コロナ禍の医療現場リポート

【2021年5月12日配信NO.163】         

  

 

  新型コロナウイルスの不都合な真実   

-コロナ禍の医療現場の最前線で見た事実-    

 

 

          看護師 竹口 昌志

                     (兵庫県出身)    

 

はじめに

 

    2019 12月に中国武漢で発祥した新型

コロナウイルスの発生から1年以上が過ぎ、

世界は現在もコロナ禍のまっただなかにあ

ります。

    「TVや新聞などのメディアで叫ばれて

いる医療崩壊という惨状は本当なのか?

医療現場の最前線で何が起こっているのか

? 国や国民を巻き込むほどの緊急事態が

起こっているのか?」

 私はそんな疑念を抱き、田舎で約 年、

悶々とした日々を過ごしていました。

 そんな時に直感が走り、多くの反対を押

しきって公務員を退職しました。

 そして、今、私はコロナ禍の医療現場の

最前線にいます。

    コロナ禍の医療現場の最前線で看護師と

して「自分の目で見たこと・感じたこと」

をここに述べたいと思います。

 

    現在、私が勤務している病院は、日本最

大規模のPCR検査センターを併設し、「

無症/軽症/中等症/重症コロナ患者」を

収容できる機能を要しています。

 またTVなどのメディアでも多く取り上

げられている施設です。医療従事者として、

無症状者~重症コロナ患者まで対峙してい

ます。

 次に自身が冒頭で抱いていた疑念の答え

合わせとして、約 1ヶ月間の勤務を基に医

療現場であった事実をここにまとめます。

 

 

メディアで叫ばれている医療崩壊?

-実際の医療現場の最前線で起こって

 いること-

 

 「医療崩壊とは、日常において本来受け

られるはずの医療を提供できなくなる状態

である」と定義されています。

 この約 1ヶ月、医療現場で従事してきま

したが、結論を言うと、上記の定義にあて

はまる医療崩壊という危機を感じたことは

ありません。

 確かに様々なリスクを想定して危機感を

持って勤務に当たっていることは事実です。

 ただ感染症対策に伴う医療体制に問題を

感じる場面は多々あります。

   例えば、発熱があるからといって他院で

断られ救急搬送されてくるケースです。

 本人や家族に詳細を聴くと「熱があるか

らPCR検査をして陰性とわかってから来

てほしいって言われました」と話されまし

た。

 また他には病院で患者や職員のクラスタ

ー(感染者集団)が発生しているから、入

院の受け入れができないなどです。

 かかりつけ医や自分の病院で手術や治療

している病院が患者を断るのです。

 平時を知っている医療者からすると異常

としか言いようがありません。

 何より、このコロナ禍によって患者不在

の医療が行われていることに私は強く問題

を感じています。

 

 現行の医療体制では新型コロナウイルス

感染指定病院のなかでも状況によっては、

一部の病院に偏りが生じて病院崩壊にも似

た過度の負担につながっていることは事実

です。

 そして、コロナ患者を受け入れるための

病床確保に伴う病院経営の圧迫、クラスタ

ー発生による医療者の活動停止に伴うマン

パワー不足のリスク、そして風評被害など

です。

 これではメディアで報道するとおりコロ

ナ対応に四倍の労力がかかってしまいます。

 今の感染症対策では多くの医療従事者が

闘いたくても闘えない状態にあります。

 そして、メディアで流れる一部の最前線

で闘う医療従事者への礼賛は、言葉は悪い

ですが、現行の感染症対策の弊害だと思い

ます。

 私も現場で勤務していて、「大変ななか、

ありがとうございます。がんばってくださ

い、応援しています」などの声をよくかけ

られます。

 心のなかで「本当にがんばっているのは、

あなたたち国民ですよ」と頭が下がる思い

でつぶやいています。

 

 メディアの感染者数発表は、私が勤務す

るPCR検査センターの検査数にも反映し

ています。

 どういうことかというと、メディアでコ

ロナの危機を、不安を煽れば煽るほど、真

面目で誠実な国民は、無症状なのに「咳や

熱のある人と関わったから」などと言い、

多くの方が検査に来られます。

 時には検査センターの駐車場が埋まり、

大渋滞になるほどです。

 この騒動から、もう1年以上が経過して

いますが、それほど国民は不安なのです。

 私は検査センターがその不安の受け皿な

ら仕方がないと思い、「陰性が確認できた

ら、普段通りに生活してくださいね。勉強

をがんばってくださいね。経済活動してく

ださいね」などと必ず声をかけるようにし

ています。

 これが今の私にできる精一杯です。

 

 なかには異様な光景の親子もいました。

 医療者と同じようなフェイスシールドと

手袋、そしてマスクを装着してフードをか

ぶった状態での来院です。

 これを想像してみてください。普通の心

理ではこの親子に近寄れないし、声をかけ

られないです。

 そこまでする必要が本当にあるのでしょ

うか? 

