「静物」

【2020年10月30日配信 NO.56】                     金沢美術工芸大学            大学院2年 貝野  亨  芸術という名のもとに、人々は目に見えな いものまで見ようと試みる。しかし、芸術と いうものはそんなに概念的なものではないは ずだ。ある意味で実に表層的なものであろう。  俗にデッサンといわれるものは、終局の目 的として描かれるものではない。しかし、ど んどん概念的になってゆく芸術に対し、単に 静物を(一本の鉛筆で)デッサンするという 行為がとても美しく感じるときがあるもので ある。              小社発行・『北陸の燈』…

短編小説『再会』

【2020年10月30日配信 NO.55】                                           正見  巖   私の手許に残っているのは軽自動車一台で あった。これもあすには他人の手に陥ちるは ずである。債権者の熾烈な追及からかくれ潜 む場所はもう、大阪のどこにもなかった。大 阪を脱出したいと思った。  どこか遠くへ逃れて、密かに生きるか、適 当な場所で死を選ぶかは、今すぐに決めたく はなかった。さしあたって、大阪をはなれた い。しかし、どこへというあてもなかった。  私は半生を大阪で過ごした。大阪以外では どこで暮したこともない…………と考…

雑木林

【2020年10月30日配信 NO.54】        金沢大学付属小学校教諭              正見  巖  普段、街で履いている革靴で山の急斜面を かけ登るのはひどく難儀だった。  私の心臓は次第に波打ち、背広の下が汗ば んでくる。  孟宗竹が密生した藪の中は太陽の光がさえ ぎられて薄暗い。ところどころに竹のこを掘 った跡がある。しかし、私は竹のこを目あて にやって来たのではない。  そのうちに小径は絶えてしまった。私はも のにつかれたように、ひたすら頂上を目指す。  現在、この山の頂上はどうなっているか。 それが私にとって関心事なのである。もちろ ん、人類未踏の山で…

大切にしている物

【2020年10月23日配信 NO.53】       石川県小松市立安宅小学校            3年2組 森  鈴井  わたしが、大切にしている物は、勉強道具 です。一度、理科の本がなくなって、夜おそ くまでさがしていました。でもみつからなか ったので、朝しかたなく学校に行きました。  そして、学校が終わってから、家へ帰り、 じゅくへ行って来ました。じゅくが終わって、 家に帰り、すぐ、 「お母さん。理科の本みつかった。」 と、聞いてみました。そしたら、 「まだみつかってないよ。」 と、言ったのでがっかりしました。  そして、その夜もまた、理科の本をさがし ました。わたしは…

スキー

【2020年10月23日配信 NO.52】     石川県石川郡美川町(現白山市)立    蝶屋小学校                      5年1組  北崎 誠一  ぼくはスキーがすきだ。そろそろスキーの シーズンがやってきた。  白い雪を見てあわててぼくは物置からスキ ーを出してきた。ぼくはスキーがすきだけど すこしもうまく上手にすべれない。練習ぶそ くのせいもあるけれど、雪のふる日が少ない こともある。今年こそはスキー場に行ってう まくなりたいけど、父や母のつごうでなかな か行けない。  ぼくは山に家があればいいと思う。そうす れば学校の体育の時間や遊ぶ時もスキーがで き…

私の友達

【2020年10月23日配信 NO.51】     富山県小矢部市立石動小学校          4年4組 中田 美保  わたしの友達の中で一番したしい人は、三 人います。一人はわたしより背がたかくて、 わたしよりおそく産まれたひとです。  もう二人は、ふた子の人です。お姉さんよ り妹さんのほうがしっかりしてるみたいです。  そのふた子の人と、お茶のじゅくへ行って います。やっぱり妹さんが、 「おれいをしたり、せいざをきちんとやりな さい。」 といいます。  わたしはときどき妹がほしくなります。で も、おにいさんやおねえさんがいるからいい です。  ふた子さんのきょうだいの名前は、…

家ぞく

【2020年10月23日配信 NO.50】      富山県砺波市立出町小学校            3年1組 舘田 志保  わたしの家ぞくは、お父さんとお母さんと おばあちゃんと妹と弟とわたしの六人家ぞく です。  お父さんは、レントゲンぎしで、毎日、自 動車で、小杉町の保けん所へつとめています。  日曜日などは、車でいろいろなところへつ れていってくれます。畑もよくしてやさいや お花をそだててくれます。わたしもたまにお 手つだいをします。  お母さんは、とうきのじむの仕事をしてい ます。それに、家ぞくのしょくじのよういも してくれておせんたくもしてくれます。わた しもお手つだい…

