷の吝嗇漢と虚像が浮かび上がる
それにしても各党衆参候補者選びは、
あまりにも安易で杜撰すぎるのでは。
政治と芸事を混同、同一視している。
頭数だけ揃えればいいものではない。
こうなったら政党がないほうがいい。





2025.7.31 女性自身
記者自ら名をなのり斎藤元彦兵庫県知事に質問
質問を受けた斎藤元彦兵庫県知事はこれまでの
一貫した姿勢を崩さずに反省も謝罪もない答弁。
こんなことがいつまでも通る社会ではいつまで
たっても社会や県政がまともに前には進まない。
自身も含めて人心の荒廃が益々酷くなることに
気づかぬ知事。周りの記者は何をしていたのか。
 16分 40秒すぎから池畑真衣記者が質問
西の斎藤東の神谷が人心の荒廃を招く
西の坂田と東の関根の足元にも及ばない
   遊び場に命を懸ける坂田三吉と関根金次郎(左)
   中央に十二世名人の小野五平





2025.7.31 佐藤章さん
参政党の組織づくりとカネ集め
森友学園とアムウェイから学ぶ
政治劣化と人心荒廃をモノ語る
川裕一郎(元金沢市議、元石川県議)
何故か金沢市内に親戚が多く市議時代
(当時民主党)トップ当選をしている。





2025.8.1 週刊金曜日、石橋学神奈川新聞記者
2025.7.24 新聞労連定期大会で語る石橋学記者






2025.8.1・2 kyouseiさん
当講座記事NO.319から
いかにしたらそのような判断力を持てるか


参考





2025.8.2 田中宇の国際ニュース解説
田中氏には虐殺されるガザ市民の視点が欠けている





2025.8.3 日刊スポーツ

参考
2023.7.13 さや・葛城奈海・佐波優子氏対談
徴兵制を推奨する俄か仕込みをしたさや氏。
有名人になりたいという自己欲求に政治を
利用して成功したさや氏に茨の道が近づく。
勉強した場所が間違ったでは済まされない。





2025.8.4 時事通信
 遠山茂樹・今井精一・藤原彰著
 『昭和史 新版』(岩波新書、1959)





2025.8.5 朝日新聞
 AfD(ドイツのための選択肢)は参政党と
共通の政治理念・政治活動ではないはずだ。
ナチズムを標榜する参政党と握手している
ようでは勘違いも甚だしくこの先が知れる。
この癒着関係を公然と引き継ぐ神谷参政党





2025.8.5 日刊スポーツ
「近朱必赤近墨必緇」(晋、傅玄、太子少傅箴)
 シュにちかづけば かならず あかく 
 ボクにちかづけば かならず くろし
      (大修館書店『新版 漢語林』)


石破首相には反動勢力を参政党に集め己が身を切って
政権・政界刷新を謀る意図があるのではないだろうか

当講座記事NO.384から
2025.3.8 佐藤章さん、独自ダネ
財務省ベッタリ野田佳彦代表では当然の傾向であり、
この分裂の兆しはかなりいい傾向にあると思われる。
消費税増税派と消費税減税派に訣れ分裂すればよい。
かつ、この分裂は与野党問わず全議員が個人として
考えるべきである。即ち増税党と減税党に再編して
それぞれの議員がその党に移籍すればすっきりする。
増税党は財務省言いなりの増税・改憲・戦争屋勢力、
減税党は政治主導による減税・護憲・戦争否定勢力
として国民に信を問えばいい。この与野党二大勢力
によって国会議論が活発化していく。これくらいの
ことをしないと前近代政治を脱することはできない。
議員個人としての力量が試される時代になってきた。
この傾向は世界の政治もそうなってきたからである。
                (当講座編集人)

当講座記事NO.369から
2024.11.16 佐藤章さん
衆院予算委員長に立憲の安住淳を抜擢した自民幹事長の
森山裕は国対委員長時代から安住とは大の仲良しであり、
両者で来夏衆参ダブル選挙に向け自民立憲の大連立画策。
立憲からはこの安住ほか野田佳彦、岡田克也、枝野幸男、
玄葉光一郎ら70人ほどが財務省、厚労省を後ろ盾に参加、
自民野田派として野田政権めざし増税、中小企業潰しを
自民宏池会と組んで企てるとの佐藤さんの読みであるが、
これには石破茂首相が歯を食いしばって予期せぬ真骨頂、
底力を見せ立憲幹事長の小川淳也や小沢一郎、れいわの
大石晃子、山本太郎さらに岩屋毅や水面下腹中力を発揮
する岸田文雄と組んで、これに共産、社民が閣外協力し、
財務・厚労官僚と対峙する減税路線・国民主権の新しい
日本憲政史上初の小川淳也護憲政権を打ち立てると見る。
                  (当講座編集人)

当講座記事NO.373から
石破茂、石橋湛山を模範とする内閣を模索
2024.12.7 毎日新聞
2024.11.29 毎日新聞
  いずれここに小沢一郎、山本太郎も集合
  或いはここが小沢一郎に結集するのでは

2023.7.5 東洋経済オンライン

2023.1.16 日経bookplus

全方位外交めざす石破内閣
演説最後に石橋湛山に言及





2025.8.6 中国新聞
「核戦争のない世界」「核兵器のない世界」
「恒久平和の実現に全力を尽くします。

太き骨は先生ならむそのそばに小さきあたまの骨あつまれり
太き骨は先生ならむそのそばに小さきあたまの骨あつまれり


   「国守りて山河なし」
   「核武装つばものどものなれのはて」

参考










2025.8.7 kyouseiさん
当講座記事NO.319から
新しい価値の創造
「芸術はその本質が理解されたとき
 人類全体のものになる」






2025.8.8 日経新聞、自民両院議員総会
石破の決意固し





石破続投の成果
2025.8.8 日本テレビ

参考
当講座記事NO.380から
学生時代、大学の大先輩・奥田敬和衆議の秘書となり、
政治家を志した。
竹内英明さんの座右の銘
受人滴水之恩 当以湧泉相報
受恩刻石 懸情流水
一滴の水の恩に湧き出る泉をもって報いん
受けた恩は石に刻み懸けた情けは水に注ぐ

当講座記事NO.328、374から
石川県石川郡美川町(現白山市)出身政治家
座右の銘
「困っている人々のためにこそ、
 政治が光を当てねばならない」
「強い力を削いで弱い方へ回す、
 ハンディキャップを埋めるのが
 政治だ」

当講座記事NO.274から
死者の願い
阿部信幾さん

竹内英明さんに贈る歌
当講座記事NO.344から

志なき政治家の行方
斎藤元彦兵庫県知事の定例記者会見の受け答えを
聞く限り、知事の政治理念は統一協会、創価学会
と同じであり、かつ、知事が頼りにしているのは、
自民党清和会、高市一派、公明、国民民主、維新、
N国、参政、日本保守、ネトウヨ、石丸らである。
逮捕や裁判を怖れる虚偽答弁の繰り返しでもある。
すなわち県民の幸福のための政治には眼中にない。
無能政治家との誹りを受け胸中苦しいはずである。
かような政治はいつまでも続くものではありえず、
予想外の形で政治刷新が行われる。その時は近い。
斎藤知事が救われる道は事実の把握と謝罪である。
               (当講座編集人)

2025.2.22 佐藤章さん
維新の組織ぐるみの不正選挙であった。
斎藤元彦、増山誠、岸口実、白井孝明、
立花孝志各氏の政治家としての在り方、
資質、責任、社会倫理、人間性を問う。

森奥戦争の残滓
維新は兵庫県知事選挙で斎藤元彦前知事をどうしても
当選させたくて立花孝志氏にニセ情報を渡し拡散させ、
さらに維新所属参議院議員の清水貴之氏を同知事選に
カモフラージュ立候補させて清水氏の獲得見込み票を
斎藤氏に回した。
このような選挙戦術を指し図したのは森喜朗元総理で
あると私は見ている。それは私がこれまで石川県内で
行われた数々の市町村長・議会議員選挙等を見聞した
経験からモリモリ戦術(森茂喜根上町長・森喜朗親子
が編み出した作戦)と勝手に名づけているものである。
また、この兵庫県知事選挙でも森奥戦争(森喜朗氏と
奥田敬和氏の勢力争い)の影や残滓を感じるのである。
大阪万博の利権など維新にとってどうしても斎藤氏に
知事になってもらわなければ困る選挙だったのである。
                 (当講座編集人)