 これがニューノーマル? 

 ソーシャルディスタンス?

 

    約 1ヶ月勤務してきて、検査センターに

来られる方々の約9割以上は陰性であり、

陽性でも無症状者で自宅療養の隔離、また、

軽症の有症者では、ホテル療養ということ

がわかりました。

 しかし、なかには中等症~重症コロナ患

者の方がおられます。しかし、そのほとん

どが基礎疾患を持った高齢者です。

 そうはいっても 3050 歳代の比較的若

い方もおられますが、肥満や糖尿病、慢性

心不全などの基礎疾患を持っていることが

多いです。

   TVなどのメディアでは変異株による感

染の若年齢化、基礎疾患のない若年者の重

症化を言っていますが、当然、若年の重症

者がいてもおかしくないと思います。

 

 今回、初めてと言っていいほど、医療現

場にスポットが当たっていますが、本来、

軽症~命の危機に瀕している重症者を治療

し診る(看る)ところが医療機関という場

所です。

 その病院という場所があり、医療人がい

るのに患者を支える機能をなくさせている

足枷の現行医療体制に問題があることを、

メディアはあまり強く報道しません。

 私は決して、命を軽視しているのではあ

りません。

 

 今回の感染症対策による弊害が他にもあ

ります。

 例として。

 80 歳代の男性コロナ患者がいました。

   この男性は既往に糖尿病があり、コロナ

罹患後すぐに治療開始しましたが、重症化

を避けられず、残存する肺機能はごくわず

かとなり、積極的なリハビリもできず回復

の見込みのない状態になっていました。

 そこで主治医が、本人へ残されたわずか

な治療について説明しました。

 もちろんキーパーソンの家族にも電話で

説明しています。問題は、状態が悪いため

一両日中に決断してくれということと、患

者の家族とはコロナ禍であるため面会でき

ないことです。

 80歳を超えた弱っている患者に、一人で

決断させるのです。

 もちろん電話やZOOMなどで、家族の

顔を見て、話もできます。

 何度も言います。もう1年以上が経過し

ていて、感染症対策のためにそこまで家族

を分離分断する必要があるのでしょうか? 

 

 キーパーソンである家族は医師から状態

を聞いていますが、まだ治ると思っていま

した。

 それを聞いて主治医は、本人や家族に理

解がないと言っていましたが、私は違うと

思います。

 入院してから電話連絡だけで一度も会っ

てないのに、医療従事者でもない家族が、

本人の状態を正しく理解することなどでき

ないと思います。

 患者本人も苦しくて弱っているため客観

的になど判断できません。

 結果、この男性は「そこまでして生きた

くない」と泣いて、わずかな希望であった

治療を拒否しました。

 

 今、私はこのコロナ禍の孤独のなかで決

したこの男性を支えるお仕事をさせてい

ただいています。

 戦後焼け野原からのハンデのなか、日本

を復興させてくれた先輩を、感染するかも

しれないからと、大切な家族と隔離し孤独

にさせる今の世の中はおかしくないでしょ

うか?

 コロナはそれほどに恐いウイルスなので

しょうか? 

 これは氷山の一角だと思います。

 

 もう1年以上も変わらないこの状態をい

つまで続けるのでしょうか? 

 ワクチン接種などで解決されるのでしょ

うか? 

 誤解を恐れずに言います。

 「医療偏重・医療全体主義」のリセット

が必要だと考えます。

 

 

国や国民を巻き込むほどの緊急事態?

 

ベトナム人留学生

 

    PCR検査センターには、前述したよう

に様々な方が検査のために来院されます。

 なかでもこのコロナ禍を象徴しているの

が、渡航のための陰性証明書です。

 海外への帰省などで渡航するのに、出国

の際の証明が必要になるのです。

 なので、インド人やネパール人、ベトナ

ム人などの外国人が多く来られます。

 

 今でも記憶に鮮明にあるのがベトナム人

留学生です。

 あるベトナム人三人がグループで来院さ

れました。

 片言の日本語ですが話を聞くと、グルー

プ内の一人がPCR検査で陽性が出たため

保健所の指示で濃厚接触者の二人も検査を

受けにきたと。

 その時点で、PCR陽性者は感染者扱い

になるため検査センターの別室で隔離です。

 そして。

 その陽性者のベトナム人は喉が痛いから

薬を欲しいと言います。

 そこで保険証の有無を聞くと、持ってい

ません、在留カードもありません。

 さらに所持金 1000 円しかありません。

 現場にいてあまりないケースにびっくり

しました。

 詳しく話を聞くと、ビジネスと日本語を

学ぶために日本に留学したが、コロナ禍に

より学ぶことはおろか、働く先が失われ、

三人で同じアパートに住み協力しながら暮

らしているというのです。

 もうそれを聞いて言葉になりませんでし

た。

 そして、お金がないのにどうやって診察

して薬を渡せばいいのか、コロナ患者とい

うこともあり、スタッフで話し合い頭をひ

ねりましたが、 保険証がなく所持金 1000

円ではどうにもなりませんでした。

 

