哲学の時代へ(第1回)
【2021年12月1日配信 NO.207】
小社発信記事
いま、いかに生きるか
およそ人の道とはいえない理不尽なコロナ
対策、ワクチン接種が続いているが、このこ
とをよく考えてみると、理由はどうであれ、
現状・実情がどうなろうと、破れかぶれで必
死に、焦りにも似たむちゃくちゃな理屈で、
民主主義・人権・文化を捨て、世界中の人々
に、強権・権威をもってしてもどうしてもワ
クチンを打たせたいという、打たせる側の、
人類に挑戦するがごとき何らかの意図がある
としか思えない。
それは何かと問われれば、市井人の頭では
及びもつかない決して表沙汰になってはいけ
ない恥ずべき後ろめたいものだろう。いった
いどのような人物や集まりのはからいか。そ
して、何のためにこのようなことをしている
のか。その真の意図や彼らの価値観、思想、
哲学が無気質、不明なのである。
いずれ明らかになる時が来るであろうが、
その時では「時すでに遅し」かもしれない。
今のマスク着用・ワクチン接種の強要という
行為や在り方からは、人間らしさ、人の情、
他者を思いやる心、責任感、倫理感、正義感、
自由、誠実さ、謙虚さ、かけがえのない自分
自身を大切にする姿勢というものがまったく
感じられないからだ。
しかしながら、この未曾有の困難な状況に
あっても一つひとつ問題を冷静に見詰め考え
ていくしか術がない。「人間(じんかん)の
情」をなくしている権力行使者、その組織、
この世の実態に対して、自己を問いながらも、
いかに対するか、いかに生きるかという難し
い課題と選択も私たち一人ひとりに与えられ
たのである。
当講座編集人
金沢出版社 番匠 正一
金沢出版社 番匠 正一