「オレたちだけが何で濡れ衣着なきゃならないんだ」
 左から増山誠、岸口実、白井孝明各氏肉弾三兄弟
 日本の政治・社会・人倫を歪める非情非論理発言 
「維新は兵庫県知事選で本来ならば清水貴之候補を
 応援しなければならない立場なのになぜ貴方達は
 斎藤元彦候補を応援したのか」という質問は出ず。
 維新はこの会見に偽記者を会場に入れ発言させた。

 左から東徹、岩谷良平、金子道仁各氏若頭若頭補佐
「三人も身代わり差し出しましたからお手柔らかく」
 東徹氏は一言も発せず。「岸口たち、許してくれ」

「知事選中、三県議が他党の立花孝志氏に情報遺漏
 提供したのは貴党の要請、指示、意向だったのか」
「知事選で三県議が清水貴之氏でなく斎藤元彦氏を
 応援したのは貴党の要請、指示、意向だったのか」
「知事選中、情報遺漏提供三県議の増山誠氏が終始
 一貫して斎藤元彦氏を応援していた事実説明せよ」
 という質疑応答はなし。維新女性議員出席もなし。

悲しきコマ
この人物の精神構造はいったいどうなっているのか
マインドコントロールで人を死に追い込む術を熟知
大阪湾を流転する立花氏に贈る歌
          日本が世界に誇る楽器
          タイプライタから考案










2025.8.9 木偶乃坊写楽斎さん撮影
夏の立山・劔岳・虻ヶ島・富山湾

参考
   立山、劔岳、虻ヶ島、鳥、色、紫雲、富山湾
   上杉謙信、菅原道真、大伴家持も欲した景色
   鳥の位置が立山頂上、世界で三ヶ処の海越景
    2023.2.22  氷見市  木偶乃坊写楽斎さん撮影





2025.8.10 朝日新聞
主催者の高野連、朝日・毎日新聞や学校長、教頭、
部長、監督、コーチ、部先輩、教育委員会、選手
父兄らの責任は重い。高野連はいったん解体して、
甲子園大会もいったん中止すべきだ。この事件を
大いなる教訓、奇貨として、スポーツとは何かを
問い直し、スポーツの在り方、スポーツの精神を
考え直す以外に全人が救われる道がみいだせない。
偽物感動の創出と押しつけも大いに反省すべきだ。
青光りする栄冠の頭は永遠に輝き続くのだろうか。
監督、校長たちも栄冠を被らねば辻褄が合わない。
                 (当講座編集人)
参考
2024.6.9 高校野球ドットコム
言葉と行為が一致しないのだろうか
それにしても野球部員の人数は異常
学校経営の犠牲者野球部とも言える





2025.8.10 弁護士ドットコムニュース


以下参考 
当講座記事NO.275、282、353から
戦争とスポーツ
  

 前回の統一地方選の一か月ほど前、所用で
福井県に行ったときのことだ。どうしても地
元の市議に尋ねなければならない政治の問題
が生じ、夕方、その市議宅を訪ねた。
 市議は運動着を着て、玄関で運動靴の紐を
掛けているところだった。その間、私は自己
紹介をし、用件を一分間で話すから一分間で
いいから応えていただけないかとお願いした。
 しかし市議は、「これからママさんバレー
に行かなければならないので時間がない」と
言って、そそくさと車に乗り込んでしまった。
 しばらくして私は、市議が向かった地元の
体育館に寄ってみた。市議は、十数人の三、
四十歳くらいの女性たちを相手に、男一人、
老骨に鞭打ち一所懸命トスのボールを上げて
いた。見事な、正確なトスの高さ、方向、角
度、速である。大松博文を髣髴させるその
技量、迫力に市議の悲壮な決意を感じた。
 「平和構築よりバレーボール」、「トスを
上げなければ議員にはなれない」、「票にな
ことしかしないし、できない」。これが今
政治である。市議は八十歳間際の野党の重
鎮である。後日、選挙結果を見ると、市議は
位で当選していた。落選した次点候補者
票差はわずか数十票。厳しい選挙、あや
い状況だったのだ。ベテランの政治家は、
「一票の重み」を熟知していたのである。
 トスを上げるたびに、市議は一票、二票、
三票と必死に数えていたに違いない。決して
楽しい顔や姿ではなかった。市議は、自身の
政治生命をあの執念のトスに賭けていたのだ。
そして、市議であるかぎり大松監督を演じつ
けなければならない。一体なんのために。 

大松監督(1921年・大正10年生まれ)は、
オリンピックを戦争、対戦相手をイギリス軍、
コートを戦場、ボールを鉄砲玉、選手を兵士
とみなして戦っていたのではないだろうか。
ここにはもはやスポーツという意識はない。
あるいはスポーツの起源に忠実なだけだった
のか。
そして1964年東京五輪女子バレーボールの
あの金メダルは、インパールをはじめとする
あの戦争で亡くなったすべての戦友・日本兵、
生き残った日本人にささげたものだったにち
いない。大松監督には大目標があった。前
記事の伊藤整と通底するものがある。
捨て身の大技「回転レシーブ」をあみだして
日本中をわかせた勝利の歓喜は、白骨街道
らの生還者・大松監督中の雪辱の感涙とは、
意識のずれがあったのる。はたして今後、
スポーツの起源からその意味を逆転し、価値
あるもの、すなわちスポーツを文化とするこ
とは可能だろうか。
当講座記事NO.3、65、179~181の酒井與郎
さん(1922年・大正11年生まれ)執筆の記事、
 NO.5、81、261、275 の記事も併せて見て
だきたい。       (当講座編集人)
 
  電通制作. 日紡貝塚女子バレーボールチームの練習




君原選手「何のために走るのか」

  




2025.8.10 木偶乃坊写楽斎さん撮影
きょうの大公孫樹 樹齢1344年
国指定天然記念物   1926年指定   氷見市
ちょっと大きくなった蘖(ひこばえ)





2025.8.11 北陸放送

参考






詭弁を弄する梅村議員に議員の資格はない。
「エホバの証人」を批判するのに参政党を
批判しないのも大いなる論理の矛盾である。
ましてやそこに移籍するとは、矛盾の極み。
何故自ら宗教三世の道を歩まんとするのか。
緊急の「意識改革」が梅村氏に求められる。


参考
「詐病だった」という根拠を示せない質問
「このワタクシを第二矢の杉田水脈さんにしてください」
 他人の空似か神社チャンネル羽賀ヒカル氏に似ている

無所属で参院選に立候補しないのであれば話にならない。
ただ政治家でいたい、このことを自ら証明してしまった。

梅村みずほの愛唱歌





2025.8.12 森哲子事務所
文芸評論家・山崎行太郎さん
櫻本富雄さんは平野謙をはじめ
文学者、学者、画家らの戦前と
戦後の矛盾する発言、行為等を
ひとりひとり徹底的に批判した。
  櫻本富雄著『日本文学報国会
  大東亜戦争下の文学者たち』
(青木書店、1995)
  櫻本富雄著『戦争とマンガ
(創土社、2000)

『小林秀雄全集』(新潮社、2002)
「様々なる意匠」(『改造』、1929)

当講座記事NO.348から
「言葉とはなにか」
過去を呼び覚ます記憶、精神の力
「知性」は「勇気」の下僕である
本を書かなかったソクラテスの意
文字なき世の人々の心を読む宣長
『パイドロス』心を開いて通わせ
対話する。生きた智慧が飛び交う。

   プラトン著『パイドロス』
(藤沢令夫訳、岩波文庫、1967)





2025.8.12 読売新聞

参考
当講座記事NO.394から
2025.4.16 福永かおるさん
ワタナベケンタロウさんと福岡方言での対話
青山透子・森永卓郎氏の事故原因説への疑問
中曽根康弘首相は乗員乗客救助の米軍の申し出を断わり、
かつ即座に救助の陣頭指揮を取らなかった。最大の問題。
人命尊重の真心、感情、精神、思想、政治理念に欠ける。