   私は患者の間に入って、他のベトナム人

の二人に事情を話し、ベトナム人三人のか

き集めたお金の 4000 円でどうにか診察を

受けてもらいお薬を渡すことができました。

 ただ、症状に合わせてではなく、所持金

に合わせてしか薬を渡すことができません

でした。

 わずかな錠数の薬をもらうときのそのベ

トナム人の寂しそうな表情が、今のコロナ

禍の弊害を物語ります。

 やってはいけませんが、何度も自分の財

布からお金を出そうと思いました。

 しかし、多くの外国人が来院することが

頭に浮かび、自分にその勇気はありません

でした。

 1 枚のくちゃくちゃの 1000円 札を握り

しめて来院した1人の青年の姿が、今も目

に焼き付いています。

 

 

20歳の新入女性社員

 

  ある 20 歳の女性が検査のために来院さ

れました。

   話を聞くと、近しい友人がPCR検査で

陽性となり、自分は濃厚接触者ではないが、

接触している可能性があるため心配で検査

に来たと話します。

 さらに詳しく聞くと、来院日の翌日の検

査結果を待つ日(4月1日)が入社式だと

いうのです。

 

 私たちスタッフは困りました。何が困る

かというと、当日検査を受けた限りは陰性

結果確認まで、自宅待機を本人へ強いるか

らです。

 つまり、入社式に出られないのです。

 入社式に出してあげたい心理がはたらき、

無症なので検査しない選択肢が何とかある

ことを説明しますが、こちらが話せば話す

ほど、彼女は悩みます。

 「もし感染してたら、会社に迷惑をかけ

るかもしれないから、皆に迷惑をかけるか

もしれないから」と辛そうに話すのです。

 

 まだ入社もしていない働いてもいない会

社のことを心配して悩む彼女の姿を見て、

これが本当の思いやり、いわゆるソーシャ

ルディスタンスだと思いました。

 医師を含め医療スタッフで説得しました

が、結果として、20歳の記念すべき彼女の

初めての就職日が、検査結果を待つための

自宅待機となりました。

   こんな優しい若者の歩みをいつまで止め

続けるのでしょうか?

 

 

大企業

 

 TVなどのメディアでクラスター発生と

報道していますが、例えば会社で一人でも

PCR検査で陽性者が出ると、集団で来院

しPCR検査を受けられます。

 大げさではなく、会社が借りた大型のバ

スで50100人ほどPCR集団検査に来ら

れることもあります。

 他には介護施設で陽性者が出たら当院に

要請があり、介護施設へ出張PCR検査へ

行きます。

 どういうことかというと、クラスター発

生に伴う企業イメージダウンや風評被害な

どの社会的損失を避けたいのです。

 何より現行の感染症対策の規定では、感

染者が出ると保健指導が入り経済社会活動

ができなくなるのです。

 大きい著明な会社であればあるほどに影

響力が強いため、濃厚接触者の定義に当て

はまらなくても集団で検査されに来る傾向

にあります。

 なので、時には県を跨いで遠方から団体

でPCR検査に来られることもあるのです。

 

 このような事例が枚挙にいとまがないほ

どにあります。

 時に電話が鳴りやまない時があり、電話

対応をするのですが、電話の向こうから国

民の不安が伝わってきます。

 今のやり方では保健所も業務に追われ、

パンク寸前となっています。

 国の政策によって、いかに国民が悩み考

え翻弄されているかということを医療現場

で痛感します。

 いつまで全国民に強いるほどのこの緊急

事態を続けるのでしょうか?

 

 

終わりに

 

 私が今回、コロナ禍、医療現場の最前線

で一番感じているのはコロナウイルス罹患

の恐怖や重症化の懸念などではなく、「医

療や社会経済などのそもそもの国や国民の

形を変えてしまうほどの新型コロナウイル

スの威力」です。

   私は医療人としての経験はまだまだ浅い

ですが、浅いなかでも、正直これほど疲れ

る医療現場は初めてです。

 医療に疲れるというよりも医療現場にい

るのに、今の政治の違和感やおかしさをず

しずしと感じるからです。

 悲しいかな、今いる私の医療現場では、

その違和感や危機感を共有できない現状に

あります。

 

 この約 ヶ月、医療に従事して一番伝え

たいことは、「政治・政策によって多くの

国民や日本に関わる外国人の人生が止めら

れている」ということです。









〈以下参考〉




 日本での新型コロナワクチン接種後の

   死亡者数39人

 厚生労働省の厚生科学審議会が

 各事例を発表     (2021.5.12)


 mhlw.go.jp/content/10906000/000778304.pdf


 【厚労省資料の見方説明】

   大迫徳子さんの動画から

新型コロナとワクチン

 https://osekonoriko.com/menekiup/




【必見】ドイツとヨーロッパのワクチン悲劇

     (独kla.tv・ドキュメンタリー番組)