ぼくのなりたいもの

【2020年10月23日配信 NO.49 】  福井県坂井郡金津町(現あわら市)立             金津東小学校2年1組 伊佐田  哲朗  ぼくは、エジソンやニュートンを読んで、 しょうらい科学者になろうとけっしんしまし た。おとうさんに、 「あのお、おとうさん。ぜったい科学者にな ってみせるざ。作れたら、わかがえるくすり や、しなないくすり作るざ。」 と、いったら、 「ほおう。そんなら作ってくれや。」 と、いいました。ぼくは、人のやくにたつロ ボットや、子どもが生まれたら、いろいろな、 おもちゃを作ってあげたいと思います。  地震になったら、みんなに早くしらせるた めに、今…

人間の幸福

【2020年10月22日配信 NO.48】                石川県七尾市              農家 坂井 耕吉  政治家たちも学者たちも毎日ご多忙のこと と思う。しかし、私は、ぜひ、お尋ねいたし たいことがある。  それは、「人間において一番大切なことは 何であるか」である。  それは、自分だけでなく、自分を含めた全 人間の幸福であると私は思うのである。  だから、政治も経済もその外すべての物事 はみな、全人間の幸福のためにのみ運営すべ きであると思うのである。  故に、全人間は、今からでも、全人間の幸 福のため全力を尽くすべきである。  而して、このことに反対…

現代時事川柳(二)

【2020年10月22日配信 NO.47】   題 「トランプ」                  早津 美寿々  トランプの手品が世界をうらがえす  マギーもコロナもびっくり仰天手品  トランプ宇宙手品協会を創建  プーチン宇手協会顧問に就任  カダフィーを宇手協名誉大佐に追尊   トランプ会長ジョンウンを主席副会長に大抜擢  ムンジェイン遅れじと次席副会長に自ら逆指名  ガースー面接パスし入会オーケー  ドテルテ顔パスで入会  習近平入会審査中  キッシンジャー相談役の席画策するも断念  タケナカ書面審査も通らず雲隠れ  スシ郎もついに座席失いヤケ寿司  二階目薬もなくなり階段か…

一高校生として

【2020年10月22日配信 NO.46】     福井県武生市(現越前市)            谷口 留美  私は、この春、高校三年生になりました。 いわゆる ” 進学校 ” といわれる高校に入学し たためか、先生方はいい大学へ何人入れられ るか、生徒の多くも大学受験を目指すことだ けに集中しているようです。  今の私には将来の目標がありません。とい うよりずっと進学のことしか頭になくて、自 分の将来を真剣に考えてみるということがこ れまでまったくなかったのです。  私はこの一年間、ゆっくりと時間をかけて 自分自身の進むべき道を考えてみたいと思っ ています。また、私はテニス…

ある中学生の考え

【2020年10月18日配信 NO.45】      志雄中学校3年 山本 孝志  光陰矢のごとくのように月日がたつのは早 いもので、あと中学校も半年となりました。 残りの半年を有意義に過ごすことが、これか らは大事ですが、ここで、今年のことを少し 振り返って考えてみたいと思います。  四月にやっと三年生になり、これで中学生 の中では、怖いもの知らず(?)になったな あ、と思い、同時に、高校受験というのがせ まって来たなあ、あと一年後に、みんな別れ 別れになるのかなあ、と思ったのでした。  そして、入学式の次の日(その次の日かも しれない)に、まったく本人が、何にも思わ ないうち…

今、自分の思うこと

【2020年10月18日配信 NO.44】 校内暴力について                            志雄中学校2年                 階戸 陽太  よく、校内暴力の記事を新聞でみかけます。 志雄中学校も出てしまいました。  校内暴力はなぜおこるのでしょうか。どう 思いますか。  ある新聞に、ある中学校の番長ではないが、 まあ、ぐれて非行に走った人のことが連載さ れていました。その人が、学校のことについ て思うこと、それから、なぜ自分がこんなふ うにぐれてしまったのか、ということが書い てありました。  その人は、先生や親からも無視されていた んです。小…