2025.4.17 福永かおるさん
組合問題、B 737 max の危険性などに応える。
フジテレビはじめ日本企業の体質にも繋がる。
 JAL123 事故、原発事故、万博会場事故等の
最大要因は、いずれも利権最優先にした故の
設計・施工ミスであったのではないだろうか。
              (当講座編集人)





2025.8.12 佐藤章さん

神谷参政党が自民党に入るか、高市が参政党に流れるか、
しばしの間せめぎあいが続くが、石破がそれを許さない。
見識ある日本国民もそれを許さない。いずれ神谷、高市
両者は失意のうちに自滅し、政界を去る日が待っている。
悲惨な戦争・敗戦体験をした日本はそんなに甘くはない。
                      (当講座編集人)





2025.8.12 チェン・スウリーさん会心の解説
【狂気・退廃・崩壊】ナチスの影に呑まれた一族の崩壊
「平和な世を守るために」を考察する





2025.8.12 田中宇の国際ニュース解説




2025.8.12 木偶乃坊写楽斎さん撮影
きょうの大公孫樹

「樹」-卒業制作-  金沢美術工芸大学4年 青木春美

   22 織を通して学んだこと




2025.8.13 ハンギョレ新聞





2025.8.13 富山チューリップテレビ

参考
 富山湾 木偶乃坊写楽斎さん撮影





神谷宗幣代表は他党の靖国参拝議員と
お仲間になりたいのではないだろうか。
これから同党を参戦党と呼ぶしかない。

宮崎八郎 九州のルソー
中江兆民 東洋のルソー

以下参考

  橋川文三著『西郷隆盛紀行』
   (朝日新聞社、1991)

  宮崎滔天著『三十三年の夢』
   (岩波文庫、1993)

     E.H.ノーマン
  『日本における近代国家の成立』
  (岩波文庫、1993)


当講座記事NO.300、416から
鈴木安蔵憲法草案要綱」起草(1945.12.26に官邸提出)
ジョン・ロック、ジャン=ジャック・ルソーの思想が源泉


当講座記事NO.302から
 シェイエス著
  『第三身分とは何か』
  (岩波文庫、2011)


2014.5.3 憲法を考える① 中江兆民、千葉卓三郎
2014.5.3 憲法を考える② 植木枝盛、鈴木安蔵





2025.8.14 kyouseiさん
当講座記事NO.319から






2025.8.15 小社発信記事
当講座記事NO.418から
靖国問題を考えるドキュメンタリー動画
小社企画・制作、73分、1989年 
 1987.8.15 靖国神社拝殿前       
  写真提供  仏教タイムス社

        
靖国問題をとおして「死と生」を考える

 

参考
学徒動員・酒井與郎さんの中国戦線体験と提言




「死者が生きている者を慰霊することはあっても、
生きている者が死者を慰霊することはありえない」
と動画に登場した尺一顕正さんは語っていました。
そもそも慰霊、合祀とはどういうことでしょうか。
多くの人はその意味も実態も分からず曖昧なまま
何となく分かったような気になっているだけでは。
このことを吟味する必要があると今でも思います。

一、今日の日本の平和と繁栄は靖国の英霊のおかげである
二、二度と戦争をしてはならない
三、あの戦争は侵略ではなかった
四、靖国神社の国家護持は必要だ
五、日本を守るためには自衛隊は必要だ

8月15日、靖国神社の参拝者に取材したとき、
いかなる参拝者であれ異口同音に上の5つの
発言をしたことに驚きを禁じえませんでした。
あまたの人を死なせてしまったという反省や
謝罪の言葉は、まったく聞かれませんでした。
これほどまでに染み付いている感情や考えを
打ち破る新たな感情や思想を身に付けられる
かどうか、日本社会に生きるひとりひとりの
課題・宿題、そして試金石であると思います。

靖国神社は、新たな戦死者をつくりつづける
ための神道いう形を装った軍事施設であり、
不戦の誓いをする場所は、自分の胸の内より
外にはありえない、と私自身は考えています。
                 (当講座編集人)





2025.8.16 佐藤章さん
神谷宗幣氏への質問映像あり
  伏龍

     藤原彰著『餓死した英霊たち』
    (青木書店、2001)
    (ちくま学芸文庫、2018)

参考
2025.8.15 毎日新聞
神谷氏は楯の会を模して龍馬プロジェクトをつくり、
三島由紀夫の後継者になったつもりでいるみたいだ。
しかし薄っぺらいまねごとは必ずメッキが剥がれる。
予期せぬ世の反応に自身どうしていいか分からない。


当講座記事NO.397から
2024.9.30 佐藤章さん
憲法九条を生かした対米独立を
日米安保条約を今一度検証する

      長谷部恭男解説
    (岩波文庫、2019)

今日よりは顧みなくて大王の醜の御楯と出で立つ我は
祁布与利波可敝里見奈久弖意富伎美乃之許乃美多弖等伊埿多都和例波
今奉部 與曾布(上野国.755年に詠む.万葉集巻20-4373)

大皇の醜の御楯といふ物は如此る物ぞと進め真前に
橘 曙覧(越前国.1812-1868)
  手崎政男(富山大学名誉教授)著
『「醜の御楯」考 万葉防人歌の考察』
(笠間書院、2005)

  (三島由紀夫最期の声明文)

 




2025.8.16 NHK
終戦記念の8月15日、海の王者にアピール
「相変わらず元気だね。いったいいくつまで生きるの」
「こうなったらアジア太平洋アフリカ対ヨーロッパだ。
 生ききってやろうや。行くところまで行くだけだよ
「互いの隣国日本・海の王者にも協力してもらおうよ」
海の王者石破茂「今こそ真の日米同盟、オレに任せよ」


「対立から対話へ」米露協調路線始まる







2025.8.18 佐藤章さん
憲法は、「国民が天皇、摂政、政府、国務大臣、政治家、
裁判官その他の公務員に対して突き付ける命令書」である。

参考

当講座記事NO300から
2023.5.3 佐藤章さん
鈴木安蔵憲法草案要綱」起草 (1945.12.26 官邸提出)
ジョン・ロック. ジャンジャック・ルソーの思想が源泉

金森徳次郎 戦後吉田内閣の憲法担当国務大臣
日本国憲法第54条第2項
衆議院が解散されたときは、参議院は、同時に閉会となる。
但し、内閣は、国に緊急の必要があるときは、参議院の緊
急集会を求めることができる。
日本国憲法第99条
天皇又は摂政及び国務大臣、国会議員、裁判官その他の公
務員は、この憲法を尊重し擁護する義務を負う。

参政党員に見てほしい動画と本
頭から煙が出るかもしれないが
2014.5.3 憲法を考える① 中江兆民、千葉卓三郎
2014.5.3 憲法を考える② 植木枝盛、鈴木安蔵
佐藤章著『職業政治家小沢一郎』
(朝日新聞出版、2020)
カール・シュミット著『憲法論』
(みすず書房、1974)





2025.8.19 BBC
ゼレンスキー「こんな役はもうつらいです」
トランプ「あとはこのオレにまかせておけ」





トランプ外交を評価、早期の停戦と
公正な和平の達成についてコメント





2025.8.19 田中宇の国際ニュース解説
「われわれが間違っていたのか」





2025.8.19 佐藤章さん
参政党さや氏、堀潤氏の発言批判
遊就館陳列品、靖国参拝政治批判
ブルース・カミングス著
『朝鮮戦争の起源』
(明石書店、2012)





2025.8.20 佐藤章さん
裏金脱税統一読売タレコミ議員は「窮鼠猫を噛む」
状態となり世論の支持を得た石破をもう降ろせない。
首相80年談話を阻止しようとするなど話にならない。
早く参政党に渡り神谷と代表争いをしたほうがいい。





