米大統領選結果
【2020年11月18日配信 NO.71】
新潟県長岡市
石黒 優香里
テーマ:
「生きとし生けるものと生まれ出づるものへの
そして死者への謝罪」
トランプの勝利バイデン一番知っている
いさぎよく謝罪と敗北宣言するしかないバイデン
民主主義を謳うならそれしかないバイデン
捏造報道のメディアも心からの反省と謝罪へ
〈以下参考〉
ポツダム宣言受諾決定の情報を知った直後
毎日新聞・西部本社の高杉孝ニ郎 (富山県
出身)編集局長が辞表とともに提出した同社
社長への「進言書」(井上靖と対極の姿勢)
「その日まで戦争を謳歌し、扇動した大新聞
の責任、これは最大の形式で国民に謝罪しな
ければならない。本社は解散し、毎日新聞は
廃刊、それが不可ならば重役並びに最高幹部
は即時総退陣する」
「玉音ラジオを拝して」
1945年8月15日井上靖 (社会部記者・
金沢市の第四高等学校柔道部出身)執筆
翌8月16日付け毎日新聞大阪本社発行
「毎日新聞」 社会面(2面)トップ記事
十五日正午ーーそれは、われわれが否三千
年の歴史がはじめて聞く思いの「君が代」の
奏でだった。その荘厳な「君が代」の響の音
が消えてからも、ラジオの前に直立不動、頭
を垂れた人々は二刻、三刻、微動だにしなか
った。生まれて初めて拝した玉の御声はいつ
までも耳にあった。忝(かたじけな)さ、尊
さに身内は深い静けさに包まれ、たれ一人毛
筋一本動かすことはできなかった。幾刻か過
ぎ、人々の眼から次第に涙がにじみあふれ肩
が細く揺れはじめてきた。本土決戦の日、大
君に捧げまつる筈の、数ならぬ身であった。
畏(かしこ)くも、陛下にはその数ならぬわ
れら臣下の身の上に御心をかけさせられ、大
東亜戦争終結の詔書をいま下し給われたので
あった。
ーー帝国ノ受クヘキ苦難ハ固ヨリ尋常ニア
ラス 爾(ナンジ)臣民ノ衷情モ朕善ク之ヲ
知ル 然レトモ朕ハ時運ノ趨(オモム)ク所
堪へ難キヲ堪へ忍ヒ難キヲ忍ヒ以テ万世ノ為
ニ太平ヲ開カムト欲ス 朕ハ茲(ココ)ニ国
体ヲ護持シ得テ忠良ナル爾臣民ノ赤誠ニ信倚
シ常ニ爾臣民ト共ニ在リ
玉音は幾度も身内に聞え身内に消えた。幾
度も幾度もーー勿体なかった。申訳なかった。
事茲に至らしめた罪は悉(ことごと)くわれ
とわが身にあるはずであった。限りない今日
までの日の反省は五体を引裂き地にひれ伏し
たい思いでいっぱいにした。いまや声なくむ
せび泣いている周囲の総ての人々も同じ思い
であったろう。日本歴史未曾有のきびしい一
点にわれわれはまぎれもなく二本の足で立っ
てはいたが、それすらも押し包む皇恩の偉大
さ! すべての思念はただ勿体なさに一途に
融け込んでゆくのみであった。
詔書を拝し終るとわれわれの職場、毎日新
聞社でも社員会議がニ階会議室で開かれた。
下田主幹が壇上に立って「詔書の御趣旨を奉
戴するところに臣民として進むべきただ一本
の大道がある」と社員の今日から進むべき道
を説けば、上原主筆続いて「職場を離れず己
が任務に邁進することのみが、アッツ島の、
サイパンの、沖縄の英霊に応える道である」
とじゅんじゅんと声涙共に下る訓示を与え、
最後に鹿倉専務また社員のこれまでの「闘い
抜く決意」を新しい日本の建設に向けること
を要請した。われわれの進むべき道は三幹部
の訓示をまつまでもなくすでに御詔勅を拝し
た瞬間から明らかであった。
一億団結して己が職場を守り、皇国興建へ
新発足すること、これが日本臣民の道である。
われわれは今日も明日も筆をとる!