拡散希望!ドイツとヨーロッパのワクチン悲劇






五島高資さんのブログから






超緊急シンポジウム in 神戸

   「どうする?コロナワクチン

    ~子どもの接種、3回目の接種~

 2022.2.26  10:00~16:00

 主催 コロナとの向き合い方を考える会

 会場 神戸文化ホール

 発言者 竹口 昌志  児玉 慎一郎

     長尾 和宏  南出 賢一     


     https://mukiaikata-2-26.peatix.com/




   当講座NO.238 当講座記事項目

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   当講座NO.236 全国民・全世界への呼びかけ   

   当講座NO.268 いま一度、コロナについて考えてみよう








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224. 天と地をつなぐ「おわらの風」

【2022年1月22日配信】   大寒           七尾市 石島 瑞枝             雪解けの春風を待つ坂の町               秋風 (2023.9.3)            横浜市 髙祖 路子    夜流しの音色に染まる坂の街                         鏡町地方衆、先人のご苦労をしのびその息吹に応える夜流し .  今町のおわら .      2023.9.3 最終日、西町青年団最終おわらの舞い .                               撮影 木偶乃坊写楽斎さん         〈参考〉                               越中八尾おわら風の盆               「深夜の夜ながし」      日本と日本人が失くしてしまった、  奪 われてしまった温かい心情、 郷愁  --それらを求めて各地から 数多の  見物者 が、 魅入られたかのように、  取りもどす か の ように八尾へ と 足を  運 ぶ の だろうか。  高橋治と石川さゆりの『風の盆恋歌』  の影響が大きいとも八尾ではいわれ  て いる。言葉と 歌の 力のすごさか。  事実、この 歌 の前と後とでは、風の  盆訪問 者 数に圧倒的な差がある。  紅白で、「命を賭けてくつ がえす」  と、着物の 袖 を 強く 握りしめ 揺さぶ  り ながらうた った 「くつがえす」の  一語の中に、日本の 歌手 として歩ん  できた 石川さゆりの、 自 らの心の奥  底にある深い 懐 いをも 包んだ 全 情念  が 込め ら れて い る。  旅人の多くが八尾に滞在してい る中、  わずかのさすがの通だけが、おわら  本来 の良 さ が漂っている深夜の夜流  し の、 後ろ姿を見ている。個性 ある  いで たちもすばらしい。  おわらは見せるものなのか、見られ  るこ とを意識すらせずに心ゆく まで  自ら楽しむものなのか。あるいはま  た、…… …… 高橋治と 石川さゆりは、  諸々のことを考える、見直すための  たいへ ん な「契機」 を 与 えて くれ た  ので ある 。    個人的な所感を...

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365. 瓊音(ぬなと)のひびき

 【2024年10月5日配信】 白山に秘められた日本建国の真実      追悼          長野県 中野市  文明アナリスト   新井  信介        共振する縄文の心・翡翠の 波形         -泰澄の白山開山の意味-                                                                               白山は縄文時代からの山として人々の信 仰を集めてきた。六千年前、日本列島では、   お互いの命の響きを正確に伝え合う共振装 置としてヒスイを発見し、大切に身に着け 出した。その信仰の中心に最も響きの分か る女神を選び、ヌナカワ姫と代々呼ばれ続 けた。太古の時代から白山の存在は、北の 日本海と南の太平洋へと流れ行く命の水を 分け恵む特別な水分(みくまり)の山だっ た。そんな日本列島に憧れ入植した人たち から、命を産み育てる力はイザナミと呼ば れ、人々はこの力を、水そのものと同一に 見ていたのだ。                           一方で、国や統治体のことをイザナギと   呼んだ。これらは陰と陽のように表裏を成   し、この二つの力がこれまでの日本国を導   いてきた。しかし令和が始まった今、日本   国というこの統治体は人々の幸福よりも経   済の発展を重視し、マネーの追求に明け暮   れ、その結果多くの問題と疑問と苦痛を人   々にもたらしてきた。そして今、かつて経   験したことがないような、先行きの見えな   い不安が日本人と社会を覆っている。                               さらに今、縄文から続く六千年来の人々   の覚醒が静かに始まった。                                    白山には三つの入口がある。一つは加賀   から入る道で、ここは古代に崇神(すじん) 天皇...