2025.8.21 kyouseiさん
当講座記事NO.319から





2025.8.21 佐藤章さん

同党の憲法草案と併せて考えれば統一協会・
勝共連合の復活、焼き直しを図るものである。
解散近い統一協会の焦りが同党を追い詰める。
トランプは神谷や参政党を相手にしていない。
アメリカの民主党と一線を画したトランプが
これから相手にするのは、ロシアのプーチン、
中国の習近平。日本では、石破茂、岸田文雄、
小沢一郎、小川淳也、山本太郎であると見る。
保守だリベラルだと言っている時代ではない。
               (当講座編集人)





2025.8.22 ハンギョレ新聞
韓国統一協会斡旋収賄事件
健真(コンジン)法師=全聖培(チョン・ソンベ)

2025.7.3・23 ハンギョレ新聞
「特検が天を冒涜した」

「取るに足らない存在でありながら、
 ご迷惑をおかけしたことを心から謝罪します」





2025.8.22 kyouseiさん
当講座記事NO.319から

参考

  山内豊徳著『福祉の国のアリス』

(八重岳書房、1992)

不思議の国のアリス(1865)






2025.8.22 CNN
「貴女のアッパの死を決して無駄にはしない。
 どうかこのアジョシを許さないでください」
クルスク州での戦死者の遺影にお詫びのバッジをつける
「オレはいったいなんでこんなことをしているのだろう。
 オレごとき者がいったいなんで首様と呼ばれるんだ。
 だけど、この世のどこにまともな国があるというのか」





2025.8.23 kyouseiさん
当講座記事NO.319から





2025.8.23 NHK
石破茂「光復節の最中に、よく出てこれましたね」
李在明「イェー、命懸けで貴方に会いに来ました
石破茂「徴兵制のない世界をいつも考えています」
李在明「コマスムニダ、そうなるよう努力します
    アイゴーと叫べる談話を期待しています
石破茂「本当は私のほうから貴国へ行かなければ
    いけないのに、本当に申し訳ありません」
李在明「悲願の統一にもご尽力重重お願いします」

真夏に咲く無窮花
千利休の妙喜庵


 李恢成「悲しみに終わらない強さ、優しさ、明るさが
 あるからこんな悲しい歌々を長くうたいつづけられる」
 金天愛『鳳仙花』1942 東京で歌う
 曲 洪蘭坡 1920、 詩 金亨俊 1926
登場歌
 鳳仙花、カスマプゲ、水色のワルツ、風酒場、アリラン、
 京畿道アリラン、珍道アリラン、密陽アリラン、長恨夢、
 他郷ぐらし、淋しき旅人、哀愁の小夜曲、たのしい春風、
 無情の夢、悲しい酒、木捕の涙、国境の町、息子の血書、
 学徒歌、片想い、ノレカラチャチャチャ、釜山港に帰れ、
 おもいで橋、連絡船の唄、涙に濡れた豆満江、離別
登場者
 金平洙、李美子、朴椿石、金達寿、吉屋潤、太珍児、
 金貞九李恢成、李御寧、金素雲、南江樹、黄文平、
 朴是春、金蓮子、美空ひばり、茂木大輔、牧野信夫、
 高木東六
 

 アジア最高歌唱力歌手チェ・ユナがうたう
 汽笛も泣いてる 別れの涙 
 無情の雨よ 大田発0時50分
 永遠(とわ)に誓った愛なのに
 なぜに二人を引き離す
 嗚呼嗚呼嗚呼 この手をふりきる
 木浦行き夜汽車
           訳詩 坂本淑絵

参考
 当講座NO.192、201、248、341、342の
 記事にも坂本淑絵さんの訳詩が、さらに、
 NO.120の記事には作詩があります。








2025.8.24 kyouseiさん
当講座記事NO.319から





2025.8.25 佐藤章さん
石破の後継には石破しかいない状況のなか
石破の評価が高まる。立憲が財務省派から
別れ自民と連立する機会をうかがうのでは
ないだろうか。さすれば自民安倍派と高市
一派は自民を追い出され政界の孤児となる。
政界大再編の始まり。石破の顔にも余裕が。

水面下で石破茂にエールを送っていると見る
「オレも行けるところまでは行かなくてはね、ウフフ」





2025.8.26 佐藤章さん
新しい政治の始まりともいえる
財務省支配から脱せるかどうか。
寿司郎は郷里東尋坊へ帰られよ。

参考
当講座記事NO.300、311から
2023.12.18 長谷川良品さん
会食名人「スシいたりねえ」

スシローに贈る歌
水森かおり『東尋坊』

極諫の士出でよ
 箕子
 比干
 屈原
  粽
  太宗李世民を生涯諌めた魏徴   










2025.8.27 佐藤章さん
石破茂降ろし勢力を追放し、かつ
政界再編実現のためぜひやるべき。
「またしても石破にやられちまったか。
 オレともあろう者がもうオシメーだ」





2025.8.28 共同通信
習近平は全アジア諸国首脳を招待せよ






2025.8.28 佐藤章さん
ジャーナリストの使命とは

参考
「ワテをもっといい男にしてよ、オホホホホ」
 園児も愛唱歌をうたいながら郷里へ帰られ


当講座記事NO.300、311から

反骨のジャーナリスト表明

「義を見てせざるは勇無きなり」論語為政第二24

 子曰「非其鬼而祭之、諂也。見義不為、無勇也」     

    

 義が貴い人道であることを知りながら、これを

 実行しないのは勇気がないものである。

   (岩波広辞苑)

 人としてなすべき正義を見知りながら、なそう

 としないのは真の勇気がない意気地なしである。

 (大修館新版漢語林) 

 当然なすべきことであるということを知ってい

 ながら、これをしないのは勇気がないのである。

 (角川漢和中辞典)

    悪を知りつつ善と正を行なう意はありやなしや。

 (小社)

幸徳秋水『基督抹殺論』(岩波文庫、1954)の

「跋文」を田岡嶺雲が執筆


田岡嶺雲 高知県高知市出身  

宮武外骨 香川県綾歌郡綾川町出身

桐生悠々 石川県金沢市出身




2025.8.28 NHK
当講座記事NO.327から
富山大学と金沢大学の合同研究チーム





2025.8.29 kyouseiさん
当講座記事NO.319から





2025.8.29 田中宇の国際ニュース解説





 パキスタンの渡り鳥
  上田誠著
『エンジョイ・ベースボール』
(NHK出版生活人新書、2006)





2025.8.29 NHK
アジア連帯の鍵を握るふたり
「トランプの仕掛けにちょっと乗ってあげましょう」
「それもいいかもね。災い転じて福となすですかな」
        (「轉禍而爲福」戦国策.燕策.昭王)
石破「これから中国へ行くんですか。けなるいです
モディ「いっしょに行きましょうよ。正恩も来ます」
      (「有朋自遠方来 不亦楽乎」論語.学而)
石破「ちょっと歩きすぎて足を痛めてしまいました」
モディ「それは幸運だ。棒にでも当たったんですか」
(「犬も歩けば棒に当たる」浄瑠璃.蛭小島武勇問答)





2025.8.30 CBC中部日本放送、TBS





2025.8.31 kyouseiさん
当講座記事NO.319から

参考
他人の犠牲にならない生き方
他人を犠牲にしない生き方
  アイン・ランド著『水源』
  藤森かよこ訳
(ビジネス社、2004)






2025.9.1 kyouseiさん
当講座記事NO.319から





2025.9.1 NHK
  
どこへ行っても役者ぶりを発揮するモディ

参考
当講座記事NO.404から
2025.6.13 時事通信
インドのナレンドラ・モディ首相が見舞い
「よくぞ助かったね。あやかりたいです」
「貴方に会う宿命でここに運ばれました」

当講座記事NO.348から
2024.7.9 AFP
 プーチン「オヌシ、ちょっときついよ。息ができない」
 モディ「だって、正恩の輩に負けちゃいられませんよ」
 プーチン「岸田と尹と頼ともこんなハグしたいんだが」
 モディ「ソレガシ、ちょっと行って話つけてきますよ」





2025.9.1 朝日新聞

2025.9.1 佐藤章さん
「小池東京都知事、斎藤兵庫県知事に見習って、
 今後とも市政を前に進めさせていただきます」

田久保市長はこれまで一貫して代理人弁護士の
福島正洋氏の意向に従って発言していると見る。
田久保市長のかたくなな態度も問題ではあるが、
福島代理人の法律解釈、弁護手法の罪も大きい。
リベラル派の支持者も詐称を許してはいけない。
                  (当講座編集人)