教育の原点を求めて

【2020年10月18日配信 NO.43】             小社取材記事 竹津清樹さんに聞く  石川県羽咋郡志雄町(現宝達志水町)立志 雄中学校教諭の竹津清樹さんにインタビュー を申し込み、9月22日、放課後、同校を訪 問した。たまたま職員室前で生徒会長の山本 孝志君に出会い、同君も交えて対談した。   また、この日は父兄の部活動参観日でもあ り、筆者も父兄の方々といっしょに部活動を 見せてもらった。生徒・先生・父兄それぞれ 真剣な表情で一生懸命であった。  山本君も、三年生にもかかわらず、部活動 (卓球部)に参加していたのが印象的であっ た。  「先生は、志雄中学校はいく…

街角ルポ

【2020年10月15日配信 NO.42】 大杉拓弥さんに聞く          リポーター         石川県小松市 永原 百合子   車イスで簡単に入れる店は少なく、捜し疲 れと空腹にしっかり負けてしまい、「ええい、 もうどこでもいいわ」と飛び込んだのが、小 松駅前れんが通りの店・純喫茶「ブルボン」 との出会いである。  店内は十五坪、段差はなく、入口も車イス がかろうじて通れるくらいの小ぢんまりとし た店である。(昨年秋、改装して入口は自動 ドアになり、車イスも楽に通れ、トイレも広 くして3ヶ所手すりをつけてある。) 「車イスの幅は何センチ?」  最初にマスターに投げか…

秋の夕陽

【2020年10月13日配信 NO.41】             富山県小矢部市 酒匂 浩三  海に入る夕陽を見んと佇めば波来る茜のまぶしかりける  夕陽さす納屋の隅なる腰板に父の仕事か地下足袋の跡  毎晩が祭りのようなご馳走に勿体なやと敗戦時思う  北風に葉っぱを散らす大欅新緑思えば切りたくもなし  城のある遊園地にて孫の守り昏れなん空に雁渡りゆく  在満時奉公袋をふろ敷に包んで征きし朕が命令  征きし時生きて還ると思わざる若き日の人遠くに住めり       小社発行・『北陸の燈』創刊号より

【2020年10月13日配信 NO.40】           富山市 木村 美津子   君恋う心に寒しすき間風     集まりし白髪の波に秋深し   眼ざしも柔らかになり秋寂し   友逝きてショックも去りすず虫の声   友も無く愛しい人も無く本を読む   不自由な眼の片隅に愛が見え   武さし野の如く草の生え秋楽し   人の世の出逢い悲しき別れかな   戦争未亡人と云う名札下げ四十二年    亡き人に一度逢い度し六十路夢       小社発行・『北陸の燈』創刊号より

現代時事川柳(一)

【2020年10月11日配信 NO.39】      題 「新聞記事」               福井市 早津 美寿々 トランプをほめる記者はいないのかプーチンも  トランプの長所を語らぬ各社説  タケナカという名の新自由主義  新自由主義という名の非自由主義  グローバルという名の偏狭  平和という名の戦争  優しさという名の非情  人権という名の差別  消費税という名の重税  延期という名の中止決定  五輪カジノ原発アショアという名のモヤ    コロナとノーベルの熱にうなされる  大日本を取り戻そうとして小日本となる  散りぎわをみんなに見せる桜花  独立文化国家への捨て石となれ…

私のふるさと歴史考(第3回)

【2020年10月10日配信 NO.38】      越中の歌聖人麻呂信仰            郷土史家 廣田 克昭 はじめに  『北陸の燈』第2号で紹介した、五百羅漢で 親しめる長慶寺(富山市桜谷)には、柿本人 麻呂の木像が秘蔵されている。また、境内の 一角に立つ「志都丸」(しとまる)と刻んだ 塚は、ヒトマロ(人麻呂)→ヒトマル(人丸) をさらにもじったものと思われる。           (長慶寺所蔵の人麻呂像)  柿本人麻呂は『万葉集』に登場する持統期 (七世紀後半)の代表的歌人である。和銅年 間にかけて二十年以上も歌を詠み続けた人麻 呂は、奈良時代にすでに「歌聖」として…

「夢」(F20号 染額)