328. ふるさとなまり

 【2024年1月28日配信】   おばばの言葉                       白山市 番匠 俊行                                私の両親は石川県石川郡美川町(現白山 市)に生まれ育ちました。両親のそれぞれ の両親も同町の生まれ、育ちです。除籍簿 を見ると、私の先祖は全員、明治初期から 同町の住人でした。  私は高校時代まで美川で育ち、そのあと 関東の大学を卒業し、宮城県内で就職し、 現在、郷里の美川で塾教師をしています。  私の祖母は1900年生まれで伝統産業 の美川刺繍をしていました。亡くなるまで 町から一歩も出たことがなく、町の人たち との会話を楽しみに生きていたようです。  その会話を耳にした一端をご紹介します。  美川町は手取川の河口の町で日本海に面 しています。作家の島田清次郎、詩人の邑 井武雄、政治家の奥田敬和、歌手の浅川マ キ、五輪トランポリン選手の中田大輔らの 出身地でもあります。  「美川弁」といってもいい言葉は、隣町 の能美郡根上町(現能美市)や能美郡川北 村(現能美郡川北町)、石川郡松任町(旧 松任市、現白山市)ともちょっと異なって いると思います。  私は金沢市内の高校に通ったのですが、 私の話す言葉がおかしいと、いつも友人に 笑われていました。言葉だけで伝えるのは 難しいのですが、動詞、形容詞、形容動詞 のエ音便がイ音便になったり、また、人名 や名詞の発音のアクセントや抑揚、強弱、 長短が独特みたいです。  鹿児島弁が混じっているのではないかと 言う人もいます。もしそうであれば、最初 の石川県庁が美川町に置かれたことと関係 しているのかもしれません。内田政風とい う薩摩藩士がトップとなりはるばるこの町 にやって来たと聞いています。ひょうきん な美川の人たちが薩摩から来た役人たちの 言葉をおもしろがって真似して、流行らせ、 それがそのまま一部根づいたのではないか と思ったりもしています。  内田はなぜか金沢県とすることを拒否し、 県名を石川郡から拝借して石川県にし、さ らに「美川県」にとまで県名をかえようと したと聞きます。石川県はあわや美川県に なっていた可能性もあったということです。  これはこれでおもしろい話ですが、内田 は、美川町を中心にした金沢以上の新たな ...

319. 何者でもない者が生きる哲学  

【2023年11月4日配信】         考えることがなぜ大切なのか     小を積めば即ち大と為る. 『報徳記』富田高慶1856    二宮尊徳翁曰く 「励精小さなる事を勤めば大なる事必ずなるべし。  小さなる事をゆるがせにする者、大なる事必ず  できぬものなり」     読書のすすめ 背負い歩き考える二宮金治郎          ロダンの『考える人』よりもりっぱに思える         薪を負いて名定まる         損得から尊徳の世へ             朱買臣 哲学の時代へ(第14回)                                        以下の文はkyouseiさんという方のnote にある文です。偶然みつけ共感するものが ありこれまで何度か勝手にその文を紹介し てきました。どこのどなたかまったく存じ 上げませんが、またお叱りを受けるかもし れませんが、本日掲載の文をご紹介します。 (当講座編集人)            本当の哲学とはなにか            note での投稿も長くなった。 連続投稿 が 370 を超えたようだ。そんなことはどう で もい いことだが、ぼくはこれまで 「哲学」 だと 思って書いていた記事は、「本当に哲 学 な のだろうか」と思うことがよくある。 皆の言う「哲学」は、「○○哲学では…」 と 難しい話をよく知っている。 ぼくはというと、思考を治療的に使って 現 状の維持、回復を狙うものだ。 「何が不満か」「何がそうさせるのか」と いった答えを探すものだ。だから「治療的 哲学」と銘打っているのだが、はたしてそ れは哲学なのだろうかと思うこともある。 ぼくの哲学は「結果が全て」であり、再 現 性も求める。結果が出ないとすれば、や り 方がまずかったとすぐに修正する。自分 自 身を実験台にして確かめるのだ。 難しい話を好まないのは「使えない」 か ら だ。使えないものは真理ではないと 考え て いる。 だからといって、ぼくの視野が広いか とい えばそうではなく、個人という狭い世 界観 をどう変えるかといったものだ。 「大したことないな」と思われるだろう が、 では、...