2025.9.2 Wedge ONLINE

参考
当講座記事NO.261、267、418から
学徒動員・酒井與郎さんの中国戦線体験と提言
 重光葵と加瀬俊一(右)

1945年9月2日

随員の岡崎勝男終戦連絡中央事務局長官が、

重光葵外相の意を取り付け、リチャード・

ザランド米中将に、4カ国代表の降伏文

書署名の間違いを指摘して、署名のし直し

を求める。サザランド中将が署名欄を訂正。

日本側の態度は立派である。その時の映像。

 ミズリ上で毅然とした態度、気骨を示す岡崎勝男
 重光葵は日本人としての誇り、威厳をただよわせる

全世界に生中継  マッカーサーが演説と司会
マッカーサーはただの目立ちたがり屋だったのでは。
パフォーマンスだらけのオッチョコチョイに思える。
もともと大統領になれる器ではなく、日本国憲法を
起草できる実力も判断力も思考力もなかったと見る。
明治以来の自由民権運動、鈴木安蔵らの功績が光る。


岡崎勝男

(GHQ が公職追放にする)

重光葵

 (
尹奉吉事件で右脚を失う)

サザランド

 (マッカーサーの右腕)

徐永昌

 (中華民国代表・山西省生)

 日本の降伏文書に威儀を正し署名する徐永昌






参考
当講座記事NO376から
2024.12.27 日本経済新聞
 
  「鬼に金棒」のつもりか禹さん。振り回しすぎては
   棒の値が落ちます。そのうち御鉢は回って来ます。






2025.9.2 TBS
鳩山由紀夫は入ったのか
石破茂は何ゆえ入らない
  2025.9.3 中国国営中央テレビ放映
「難しい大変ななかよく来てくれましたね」
「私ごとき者でよければ。謝りに来ました」
「石破総理は80年談話を出すんでしょうか」
「実は石破の密使として来ました。懐中に
 主席宛の非戦80年密書を忍ばせています」





2025.9.2 東京新聞スクープ
官房長官時代の菅義偉氏に質問していた頃以前から
望月衣塑子記者は検察とパイプを持っていると見る。

2025.9.2 NHK

2025.9.2 佐藤章さん
新浪氏はサントリー会長を実質、解任されたのでは。
同社記者会見に佐藤さんに出席してもらいたかった。





2025.9.2 チェン・スウリーさん解説・考察





2025.9.2 林浩治さん書評「愚銀のブログ」
  金泰生著『改定新装版 私の日本地図』
  鄭栄桓編集.解説
(琥珀書房、2025.10.8)

  金泰生著『改定新装版 旅人(ナグネ)伝説』
  宋恵媛編集.解説
(琥珀書房、2025.10.8)









2025.9.3 CNN
北京で三役揃い踏み
「プーソンセンニム、また会いましょう」
「おいおい、あそこでモディが見てるぞ」





2025.9.3 中国経済新聞
天安門楼上に66年ぶり中朝露首脳
世界逆転の始まり





2025.9.3 佐藤章さん
日本財界が変貌する奇貨となる事件
佐藤さんの素晴らしい矛盾点の指摘、推察である。
この記者会見に参加できなかったのが惜しまれる。
一回目の品物は、新浪氏の家族の誰が何時何処へ
捨てたのか。なぜ受け取り拒否にしなかったのか。
二回目の品物は、逮捕された福岡の男性は中身を
認識していなかったのか。新浪氏の話を信ずれば、
アメリカの女性の品物入手経路を捜査しなければ
ならない。この女性も違法者である可能性がある。
また、新浪氏にやましいところが本当になければ、
サントリー会長を辞す必要はないはず。そもそも
品物の製造・発注元はアメリカ以外かもしれない。
品物は全て逮捕者が新浪氏に送った可能性もある。
逮捕者は起訴されたのか。氏名の公表はまだない。

石破の凄さを象徴する事件
新聞は社会をよくしようという使命があるはずだ。
読売新聞の検証記事は石破降ろしに加担あるいは
主導するという宣言なのか告白なのか吐露なのか
読みきれない。戦後に最もよい論陣をはったのは
読売新聞であった。黒田清という名物記者も輩出。
橋本五郎、大谷昭宏氏らはいまこそ真骨頂を示せ。
                     (当講座編集人)





2025.9.4 佐藤章さん
朱に交われば赤くなる

参考
当講座記事NO.307、417から
「近朱必赤近墨必緇」(晋、傅玄、太子少傅箴)
 シュにちかづけば かならず あかく 
 ボクにちかづけば かならず くろし
      (大修館書店『新版 漢語林』)





2025.9.4 韓国聯合ニュース
逃げるが負け





2025.9.4 産経新聞
大事件に拡大するのでは。吉村洋文、立花孝志、
斎藤元彦氏らは夜も眠れなくなってきたのでは。

参考
当講座記事NO.373から
2024.12.24 産経新聞
ここにも政治の劣化
恥さらし会見 永野耕平岸和田市長
「ワイの嫁やで、ドヤ、別嬪やろ」
妻を物として所有、内助の功を装う
己が如何に愚劣な人間かを自ら立証










2025.9.5 kyouseiさん
当講座記事NO.319から














人気の記事(過去30日)

416. 来たる時代への提言(15)

 【2025年7月11日配信】          404 来たる時代への提言(14) からの続き 393 当記事最新順 .            237 当講座登場作家とその作品・書籍紹介 .      右から立山.  劔岳.  毛勝三山、手前に虻ヶ島          2025.2.25 氷見市. 木偶乃坊写楽斎さん撮影                                         政治、ジャーナリズム、思想、文化を考える 新しい思想、哲学は可能か .           芳根京子の〈生〉旅 【金沢前篇】      同【金沢後篇】 長年金沢にいながら 行ったことのないところばかり 。 観光と産業がいっしょくたになっていいはずがない。 旅人がその土地に触れた瞬間、その土地の人の姿を 見た瞬間、その土地の人と話した瞬間、旅人の心と その土地とその土地の人の心に、同時共通の温かい 風が 吹くかどうか旅や観光なるものの醍醐味である。 294 おんな川にかかる橋 414  歌人・芦田高子を偲ぶ 350 氷室飛脚の男伊達 2025.6.27 木偶乃坊写楽斎さん撮影 きょうの大公孫樹  植樹681年  氷見市 国指定天然記念物   1926年指定  大きくなった銀杏 参考 2025.6.22 TBS 報道特集 4人の「山仕」伝え継ぐ技 縄文杉より大きい巨木発見 当講座記事NO.359から 2023.8.24 読売新聞動画   屋久杉が見つめる未来   屋久杉     林芙美子『浮雲』   林芙美子『屋久島紀行』   屋久島地図・登山ルート   縄文杉 「樹」-卒業制作-   金沢美術工芸大学4年 青木春美     22 織を通して学んだこと 2025.6.27 大人の国語便覧、 うえのあいさん 樋口一葉『たけくらべ』完全解説 『たけくらべ』- 青空文庫 「たけくらべ論争」  信如との別れへの悲嘆ではないだろうか。  信如とは渋谷三郎と半井桃水ではないか。 参考 当講座記事NO.373から 2024.12.27  大人の国語便覧、うえのあいさん 貧困のなかに生きた明治の作家・樋口一葉 賀...