【2020年10月9日配信 NO.37】                              金沢美術工芸大学4年                    下村 利明  ー枕に顔をうずめて見る夢ー  ー何かを望んだ果てない夢ー  何かを作ろうという感情が生まれる。  何かを表そうという欲求が沸き出る。  欲求を満たそうと創作に悩む。  悩めば悩むほどわからない。  また感情に帰る。  何かをほんの少し見つけたようだ。  睡る間をおしまず何かをぶつけた。  できあがった。  う・れ・し・い……  とんでもない。  わからない。なんだか空虚だ。  時間の無駄だったとは言いたくない。  …

安藤昌益の思想について

【2020年10月6日配信 NO.36】                         東京教育大学名誉教授                                   家永 三郎  一七五二(宝暦二)年前後の時期に『自然 真営道』『統道真伝』などを著わして、独創 的な哲学の体系をうち立てた安藤昌益の思想 ………。  かれは、すべての人間は、みずから耕作労 働に従事し、穀物を生産して生活すべきであ り、自分は生産労働に従事することなく、他 人の生産した穀物を無償で手に入れて生活す るものは盗賊である、という破天荒の命題を その思想体系の中心にすえた。そして、この 根本…

安政の絶叫

【2020年10月6日配信 NO.35】 「七稲地蔵のことども」             石川県金沢市             郷土史家 梅  時雄  一、はじめに  金沢市橋場町から浅野川大橋を渡るとすぐ 右に卯辰山へ通ずる観音坂までの細長い道路 (元観音町、今は東山一丁目)があり、観音 坂にさしかかるほんの僅か手前に小さな尼寺 「寿経寺」がある。この寺の門前に稲を抱い た七体の地蔵が安置されている。これが、い わゆる「七稲地蔵」である。  私は子供の頃、父に連れられてよくこの界 隈を廻った。今は卯辰山へは主として天神橋 を渡って帰厚坂を選ぶが、私達の子供の頃は、 この観音坂か…

人気の記事(過去30日)

300. 来たる時代への提言.記事の開き方と全項目

 【2023年5月3日配信】小社発信記事     題字 井上碧山さん (北九州市)         絵  本多千鶴子さん(金沢錦丘高校1年)       発行 金沢出版社  当講座記事の開き方と記事全項目  政治、ジャーナリズム、思想、文化を考える                    2023.3.20 終止符と大逆転への歴史的布石     sputnik 「 互いに手を携え これから兵戈無用の世に変えていこう」        日本独立好機到来 有史以来   「命」の新文化創造の世へ   知られざる歴史「海に消えた布引丸」        職人の心意気    マスク社会への決断・問われる学校教育    白山に秘められた日本建国の真実    人間の幸福 2021.5.21 佐藤章さんスクープ解説動画 第二次安倍内閣安倍晋三首相退陣の真相 「現代の声」講座全記事の紹介 記事項目 NO. 223、「職」に関する記事 314、「哲学」に関する記事 227、「コロナ」に関する記事 228、「スポーツ」に関する記事 229、「自然」に関する記事 230、「教育」に関する記事 231、「歌」「音」「踊り」「情」に関する記事 232、「歴史」「非戦」に関する記事 233、「人文」「人権」「人道」に関する記事 170、   世界に響けこの音この歌この踊り 237、   当講座登場作家とその作品・書籍紹介 240、   当講座推薦動画・ツイッターなど紹介 290、   川柳、俳句、短歌、和歌、詩、小説紹介           当講座記事の開き方  「現代の声」講座へアクセスをいただき 有り難うございます。 NO. 291の記事でも 紹介しましたが、改めて以下のとおり再度 記します。  この講座の趣旨は、「講座の開設にあた って」を見ていただければ幸いです。  当講座を自由に使っていただければ嬉し く思います。  記事を見つけやすくするために記事項目 を上に記しました。  各記事項目を左クリックすると各記事の タイトルが出てきます。その記事タイトル または「続きを読む」を左クリックすると 記事が出てきます。  画面右側目次と併せて何か参考になれば 幸いです。   また、当講座へのご寄稿や当講座記事の 内容等についてのご批判、ご意見、ご感想 など次のメール宛にていつでもいただけれ ばなお有

