マスコミに良識はあるか
【2021年4月14日配信 NO.160】
コロナワクチン禍
福井県大野市
竹内 緋紗子
コロナ恐い怖いと不安煽る新聞テレビ
マスコミが急かす恐怖のワクチン注射
真実を封じて注射へ走らせる
責任の在り処語らぬ注射針
虚偽を報じるマスコミ戦後も変われず
言論をしまってしまった言論人
七十六年を経て戦前の態を知る
非国民またこの言葉流行りそう
教え子を再び何処へ送る教師引率もして
「医は仁術」から算術にウイルス変異か
大政翼賛会に逆戻り全国会議員民を捨てる
人としての良心失った者のみ世にはばかる
「主権者」たる民のための政財官学報人、今こそ出でよ
〈以下参考〉
大阪日日新聞・コラム「温故知新」より
2021年2月25日
コロナワクチンの危険性
厚生労働省は米ファイザー製の新型コロナウ
イルス感染症ワクチンを承認し、2月17日か
ら接種を開始すると発表した。
批判タブー
ファイザー製ワクチンの強い副反応に関する
報告を理由に、インド政府はワクチンの承認を
却下した。米国疾病予防管理センターは、20
20年12月14日から21年2月7日の間に
コロナワクチンを接種した人のうち1170人、
接種者全体の0・003%がその後死亡したと
発表したが、ワクチンとの関連性は不明だとし
ている。日本の厚生労働省も、接種後に重いア
レルギー反応があることから、接種後少なくと
も15分間の経過観察を自治体に求めるという。
非常に危険だと思うのは、コロナワクチンへ
の批判が世界的にタブーとされていることだ。
たとえばアイルランドのユニバーシティカレッ
ジダブリンの微生物学・免疫生物学を専門とす
るドロレス・カヒル教授は、コロナワクチン接
種により世界で多くの死者がでるだろうと警告
したことで個人攻撃を受け、副会長を務める科
学委員会の地位を追われた。
インターネット上には免疫専門家や医師によ
るワクチン批判を見かけるが、主流メディアは
ワクチンの危険性について沈黙している。しか
し各国政府の新型コロナ対策やワクチンに異議
を申し立てる専門家がカヒル教授のように検閲
や迫害を受けているという事実があるからこそ、
政府の説明に疑問を持つべきなのではないだろ
うか。
爆弾抱えた状況
カヒル教授はファイザーの新しいRNAワク
チンは複数の段階で反作用が起きることを指摘
している。まず重いアレルギー反応(アナフィ
ラキシー)である。スズメバチに刺されたら2
回目が危ないように、人工合成されたコロナウ
イルスのRNAを体内に入れてあるため、アレ
ルギーがあれば2回目の接種は危険である。そ
してその後も、新型コロナに感染すればより強
い反作用が起き、特に高齢者はそれに耐えられ
ず普通の生活には戻れないだろうという。
高齢者でなくても、RNAワクチンは新型コ
ロナウイルス特有のスパイクタンパク質をつく
る指示を与える遺伝子治療であるため、それに
よって慢性的な自己免疫疾患が引き起こされる
可能性があるという。RNAは分解されて人の
遺伝子に組み込まれないとされているが、ヒト
細胞に対しスパイクタンパク質を作るように遺
伝子を作り替えているため、新型コロナウイル
スに対する免疫がついたとしても将来的にどん
な弊害が起きるか現時点では全くわからない。
そしてワクチンの中身はブラックボックスであ
り、新型コロナウイルスだけでなくインフルエ
ンザや風邪ウイルスのRNAが含まれていれば、
ワクチン接種をしたことで人々は爆弾を抱えた
状況になるとカヒル教授は警告する。
今年1月22日、ホームラン王だったハンク・
アーロン氏が86歳で亡くなったが、アーロン
氏はその2週間ほど前に新型コロナワクチンを
接種し、人々に接種を広く呼びかけていた。検
察医は死因は自然死で、コロナワクチンとの関
連性は認められないと言ったが、ワクチンが原