280. 湯の人(その4)現実と夢

 【2022年11月22日配信】   大きな便り                       加藤 蒼汰          秋とはいっても冬のような寒い夜だった。 浴室にはだれもおらず、脱衣場には番台に 座っている銭湯の主人と私ともうひとり。  その人は銭湯の近所の人であり、かつて 高校の教員をしていた。在職当時、馳浩・ 現石川県知事を教えていたと語っている。 八十歳を超えている。  この銭湯でよく顔を合わせ、会うたびに 知事の高校在学中のエピソードを繰り返す ので、私はその話の内容をすっかり諳んじ られるようになってしまった。高校入学時 から卒業までの様子、レスリング部での活 躍などであるが、私が特に感銘を受けた話 は、知事は高校時代、冬、雪が降り積もっ た朝には真っ先に早出登校して、生徒・教 職員を思いやり、校門から校舎玄関入り口 までの路をひとりスコップで雪かきをして いたというくだりである。  そんなすばらしい教え子をもつ元先生が、 服を脱ぎ裸になって浴室入り口に向かって 五、六歩あるきながら大便を三個落とした のである。気づかずに落ちたようなので、 私は「先生、落としもの」と声をかけると、 「ありりー、まったく気いつかんかった。 あはははは」と笑うのである。  私は、脇にあったチリトリでこの塊をす くいとり、「みごとな色と固さやね」と言 いながらトイレに流した。しかしながら、 脱衣場にはその匂いが全面に沁みわたり、 息が苦しくなるほどだった。このとき私は、 幼いころサーカスを見たときのことを思い だした。  それは曲芸をしていた象が巨大な大便の 塊を三個落とし、団員があわててスコップ で拾いあげていた光景であった。このとき の衝撃の記憶がよみがえり、私にとっさに チリトリを思いつかせたような気がする。 本を読んでいた番台の主人もその匂いで事 のいきさつに気づき、「匂いもすばらしい ね」と笑いながら脱衣場の窓を全開し床を 雑巾でふいてくれたが、その強力な匂いは 容易に消えなかった。  その間、先生は先に浴槽へ入り、気持ち よさそうに浸かっていた。私は先生と湯壺 にいっしょに漬かることに一瞬躊躇したが、 免疫機能が高まるまたとないチャンスでは ないかとの思いも何ゆえか突然こみあげて きて湯船に同席、お伴したしだいである。 ...

303. 教え子を再び何処へ送るのか

【2023年5月25日配信】   マスクをめぐる学校との苦闘                   千葉県 今野 ゆうひ  17歳                          2019年。新型コロナウイルスが突如 として私たちの生活に現れました。何もわ からないまま政府に舵をゆだね、ウイルス の災いとして ”コロナ禍” は四年目に突入し ました。 当時中学三年生だった私の日常も  “コロナ禍” によって一変しました。  外出自粛、一斉休校、ソーシャルディス タンス、マスク、消毒...   それら政策を半ば面白がりながら、20 21年まで三年間、流されて過ごしました。  人との接触をなるべく避けながらいかに 楽しめるか。マスクをしていかにおしゃれ をできるか。いつしか私たちの生活は“コロ ナ禍”ファーストへと姿を変えていました。  2021年、高校一年生になった私も“コ ロナ禍”ファーストな高校生活を送っていま した。  その年の夏、母と私は新型コロナと全く 同じ症状を発症。病院に行っても薬がない ので PCR検査などはしていませんが、あの 症状は確実に新型コロナだったと思います。 その時母と、“コロナ禍” ファーストな生活 をしていても感染はするし、普通の風邪と 同じように治るということに気づきました。  もちろん個人差はありますが、なぜここ まで徹底して感染源を特定したり外出制限 をしたりするのか、その時からじんわりと 疑問が生まれます。  経験は人を変化させますね。  そんなこんなで私と母は、自転車に乗っ ている時だけ。から始まり、すこしずつマ スクを外すことにしました。  ある日、母と一緒に近くの大きめのスー パーで買い物をすることになります。 「注意されるまでマスクしないで入ってみ るわ」  正直遊びの部分もありました。ちょっと 面倒くさくなっちゃったのです。強い意志 もないただのチャレンジだったので、何か 言われたらすぐ付けるつもりでした。  ところが、なんかいけちゃったのです。 一時間弱いたものの、誰にもなんにも言わ れず買い物終了。  なんということでしょう。今までやって きたことはなんだったんだと思うほどあっ けなくチャレンジは成功。今思えば、この スーパーで何か言われていたら、この文を 書くこともなかったで...

275. スポーツを文化にするために

【2022年10月10日配信】      「学生野球考」      慶應義塾大学野球部監督   前田 祐吉   史上最高演技   史上最高選手      勇気ある発言   「オンニ、ここで記念に一緒に撮りましょ」   「オレは笑わないが、笑って何が悪いんだ」  葉隠・武士道を覆す号泣                       「サード!もう一丁!」「ヨーシこい」 と いう元気な掛け声の間に、「カーン」と いう 快いバットの音がひびくグラウンドが 私の職 場である。だれもが真剣に野球に取 り組み、 どの顔もスポーツの喜びに輝いて いる。息子 ほどの年齢の青年たちに囲まれ、 好きな野球 に打ち込むことのできる私は、 つくづく、し あわせ者だと思う。  学生野球は教育の一環であるとか、野球 は人間形成の手段であるということがいわ れるが、私の場合、ほとんどそんな意識は ないし、まして自分が教育者だとも思わな い。どうしたらすべての野球部員がもっと 野球を楽しめるようになるのか、どうした らもっと強いチームになって、試合に勝ち、 選手と喜びを共にできるのか、ということ ばかり考えている。  野球に限らず、およそすべてのスポーツ は、好きな者同志が集まって、思いきり身 体を動かして楽しむためのもので、それに よって何の利益も求めないという、極めて 人間的な、文化の一形態である。百メート ルをどんなに早く走ろうと、ボールをどれ だけ遠くへカッ飛ばそうと、人間の実生活 には何の役にも立たない。しかし、短距離 走者はたった百分の一秒のタイムを縮める ために骨身をけずり、野球選手は十回の打 席にたった三本のヒットを打つために若い エネルギーを燃やす。その理由は、走るこ とが楽しく、打つことが面白いからにすぎ ない。さらにいえば、より早く走るための 努力の積み重ねが何物にも替えがたい喜び であり、より良く打つための苦心と練習そ のものに、生きがいが感じられるからであ る。  このように、スポーツは余暇を楽しみ、 生活を充実させるための手段で、それ以外 には何の目的もないはずである。むしろ目 的のないことがスポーツの特徴であり、試 合に勝つことや良い記録を出すことは、単 なる目標であって終局の目的ではない。  かつて超人的な猛練習でスピー...