280. 湯の人(4)現実と夢

 【2022年11月22日配信】   大きな便り                       加藤 蒼汰          秋とはいっても冬のような寒い夜だった。 浴室にはだれもおらず、脱衣場には番台に 座っている銭湯の主人と私ともうひとり。  その人は銭湯の近所の人であり、かつて 高校の教員をしていた。在職当時、馳浩・ 現石川県知事を教えていたと語っている。 八十歳を超えている。  この銭湯でよく顔を合わせ、会うたびに 知事の高校在学中のエピソードを繰り返す ので、私はその話の内容をすっかり諳んじ られるようになってしまった。高校入学時 から卒業までの様子、レスリング部での活 躍などであるが、私が特に感銘を受けた話 は、知事は高校時代、冬、雪が降り積もっ た朝には真っ先に早出登校して、生徒・教 職員を思いやり、校門から校舎玄関入り口 までの路をひとりスコップで雪かきをして いたというくだりである。  そんなすばらしい教え子をもつ元先生が、 服を脱ぎ裸になって浴室入り口に向かって 五、六歩あるきながら大便を三個落とした のである。気づかずに落ちたようなので、 私は「先生、落としもの」と声をかけると、 「ありりー、まったく気いつかんかった。 あはははは」と笑うのである。  私は、脇にあったチリトリでこの塊をす くいとり、「みごとな色と固さやね」と言 いながらトイレに流した。しかしながら、 脱衣場にはその匂いが全面に沁みわたり、 息が苦しくなるほどだった。このとき私は、 幼いころサーカスを見たときのことを思い だした。  それは曲芸をしていた象が巨大な大便の 塊を三個落とし、団員があわててスコップ で拾いあげていた光景であった。このとき の衝撃の記憶がよみがえり、私にとっさに チリトリを思いつかせたような気がする。 本を読んでいた番台の主人もその匂いで事 のいきさつに気づき、「匂いもすばらしい ね」と笑いながら脱衣場の窓を全開し床を 雑巾でふいてくれたが、その強力な匂いは 容易に消えなかった。  その間、先生は先に浴槽へ入り、気持ち よさそうに浸かっていた。私は先生と湯壺 にいっしょに漬かることに一瞬躊躇したが、 免疫機能が高まるまたとないチャンスでは ないかとの思いも何ゆえか突然こみあげて きて湯船に同席、お伴したしだいである。  「よくあることなんけ」と湯中、思わず

328. ふるさとなまり

 【2024年1月28日配信】   おばばの言葉                       白山市 番匠 俊行                                私の両親は石川県石川郡美川町(現白山 市)に生まれ育ちました。両親のそれぞれ の両親も同町の生まれ、育ちです。除籍簿 を見ると、私の先祖は全員、明治初期から 同町の住人でした。  私は高校時代まで美川で育ち、そのあと 関東の大学を卒業し、宮城県内で就職し、 現在、郷里の美川で塾教師をしています。  私の祖母は1900年生まれで伝統産業 の美川刺繍をしていました。亡くなるまで 町から一歩も出たことがなく、町の人たち との会話を楽しみに生きていたようです。  その会話を耳にした一端をご紹介します。  美川町は手取川の河口の町で日本海に面 しています。作家の島田清次郎、詩人の邑 井武雄、政治家の奥田敬和、歌手の浅川マ キらの出身地でもあります。  「美川弁」といってもいい言葉は、隣町 の能美郡根上町(現能美市)や能美郡川北 村(現能美郡川北町)、石川郡松任町(旧 松任市、現白山市)ともちょっと異なって いると思います。  私は金沢市内の高校に通ったのですが、 私の話す言葉がおかしいと、いつも友人に 笑われていました。言葉だけで伝えるのは 難しいのですが、動詞、形容詞、形容動詞 のエ音便がイ音便になったり、また、人名 や名詞の発音のアクセントや抑揚、強弱、 長短が独特みたいです。  鹿児島弁が混じっているのではないかと 言う人もいます。もしそうであれば、最初 の石川県庁が美川町に置かれたことと関係 しているのかもしれません。内田政風とい う薩摩藩士がトップとなりはるばるこの町 にやって来たと聞いています。ひょうきん な美川の人たちが薩摩から来た役人たちの 言葉をおもしろがって真似して、流行らせ、 それがそのまま一部根づいたのではないか と思ったりもしています。  内田はなぜか金沢県とすることを拒否し、 県名を石川郡から拝借して石川県にし、さ らに「美川県」にとまで県名をかえようと したと聞きます。石川県はあわや美川県に なっていた可能性もあったということです。  これはこれでおもしろい話ですが、内田 は、美川町を中心にした金沢以上の新たな 県都を、白山を源として流れる県内最大の 河川・手取川(石川)を