307. 職人の心意気 -「技」の文化 -

 【2023年7月3日配信】             手作りへのいざない       -「技」の文化-       縫い針のひとはりに込める夢             敦賀市 宮岸 かなえ                   てのひらに落ちる雨滴が灯をともす                    鹿児島市 井上 治朗                        器(うつわ)  器への思い                        九谷焼絵付師  宮保 英明         用という約束の形を提供しながら、その 形の中でどれだけ新鮮な自身の感覚を保ち 得るか、どんな可能性を引き出し得るか、 自身を試す姿勢で器と向かい合いたい。  自意識による変身、習慣のタガをはずし、 本来まったく自由に扱える創作表現への自 意識を、材質としての焼きものにぶつけた い。  盛られる料理に好かれる器。使いよくて 楽しくて、ついつい使ってしまう器。見た 目に静かで、しかし強い存在感を持ち、素 直に語りかけてくる。そんなものを心がけ てつくりたい。 みやぼ ひであき 20歳から絵付けをはじめる。 1950年石川県白山市生まれ。 石川県加賀市日谷(ひのや)在住。 日谷川をはさんで両側に民家と山が並ぶ。 谷間の村・日谷の向こうには人はいない。 宮保家の裏もすでに森である。 仕事をするのにいい場所をさがし歩き、 1984年の夏、白山市から引っ越してきた。 「ときどき熊が顔を出す」と妻の文枝さん。 小社発行・『北陸の燈』第4号より 撮影・八幡スタジオ 当講座記事NO.21、249再掲 当講座記事NO.223、「職」に関する記事から     芭蕉布ムーディー綾番匠くずし 平良 敏子   鋏 川澄 巌  文駒縫(あやこまぬい) 竹内 功   匠  足立区が誇る「現代の名工」    当講座記事NO.269、「世界屈指の技と清ら」から   流し猫壺 河井 寛次郎      「祖父寛次郎を語る」鷺 珠江さん     当講座記事NO.280、「湯の人(4)」から        (天径7.5cm×高さ...

224. 天と地をつなぐ「おわらの風」

【2022年1月22日配信】   大寒           七尾市 石島 瑞枝             雪解けの春風を待つ坂の町               秋風 (2023.9.3)            横浜市 髙祖 路子    夜流しの音色に染まる坂の街                         鏡町地方衆、先人のご苦労をしのびその息吹に応える夜流し .  今町のおわら .      2023.9.3 最終日、西町青年団最終おわらの舞い .                               撮影 木偶乃坊写楽斎さん         〈参考〉                               越中八尾おわら風の盆               「深夜の夜ながし」      日本と日本人が失くしてしまった、  奪 われてしまった温かい心情、 郷愁  --それらを求めて各地から 数多の  見物者 が、 魅入られたかのように、  取りもどす か の ように八尾へ と 足を  運 ぶ の だろうか。  高橋治と石川さゆりの『風の盆恋歌』  の影響が大きいとも八尾ではいわれ  て いる。言葉と 歌の 力のすごさか。  事実、この 歌 の前と後とでは、風の  盆訪問 者 数に圧倒的な差がある。  紅白で、「命を賭けてくつ がえす」  と、着物の 袖 を 強く 握りしめ 揺さぶ  り ながらうた った 「くつがえす」の  一語の中に、日本の 歌手 として歩ん  できた 石川さゆりの、 自 らの心の奥  底にある深い 懐 いをも 包んだ 全 情念  が 込め ら れて い る。  旅人の多くが八尾に滞在してい る中、  わずかのさすがの通だけが、おわら  本来 の良 さ が漂っている深夜の夜流  し の、 後ろ姿を見ている。個性 ある  いで たちもすばらしい。  おわらは見せるものなのか、見られ  るこ とを意識すらせずに心ゆく まで  自ら楽しむものなのか。あるいはま  た、…… …… 高橋治と 石川さゆりは、  諸々のことを考える、見直すための  たいへ ん な「契機」 を 与 えて くれ た  ので ある 。    個人的な所感を...

328. ふるさとなまり

 【2024年1月28日配信】   おばばの言葉                       白山市 番匠 俊行                                私の両親は石川県石川郡美川町(現白山 市)に生まれ育ちました。両親のそれぞれ の両親も同町の生まれ、育ちです。除籍簿 を見ると、私の先祖は全員、明治初期から 同町の住人でした。  私は高校時代まで美川で育ち、そのあと 関東の大学を卒業し、宮城県内で就職し、 現在、郷里の美川で塾教師をしています。  私の祖母は1900年生まれで伝統産業 の美川刺繍をしていました。亡くなるまで 町から一歩も出たことがなく、町の人たち との会話を楽しみに生きていたようです。  その会話を耳にした一端をご紹介します。  美川町は手取川の河口の町で日本海に面 しています。作家の島田清次郎、詩人の邑 井武雄、政治家の奥田敬和、歌手の浅川マ キ、五輪トランポリン選手の中田大輔らの 出身地でもあります。  「美川弁」といってもいい言葉は、隣町 の能美郡根上町(現能美市)や能美郡川北 村(現能美郡川北町)、石川郡松任町(旧 松任市、現白山市)ともちょっと異なって いると思います。  私は金沢市内の高校に通ったのですが、 私の話す言葉がおかしいと、いつも友人に 笑われていました。言葉だけで伝えるのは 難しいのですが、動詞、形容詞、形容動詞 のエ音便がイ音便になったり、また、人名 や名詞の発音のアクセントや抑揚、強弱、 長短が独特みたいです。  鹿児島弁が混じっているのではないかと 言う人もいます。もしそうであれば、最初 の石川県庁が美川町に置かれたことと関係 しているのかもしれません。内田政風とい う薩摩藩士がトップとなりはるばるこの町 にやって来たと聞いています。ひょうきん な美川の人たちが薩摩から来た役人たちの 言葉をおもしろがって真似して、流行らせ、 それがそのまま一部根づいたのではないか と思ったりもしています。  内田はなぜか金沢県とすることを拒否し、 県名を石川郡から拝借して石川県にし、さ らに「美川県」にとまで県名をかえようと したと聞きます。石川県はあわや美川県に なっていた可能性もあったということです。  これはこれでおもしろい話ですが、内田 は、美川町を中心にした金沢以上の新たな ...

319. 何者でもない者が生きる哲学  

【2023年11月4日配信】         考えることがなぜ大切なのか     小を積めば即ち大と為る. 『報徳記』富田高慶1856    二宮尊徳翁曰く 「励精小さなる事を勤めば大なる事必ずなるべし。  小さなる事をゆるがせにする者、大なる事必ず  できぬものなり」     読書のすすめ 背負い歩き考える二宮金治郎          ロダンの『考える人』よりもりっぱに思える         薪を負いて名定まる         損得から尊徳の世へ             朱買臣 哲学の時代へ(第14回)                                        以下の文はkyouseiさんという方のnote にある文です。偶然みつけ共感するものが ありこれまで何度か勝手にその文を紹介し てきました。どこのどなたかまったく存じ 上げませんが、またお叱りを受けるかもし れませんが、本日掲載の文をご紹介します。 (当講座編集人)            本当の哲学とはなにか            note での投稿も長くなった。 連続投稿 が 370 を超えたようだ。そんなことはどう で もい いことだが、ぼくはこれまで 「哲学」 だと 思って書いていた記事は、「本当に哲 学 な のだろうか」と思うことがよくある。 皆の言う「哲学」は、「○○哲学では…」 と 難しい話をよく知っている。 ぼくはというと、思考を治療的に使って 現 状の維持、回復を狙うものだ。 「何が不満か」「何がそうさせるのか」と いった答えを探すものだ。だから「治療的 哲学」と銘打っているのだが、はたしてそ れは哲学なのだろうかと思うこともある。 ぼくの哲学は「結果が全て」であり、再 現 性も求める。結果が出ないとすれば、や り 方がまずかったとすぐに修正する。自分 自 身を実験台にして確かめるのだ。 難しい話を好まないのは「使えない」 か ら だ。使えないものは真理ではないと 考え て いる。 だからといって、ぼくの視野が広いか とい えばそうではなく、個人という狭い世 界観 をどう変えるかといったものだ。 「大したことないな」と思われるだろう が、 では、...