381. 現代の課題と統一協会(続き)

 【2025年2月26日配信】        親友ヨッチにささげる手記          -最期まで友情を信じて-                  石川県河北郡津幡町                 書店員 22歳  酒井 由記子  人は、どんな人と巡り合うか、どんな本 と出会うかによって人生が決まってくると、 ある作家が述べていたのをふと思い出す。 私にとってはまさにそうであった。出会っ た人達も書物もとても大きな影響を残し、 忘れられない出来事となっていったのであ る。   一、高校生の頃  今から六年前(1977年)、私は金沢 二水高校の二年生であった。いや二年生と いうより吹奏楽部生というほうが適切であ るほど私は部活動に情熱を注ぎ込んでいた。 みんなでマラソン、腹筋運動をしてからだ を鍛えあげ、各パートごとでロングトーン をして基礎固めをなして、全員そろって校 舎中いっぱいに響きわたるハーモニーを歌 いあげる。それは、先輩、後輩、仲間達の 一致によって一つの音楽をつくり出すとい う喜びを存分に味わった私の青春時代の真 っ盛りであった。ただ残念なことは、部活 動に熱中すればするほど勉強のほうはさっ ぱり力がはいらなかったことである。中学 生のときは、「進学校にはいるために」と いうただそれだけの目的で受験勉強ができ た。しかし、いざ高校にはいってみると、 また「いい大学にはいるために」と先生方 が口をすっぱくして押しまくる文句に素直 になれなかった。勉強する本当の意味が見 出せなかったのである。その頃から、私は 人間は何のために生きるのだろうかという ことまで突っ込んで考えるようになってい った。  父母が書店を経営しているため本は充分 にあり、書物を読むことによって答えを見 出そうとした。私の強い求めに応じるかの ように一冊の本が転がり込んできた。クリ スチャン作家である三浦綾子さんの『あさ っての風』という随筆集であった。聖書の 言葉がそこに登場しており、それはズシリ と心に響いたのである。その本に魅せられ て三浦さんの自叙伝も何冊か読み進めてい った。しだいに私の魂は、人間をはるかに 越えた大いなる存在があることを感じてい った。確信までは至らなかったけれども、 それらの本...
         柿岡 時正
         廣田 克昭
         酒井 與郎
         黒沢  靖
         神尾 和子
         前田 祐吉
         廣田 克昭
         伊藤 正孝
         柿岡 時正
         広瀬 心二郎
         七尾 政治
         辰巳 国雄
         大山 文人
         島田 清次郎
         鶴   彬
         西山 誠一
         荒木田 岳
         加納 韻泉
         沢田 喜誠
         島谷 吾六
         宮保 英明
         青木 晴美
         山本 智美
         匂  咲子
         浅井 恒子
         浜田 弥生
         遠田 千鶴子
         米谷 艶子
         大矢場 雅楽子
         舘田 信子
         酒井 由記子
         酒井 由記子
         竹内 緋紗子
         幸村  明
         梅  時雄
         家永 三郎
         下村 利明
         廣田 克昭
         早津 美寿々
         木村 美津子
         酒匂 浩三
         永原 百合子
         竹津 清樹
         階戸 陽太
         山本 孝志
         谷口 留美
         早津 美寿々
         坂井 耕吉
         伊佐田 哲朗
         舘田 志保
         中田 美保
         北崎 誠一
         森  鈴井
         正見  巖
         正見  巖
         貝野  亨
         竹内 緋紗子
         滋野 真祐美
         佐伯 正博
         広瀬 心二郎
         西野 雅治
         竹内 緋紗子
         早津 美寿々
         御堂河内 四市
         酒井 與郎
         石崎 光春
         小林 ときお
         小川 文人
         広瀬 心二郎
         波佐場 義隆
         石黒 優香里
         沖崎 信繁
         山浦  元
         船橋 夕有子
         米谷 艶子
       ジョアキン・モンテイロ
         遠藤  一
         谷野 あづさ
         梅田 喜代美
         小林 ときお
         中島 孝男
         中村 秀人
         竹内 緋紗子
         笠尾  実
         前田 佐智子
         桐生 和郎
         伊勢谷 業
         伊勢谷 功
         中川 清基
         北出  晃
         北出  晃
         広瀬 心二郎
         石黒 優香里
         濱田 愛莉
         伊勢谷 功
         伊勢谷 功
         加納 実紀代
         細山田 三精