327. 能登はやさしや土までも

 【2024年1月8日配信】          お金から「いのち」の時代へ(10)             たくましくやさしき能登に光させ                    2024年3月11日              気仙沼市 菅野 千鶴子                              二隻だけでは足りない話にならない      被災者全員を救う方法を考えるべき    「五百年のひびき」   「日々是稽古」 .        輪島名舟の人たちへのインタビュー .    当講座記事NO.318 世界に範たる日本国になるには 強震モニタ .    地震情報 .                           緊急に避難所の設備充実を          大地震から一週間たった今、改めて 以下の記事を再掲します。   日本海側の原発の現況が気になります。  当講座記事 NO.296と 297で珠洲原発  のことに言及しました が、珠洲原発が  建設されていたらこの地震で日本列島  と朝鮮半島には人が住めなくなってい  たのではないでしょうか。珠洲原発を  絶対に安全だと主張して推進していた  関 西 電力、中部電力、北陸電力、経産  省、政府は 謝罪声明を出すべきだと思  います。    震災被災者の避難先に下記写真のように  ビニールハウスが何箇所かありました。  ここは個人や隣近所で自主的に避難した  場所だと思います。ビニールハウスは、  地震に強いのではないでしょうか。    また、私は高校時代、山岳部で部活動を    していたのでその経験からすれば、冬用    テント、ツエルト、シュラフ、ヤッケ、  ポンチョ、コッフェル、ラジウスなどの  山岳装備を キ スリングに入れておき、 か  つ、テントの張り方、炊事の仕方を日頃  から練習し、いつでも野営に備えていた  らいいのではないかと思いました。  もっともこれらに相当する準備は、国、  県、市町 村の首長や各議員が、常日頃か  ら個人の人権とプライバシーに心配りを  したうえで、率先してしなければならな  い極めて重要な政治の仕事であると思い  ます。特に今現在おこっている震災は、  何年も前から充分に予測できたことだけ  に、最低でも上記の準備だけはできたは  ずです。「残念」とか「遺憾

311. レジェンド記者、真実を追う

 【2023年8月2日配信】小社発信記事      木原事件、ジャニーズ事件、 松本VIP事件、 自民裏金脱税事件、政治、ジャーナリズム                      佐藤章 さんの発言とともに考える            尾崎豊『ダンスホール』1984.3.15  東京新宿RUIDO 浅 川マキ/ ライブ夜 1977.11.19 京大西部講堂 桃山晴衣『遊びをせんとや生まれけん』 最新のジャニーズ・松本VIP事件、震災その他記事 当講座記事NO.320 2024.3.6 谷本誠一さん、中川秀直衆議秘書時代を語る 広島県前呉市議(6期)の谷本さんが 高校生の インタ ビューに応えてパー券販売、地盤培養活動などを話す。 撮影 2023.8.3 2021.5.21 佐藤章さんスクープ解説動画 第二次安倍内閣安倍晋三首相退陣の真相 木原事件を考える 2023.8.2 志あるジャーナリストへの呼びかけ .  2023.8.20 黒澤明『天国と地獄』仲代達矢の圧巻の台詞 .                       「被害者・遺族の無念を晴らす。これが刑事の仕事」     佐藤誠元刑事記者会見 2023.7.28 コロンボ、安浦吉之助、 十津川省三、杉下右京をしのぐ 佐藤誠さん の 言葉。「 日本の心」はまだまだ生きている。 同時に加害者側の動機、心情も併せて理解すべきである。 日本の歴史、社会、政治を変える日本史上最高記者会見                    2023.8.8 真犯人 Z氏と木原氏の人生を考える 2023.8.17 事件当日の Z 氏の行動を考察する 2024.8.24 民主主義の岐路.検察再捜査の動き    2029.8.30 事件のもみ消しを決して許してはならない    2023.8.31 事件を報道しない既存のメディアへの怒り                                                     文春報道によれば、2006 年 4月 9日の 午後10時ごろに東京都内で安田種雄さんと いう方が殺されたが自殺とされた。そして 2018年春に捜査が再開されたが、本格的な 捜査に入ろうとした矢先の同年10月下旬に 捜査が突然打ち切られた。  この事件の捜査に当たった警視庁元刑事 の佐藤誠さんが、先月28日に