275. スポーツを文化に

【2022年10月10日配信】      「学生野球考」         慶應義塾大学野球部監督   前田 祐吉                              史上最高演技    中国・張博恒(左)と台湾・唐嘉鴻   唐 「こんなのもらっちゃったよオレ」   張 「よかったらオイラのもあげるよ」   唐 「そっちのは錆びてるみたいだね」   張 「ほんとだ。だったら交換してよ」   唐 「ならオレのも持ってけよ」            石原裕次郎『錆びたナイフ』   史上最高選手      勇気ある発言   「オンニ、ここで記念に一緒に撮りましょ」   「オレは笑いをこらえるが、笑って何が悪いんだ」    台湾、中国、日本、コロンビア  体操鉄棒4選手      葉隠・武士道を覆す号泣                       「サード!もう一丁!」「ヨーシこい」 と いう元気な掛け声の間に、「カーン」と いう 快いバットの音がひびくグラウンドが 私の職 場である。だれもが真剣に野球に取 り組み、 どの顔もスポーツの喜びに輝いて いる。息子 ほどの年齢の青年たちに囲まれ、 好きな野球 に打ち込むことのできる私は、 つくづく、し あわせ者だと思う。  学生野球は教育の一環であるとか、野球 は人間形成の手段であるということがいわ れるが、私の場合、ほとんどそんな意識は ないし、まして自分が教育者だとも思わな い。どうしたらすべての野球部員がもっと 野球を楽しめるようになるのか、どうした らもっと強いチームになって、試合に勝ち、 選手と喜びを共にできるのか、ということ ばかり考えている。  野球に限らず、およそすべてのスポーツ は、好きな者同志が集まって、思いきり身 体を動かして楽しむためのもので、それに よって何の利益も求めないという、極めて 人間的な、文化の一形態である。百メート ルをどんなに早く走ろうと、ボールをどれ だけ遠くへカッ飛ばそうと、人間の実生活 には何の役にも立たない。しかし、短距離 走者はたった百分の一秒のタイムを縮める ために骨身をけずり、野球選手は十回の打 席にたった三本のヒットを打つために若い エネルギーを...

381. 混迷する現代と統一協会(2)

 【2025年2月26日配信】        親友ヨッチにささげる手記          -最期まで友情を信じて-                  石川県河北郡津幡町                 書店員 22歳  酒井 由記子  人は、どんな人と巡り合うか、どんな本 と出会うかによって人生が決まってくると、 ある作家が述べていたのをふと思い出す。 私にとってはまさにそうであった。出会っ た人達も書物もとても大きな影響を残し、 忘れられない出来事となっていったのであ る。   一、高校生の頃  今から六年前(1977年)、私は金沢 二水高校の二年生であった。いや二年生と いうより吹奏楽部生というほうが適切であ るほど私は部活動に情熱を注ぎ込んでいた。 みんなでマラソン、腹筋運動をしてからだ を鍛えあげ、各パートごとでロングトーン をして基礎固めをなして、全員そろって校 舎中いっぱいに響きわたるハーモニーを歌 いあげる。それは、先輩、後輩、仲間達の 一致によって一つの音楽をつくり出すとい う喜びを存分に味わった私の青春時代の真 っ盛りであった。ただ残念なことは、部活 動に熱中すればするほど勉強のほうはさっ ぱり力がはいらなかったことである。中学 生のときは、「進学校にはいるために」と いうただそれだけの目的で受験勉強ができ た。しかし、いざ高校にはいってみると、 また「いい大学にはいるために」と先生方 が口をすっぱくして押しまくる文句に素直 になれなかった。勉強する本当の意味が見 出せなかったのである。その頃から、私は 人間は何のために生きるのだろうかという ことまで突っ込んで考えるようになってい った。  父母が書店を経営しているため本は充分 にあり、書物を読むことによって答えを見 出そうとした。私の強い求めに応じるかの ように一冊の本が転がり込んできた。クリ スチャン作家である三浦綾子さんの『あさ っての風』という随筆集であった。聖書の 言葉がそこに登場しており、それはズシリ と心に響いたのである。その本に魅せられ て三浦さんの自叙伝も何冊か読み進めてい った。しだいに私の魂は、人間をはるかに 越えた大いなる存在があることを感じてい った。確信までは至らなかったけれども、 それらの本...

303. 教え子を再び何処へ送るのか

【2023年5月25日配信】           マスクをめぐる学校との苦闘                   千葉県 今野 ゆうひ  17歳                          2019年。新型コロナウイルスが突如 として私たちの生活に現れました。何もわ からないまま政府に舵をゆだね、ウイルス の災いとして ”コロナ禍” は四年目に突入し ました。 当時中学三年生だった私の日常も  “コロナ禍” によって一変しました。  外出自粛、一斉休校、ソーシャルディス タンス、マスク、消毒...   それら政策を半ば面白がりながら、20 21年まで三年間、流されて過ごしました。  人との接触をなるべく避けながらいかに 楽しめるか。マスクをしていかにおしゃれ をできるか。いつしか私たちの生活は“コロ ナ禍”ファーストへと姿を変えていました。  2021年、高校一年生になった私も“コ ロナ禍”ファーストな高校生活を送っていま した。  その年の夏、母と私は新型コロナと全く 同じ症状を発症。病院に行っても薬がない ので PCR検査などはしていませんが、あの 症状は確実に新型コロナだったと思います。 その時母と、“コロナ禍” ファーストな生活 をしていても感染はするし、普通の風邪と 同じように治るということに気づきました。  もちろん個人差はありますが、なぜここ まで徹底して感染源を特定したり外出制限 をしたりするのか、その時からじんわりと 疑問が生まれます。  経験は人を変化させますね。  そんなこんなで私と母は、自転車に乗っ ている時だけ。から始まり、すこしずつマ スクを外すことにしました。  ある日、母と一緒に近くの大きめのスー パーで買い物をすることになります。 「注意されるまでマスクしないで入ってみ るわ」  正直遊びの部分もありました。ちょっと 面倒くさくなっちゃったのです。強い意志 もないただのチャレンジだったので、何か 言われたらすぐ付けるつもりでした。  ところが、なんかいけちゃったのです。 一時間弱いたものの、誰にもなんにも言わ れず買い物終了。  なんということでしょう。今までやって きたことはなんだったんだと思うほどあっ けなくチャレンジは成功。今思えば、この スーパーで何か言われていたら、この文を 書く...

365. 瓊音(ぬなと)のひびき

 【2024年10月5日配信】   縄文の調べ 第二楽章 .    白山に秘められた日本建国の真実      追悼    長野県 中野市  文明アナリスト   新井  信介         共振する縄文の心・翡翠の 波形       -泰澄の白山開山の意味-                                                                               白山は縄文時代からの山として人々の信 仰を集めてきた。六千年前、日本列島では、   お互いの命の響きを正確に伝え合う共振装 置としてヒスイを発見し、大切に身に着け 出した。その信仰の中心に最も響きの分か る女神を選び、ヌナカワ姫と代々呼ばれ続 けた。太古の時代から白山の存在は、北の 日本海と南の太平洋へと流れ行く命の水を 分け恵む特別な水分(みくまり)の山だっ た。そんな日本列島に憧れ入植した人たち から、命を産み育てる力はイザナミと呼ば れ、人々はこの力を、水そのものと同一に 見ていたのだ。                           一方で、国や統治体のことをイザナギと   呼んだ。これらは陰と陽のように表裏を成   し、この二つの力がこれまでの日本国を導   いてきた。しかし令和が始まった今、日本   国というこの統治体は人々の幸福よりも経   済の発展を重視し、マネーの追求に明け暮   れ、その結果多くの問題と疑問と苦痛を人   々にもたらしてきた。そして今、かつて経   験したことがないような、先行きの見えな   い不安が日本人と社会を覆っている。                               さらに今、縄文から続く六千年来の人々   の覚醒が静かに始まった。                                    白山には三つの入口がある。一つは加賀   から入る道で、...