         杉浦 麻有子
         半田 ひとみ
         早津 美寿々
         広瀬 心二郎
         石黒 優香里
         若林 忠司
         若林 忠司
         橋本 美濃里
         田代 真理子
         花水 真希
         村田 啓子
         滋野 弘美
         若林 忠司
         吉本 行光
         早津 美寿々
         竹内 緋紗子
         市来 信夫
         西田 瑤子
         西田 瑤子
         高木 智子
         金森 燁子
         坂本 淑絵
         小見山 薫子
         広瀬 心二郎
         横井 瑠璃子
         野川 信治朗
         黒谷 幸子
         福永 和恵
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         秋山 郁美
         加藤 蒼汰
         森本 比奈子
         森本 比奈子
         吉村 三七治
         石崎 光春
         前田 佐智子
         前田 佐智子
         前田 佐智子
         前田 佐智子
         中野 喜佐雄
         八木  正
         堀  勇蔵
         家永 三郎
         広瀬 心二郎
         菅野 千鶴子
         海野 啓子
         菅野 千鶴子
         海野 啓子
         石井 洋三
         小島 孝一
         キャリー・マディ
         谷本 誠一
         宇部  功
         竹内 緋紗子
         谷本 誠一
         酒井 伸雄
163、コロナ禍の医療現場リポート
         竹口 昌志
164、この世とコロナと生き方を問う
         小社発信記事
165、コロナの風向きを変える取材
         橋本 美濃里
166、英断の新聞意見広告
         小社発信記事
167、ワクチン接種をしてしまった方へ
         小社発信記事
168、真実と反骨の質問
         小社発信記事
169、世論を逆転する記者会見
         小社発信記事
170、世界に響けこの音この歌この踊り
         小社発信記事
171、命の責任はだれにあるのか
         小社発信記事
172、歌人・芦田高子を偲ぶ(1)
         若林 忠司
173、歌人・芦田高子を偲ぶ(2)
         若林 忠司
174、歌人・芦田高子を偲ぶ(3)
         若林 忠司
175、ノーマスク学校生活宣言
         こいわし広島
176、白山に秘められた日本建国の真実
         新井 信介
177、G線上のアリア
         石黒 優香里
178、世界最高の笑顔
         小社発信記事
179、不戦の誓い(2)
         酒井 與郎
180、不戦の誓い(3)
         酒井 與郎
181、不戦の誓い(4)
         酒井 與郎
182、まだ軍服を着せますか?
         小社発信記事
183、現代時事川柳(六)
         早津 美寿々
184、翡翠の里・高志の海原
         永井 則子
185、命のおくりもの
         竹津 美綺 
186、魔法の喫茶店
         小川 文人 
187、市民メディアの役割を考える
         馬場 禎子 
188、当季雑詠
         表 古主衣 
189、「緑」に因んで
         吉村 三七治 
190、「鶴彬」特別授業感想文
         小社発信記事
191、「社会の木鐸」を失った記事
         小社発信記事
192、朝露(아침이슬)
         坂本 淑絵
193、変わりつつある世論
         小社発信記事
194、ミニコミ紙「ローカル列車」
         赤井 武治
195、コロナの本当の本質を問う①
         矢田 嘉伸
196、秋
         鈴木 きく
197、コロナの本当の本質を問う②
         矢田 嘉伸
198、人間ロボットからの解放
         清水 世織
199、コロナの本当の本質を問う③
         矢田 嘉伸
200、蟹
         加納 韻泉
201、雨降る永東橋
         坂本 淑絵
202、総選挙をふりかえって
         岩井 奏太
203、ファイザーの論理
         小社発信記事
204、コロナの本当の本質を問う④
         矢田 嘉伸
205、湯の人(その2)
         加藤 蒼汰
206、コロナの本当の本質を問う⑤
         矢田 嘉伸
207、哲学の時代へ(第1回)
         小社発信記事
208、哲学の時代へ(第2回)
         小川 文人
209、コロナの本当の本質を問う⑥
         矢田 嘉伸
210、読者・投稿者の方々へお願い
         小社発信記事
211、哲学の時代へ(第3回)
         小社発信記事
212、哲学の時代へ(第4回)
         小社発信記事
213、小説『金澤夜景』(2)
         広瀬 心二郎
214、小説『金澤夜景』(3)
         広瀬 心二郎