因ではないという証拠もまたないのである。
(評論家)
医は仁術なり。仁愛の心を本とし、
人を救うを以て志とすべし。わが身
の利養を専ら志すべからず。
天地のうみそだてたまえる人を救い
たすけ、万民の生死をつかさどる術
なれば、医を民の司命という。きわ
めて大事の職分なり。
医は仁術なり。人を救うを以て志と
すべし。
貝原益軒『養生訓』より
ポツダム宣言受諾決定の情報を知った直後
毎日新聞・西部本社の高杉孝ニ郎 (富山県
出身)編集局長が辞表とともに提出した同社
社長への「進言書」(井上靖と対極の姿勢)
「その日まで戦争を謳歌し、扇動した大新聞
の責任、これは最大の形式で国民に謝罪しな
ければならない。本社は解散し、毎日新聞は
廃刊、それが不可ならば重役並びに最高幹部
は即時総退陣する」
1945年8月15日井上靖 (社会部記者・
金沢市の第四高等学校柔道部出身)執筆
翌8月16日付け毎日新聞大阪本社発行
「毎日新聞」 社会面(2面)トップ記事
「玉音ラジオを拝して」
十五日正午ーーそれは、われわれが否三千
年の歴史がはじめて聞く思いの「君が代」の
奏でだった。その荘厳な「君が代」の響の音
が消えてからも、ラジオの前に直立不動、頭
を垂れた人々は二刻、三刻、微動だにしなか
った。生まれて初めて拝した玉の御声はいつ
までも耳にあった。忝(かたじけな)さ、尊
さに身内は深い静けさに包まれ、たれ一人毛
筋一本動かすことはできなかった。幾刻か過
ぎ、人々の眼から次第に涙がにじみあふれ肩
が細く揺れはじめてきた。本土決戦の日、大
君に捧げまつる筈の、数ならぬ身であった。
畏(かしこ)くも、陛下にはその数ならぬわ
れら臣下の身の上に御心をかけさせられ、大
東亜戦争終結の詔書をいま下し給われたので
あった。
ーー帝国ノ受クヘキ苦難ハ固ヨリ尋常ニア
ラス 爾(ナンジ)臣民ノ衷情モ朕善ク之ヲ
知ル 然レトモ朕ハ時運ノ趨(オモム)ク所
堪へ難キヲ堪へ忍ヒ難キヲ忍ヒ以テ万世ノ為
ニ太平ヲ開カムト欲ス 朕ハ茲(ココ)ニ国
体ヲ護持シ得テ忠良ナル爾臣民ノ赤誠ニ信倚
シ常ニ爾臣民ト共ニ在リ
玉音は幾度も身内に聞え身内に消えた。幾
度も幾度もーー勿体なかった。申訳なかった。
事茲に至らしめた罪は悉(ことごと)くわれ
とわが身にあるはずであった。限りない今日
までの日の反省は五体を引裂き地にひれ伏し
たい思いでいっぱいにした。いまや声なくむ
せび泣いている周囲の総ての人々も同じ思い
であったろう。日本歴史未曾有のきびしい一
点にわれわれはまぎれもなく二本の足で立っ
てはいたが、それすらも押し包む皇恩の偉大
さ! すべての思念はただ勿体なさに一途に
融け込んでゆくのみであった。
詔書を拝し終るとわれわれの職場、毎日新
聞社でも社員会議がニ階会議室で開かれた。
下田主幹が壇上に立って「詔書の御趣旨を奉
戴するところに臣民として進むべきただ一本
の大道がある」と社員の今日から進むべき道
を説けば、上原主筆続いて「職場を離れず己
が任務に邁進することのみが、アッツ島の、
サイパンの、沖縄の英霊に応える道である」
とじゅんじゅんと声涙共に下る訓示を与え、
最後に鹿倉専務また社員のこれまでの「闘い
抜く決意」を新しい日本の建設に向けること
を要請した。われわれの進むべき道は三幹部
の訓示をまつまでもなくすでに御詔勅を拝し
た瞬間から明らかであった。
一億団結して己が職場を守り、皇国興建へ
新発足すること、これが日本臣民の道である。
われわれは今日も明日も筆をとる!
井上靖はこの後、同社学芸部副部長となり、
1950年に『闘牛』で芥川賞を受賞し、翌年
同社を退職。日本の有名作家となる。
上記の大阪日日新聞記事にあるドロレス・
カヒル教授は、当講座NO.157 の記事参考
欄で紹介した世界医師連盟の記者会見動画
で発言している。カヒル教授は同連盟会長。