261. 知られざる歴史「海に消えた布引丸」

【2022年7月19日配信】              日本の重心富山県沖、大陸から見た日本       みんな仲良く        (富山県作成)                      久慈あさみ『ブンガワン・ソロ』 .           アジア連帯への熱情              金沢市 山口 隆重                兼六園近くの小立野台に建つ紫錦台中学 校、ここはかつて旧制金沢第二中学校があ ったところだ。  今から40年ほど前、大正二桁生まれの この旧制二中卒業生を主なメンバーとする 十数人が、「二十一世紀を語る夢の会」な る親睦会をつくった。  親睦会といっても酒好きの彼らは、この 夢の会発足前からも、毎夕仕事帰りに各自 それぞればらばらに市内の片町や香林坊の 居酒屋、小料理屋で顔を合わせ、夢の会を 開いていたのだが、そこでは国政や県政、 社会、教育、海外情勢などあらゆる時事問 題、身近な話題をだれに遠慮することなく 忌憚なく熱く語り合っていた。  彼らの多くは定年間近のサラリーマンで、 県庁、市役所、郵便局、学校、新聞社、専 売公社、電電公社、国鉄、労働組合などに 勤めていた。若き日、戦場を体験した世代 である。彼らは多くの友人や親、兄弟たち を失っていた。戦争否定は言わずもがなの 彼らの共通認識であった。また、高学歴で ありながら「長」の付く要職を拒んだ人た ちでもあった。東大、早稲田、慶応を出て いようと彼らは平社員、平教員を貫いた。 満鉄退職後、県庁に勤めていた人もいた。  居酒屋で彼らとよく顔をあわせていた私 は、なぜか彼らに可愛がられて、いつの間 にか親子ほども歳の離れた特別会員となっ てしまった。私は旅行代理業をしていたこ ともあって年に数回、「夢の会懇親旅行」 を企画、担当し、彼らを日本各地の名所へ 案内した。  このメンバーの中に、林政文の孫の林さ んという方がいた。林さんの父は林政武で、 第4代の北國新聞社長だった。祖父が第2 代社長の林政文である。  なお、初代は政文の実兄の赤羽万次郎で あり、3代目は政文の義父・林政通である。  林政武は昭和18年(1943年) に亡くなり、 同社の経営は林家から離れた。赤羽家、林 家は長野県松本市出身だった。   明治26年(1893年) 8月5日、...
         柿岡 時正
         廣田 克昭
         酒井 與郎
         黒沢  靖
         神尾 和子
         前田 祐吉
         廣田 克昭
         伊藤 正孝
         柿岡 時正
         広瀬 心二郎
         七尾 政治
         辰巳 国雄
         大山 文人
         島田 清次郎
         鶴   彬
         西山 誠一
         荒木田 岳
         加納 韻泉
         沢田 喜誠
         島谷 吾六
         宮保 英明
         青木 晴美
         山本 智美
         匂  咲子
         浅井 恒子
         浜田 弥生
         遠田 千鶴子
         米谷 艶子
         大矢場 雅楽子
         舘田 信子
         酒井 由記子
         酒井 由記子
         竹内 緋紗子
         幸村  明
         梅  時雄
         家永 三郎
         下村 利明
         廣田 克昭
         早津 美寿々
         木村 美津子
         酒匂 浩三
         永原 百合子
         竹津 清樹
         階戸 陽太
         山本 孝志
         谷口 留美
         早津 美寿々
         坂井 耕吉
         伊佐田 哲朗
         舘田 志保
         中田 美保
         北崎 誠一
         森  鈴井
         正見  巖
         正見  巖
         貝野  亨
         竹内 緋紗子
         滋野 真祐美
         佐伯 正博
         広瀬 心二郎
         西野 雅治
         竹内 緋紗子
         早津 美寿々
         御堂河内 四市
         酒井 與郎
         石崎 光春
         小林 ときお
         小川 文人
         広瀬 心二郎
         波佐場 義隆
         石黒 優香里
         沖崎 信繁
         山浦  元
         船橋 夕有子
         米谷 艶子
       ジョアキン・モンテイロ
         遠藤  一
         谷野 あづさ
         梅田 喜代美
         小林 ときお
         中島 孝男
         中村 秀人
         竹内 緋紗子
         笠尾  実
         前田 佐智子
         桐生 和郎
         伊勢谷 業
         伊勢谷 功
         中川 清基
         北出  晃
         北出  晃
         広瀬 心二郎
         石黒 優香里
         濱田 愛莉
         伊勢谷 功
         伊勢谷 功
         加納 実紀代
         細山田 三精
         杉浦 麻有子
         半田 ひとみ
         早津 美寿々
         広瀬 心二郎
         石黒 優香里
         若林 忠司
         若林 忠司
         橋本 美濃里
         田代 真理子
         花水 真希
         村田 啓子
         滋野 弘美
         若林 忠司
         吉本 行光
         早津 美寿々
         竹内 緋紗子
         市来 信夫
         西田 瑤子
         西田 瑤子
         高木 智子
         金森 燁子
         坂本 淑絵
         小見山 薫子
         広瀬 心二郎
         横井 瑠璃子
         野川 信治朗
         黒谷 幸子
         福永 和恵
         小社発信記事
         小社発信記事
         小社発信記事
         小社発信記事
         小社発信記事
         小社発信記事
         小社発信記事
         小社発信記事
         小社発信記事
         秋山 郁美
         加藤 蒼汰
         森本 比奈子
         森本 比奈子
         吉村 三七治
         石崎 光春
         前田 佐智子
         前田 佐智子
         前田 佐智子
         前田 佐智子
         中野 喜佐雄
         八木  正
         堀  勇蔵
         家永 三郎
         広瀬 心二郎
         菅野 千鶴子
         海野 啓子
         菅野 千鶴子
         海野 啓子
         石井 洋三
         小島 孝一
         キャリー・マディ
         谷本 誠一
         宇部  功
         竹内 緋紗子
         谷本 誠一
         酒井 伸雄
163、コロナ禍の医療現場リポート
         竹口 昌志
164、この世とコロナと生き方を問う
         小社発信記事
165、コロナの風向きを変える取材
         橋本 美濃里
166、英断の新聞意見広告
         小社発信記事
167、ワクチン接種をしてしまった方へ
         小社発信記事
168、真実と反骨の質問
         小社発信記事
169、世論を逆転する記者会見
         小社発信記事
170、世界に響けこの音この歌この踊り
         小社発信記事
171、命の責任はだれにあるのか
         小社発信記事
172、歌人・芦田高子を偲ぶ(1)
         若林 忠司
173、歌人・芦田高子を偲ぶ(2)
         若林 忠司
174、歌人・芦田高子を偲ぶ(3)
         若林 忠司
175、ノーマスク学校生活宣言
         こいわし広島
176、白山に秘められた日本建国の真実
         新井 信介
177、G線上のアリア
         石黒 優香里
178、世界最高の笑顔
         小社発信記事
179、不戦の誓い(2)
         酒井 與郎
180、不戦の誓い(3)
         酒井 與郎
181、不戦の誓い(4)
         酒井 與郎
182、まだ軍服を着せますか?
         小社発信記事
183、現代時事川柳(六)
         早津 美寿々
184、翡翠の里・高志の海原
         永井 則子
185、命のおくりもの
         竹津 美綺 
186、魔法の喫茶店
         小川 文人 
187、市民メディアの役割を考える
         馬場 禎子 
188、当季雑詠
         表 古主衣 
189、「緑」に因んで
         吉村 三七治 
190、「鶴彬」特別授業感想文
         小社発信記事
191、「社会の木鐸」を失った記事
         小社発信記事
192、朝露(아침이슬)
         坂本 淑絵
193、変わりつつある世論
         小社発信記事
194、ミニコミ紙「ローカル列車」
         赤井 武治
195、コロナの本当の本質を問う①
         矢田 嘉伸
196、秋
         鈴木 きく
197、コロナの本当の本質を問う②
         矢田 嘉伸
198、人間ロボットからの解放
         清水 世織
199、コロナの本当の本質を問う③
         矢田 嘉伸
200、蟹
         加納 韻泉
201、雨降る永東橋
         坂本 淑絵
202、総選挙をふりかえって
         岩井 奏太
203、ファイザーの論理
         小社発信記事
204、コロナの本当の本質を問う④
         矢田 嘉伸
205、湯の人(その2)
         加藤 蒼汰
206、コロナの本当の本質を問う⑤
         矢田 嘉伸
207、哲学の時代へ(第1回)
         小社発信記事
208、哲学の時代へ(第2回)
         小川 文人
209、コロナの本当の本質を問う⑥
         矢田 嘉伸
210、読者・投稿者の方々へお願い
         小社発信記事
211、哲学の時代へ(第3回)
         小社発信記事
212、哲学の時代へ(第4回)
         小社発信記事
213、小説『金澤夜景』(2)
         広瀬 心二郎
214、小説『金澤夜景』(3)
         広瀬 心二郎