307. 職人の心意気 -「技」の文化 -

 【2023年7月3日配信】   手作りへのいざない    -「技」の文化-     縫い針のひとはりに込める夢  敦賀市 宮岸 かなえ                     てのひらに落ちる雨滴が灯をともす     鹿児島市 井上 治朗                        器(うつわ)  器への思い    九谷焼絵付師  宮保 英明         用という約束の形を提供しながら、その 形の中でどれだけ新鮮な自身の感覚を保ち 得るか、どんな可能性を引き出し得るか、 自身を試す姿勢で器と向かい合いたい。  自意識による変身、習慣のタガをはずし、 本来まったく自由に扱える創作表現への自 意識を、材質としての焼きものにぶつけた い。  盛られる料理に好かれる器。使いよくて 楽しくて、ついつい使ってしまう器。見た 目に静かで、しかし強い存在感を持ち、素 直に語りかけてくる。そんなものを心がけ てつくりたい。 みやぼ ひであき 20歳から絵付けをはじめる。 1950年石川県白山市生まれ。 石川県加賀市日谷(ひのや)在住。 日谷川をはさんで両側に民家と山が並ぶ。 谷間の村・日谷の向こうには人はいない。 宮保家の裏もすでに森である。 仕事をするのにいい場所をさがし歩き、 1984年の夏、白山市から引っ越してきた。 「ときどき熊が顔を出す」と妻の文枝さん。 小社発行・『北陸の燈』第4号より 撮影・八幡スタジオ 当講座記事NO.21、249再掲 当講座記事NO.223、「職」に関する記事から     芭蕉布ムーディー綾番匠くずし 平良 敏子   鋏 川澄 巌  文駒縫(あやこまぬい) 竹内 功   匠  足立区が誇る「現代の名工」    当講座記事NO.269、「世界屈指の技と清ら」から   流し猫壺 河井 寛次郎      「祖父寛次郎を語る」鷺 珠江さん     当講座記事NO.280、「湯の人(4)」から   樹 -卒業制作- 青木 春美     当講座記事NO.22、「織を通して学んだこと」から     絹本著色方便法身尊影  1500年製作      当講座記事NO.72、「松帆榭にて」から   千年の土 珠洲焼 篠原 敬    当講座記事NO.296、「あの日のこと」から     バンチェン土器   タイ・バンチェン遺跡     当講座記事NO.288、「個

224. 天と地をつなぐ「おわらの風」

【2022年1月22日配信】   大寒           七尾市 石島 瑞枝             雪解けの春風を待つ坂の町               秋風 (2023.9.3)            横浜市 髙祖 路子    夜流しの音色に染まる坂の街                         鏡町地方衆、先人のご苦労をしのびその息吹に応える夜流し .  今町のおわら .      2023.9.3 最終日、西町青年団最終おわらの舞い .                               撮影 木偶乃坊写楽斎さん         〈参考〉                               越中八尾おわら風の盆               「深夜の夜ながし」      日本と日本人が失くしてしまった、  奪 われてしまった温かい心情、 郷愁  --それらを求めて各地から 数多の  見物者 が、 魅入られたかのように、  取りもどす か の ように八尾へ と 足を  運 ぶ の だろうか。  高橋治と石川さゆりの『風の盆恋歌』  の影響が大きいとも八尾ではいわれ  て いる。言葉と 歌の 力のすごさか。  事実、この 歌 の前と後とでは、風の  盆訪問 者 数に圧倒的な差がある。  紅白で、「命を賭けてくつ がえす」  と、着物の 袖 を 強く 握りしめ 揺さぶ  り ながらうた った 「くつがえす」の  一語の中に、日本の 歌手 として歩ん  できた 石川さゆりの、 自 らの心の奥  底にある深い 懐 いをも 包んだ 全 情念  が 込め ら れて い る。  旅人の多くが八尾に滞在してい る中、  わずかのさすがの通だけが、おわら  本来 の良 さ が漂っている深夜の夜流  し の、 後ろ姿を見ている。個性 ある  いで たちもすばらしい。  おわらは見せるものなのか、見られ  るこ とを意識すらせずに心ゆく まで  自ら楽しむものなのか。あるいはま  た、…… …… 高橋治と 石川さゆりは、  諸々のことを考える、見直すための  たいへ ん な「契機」 を 与 えて くれ た  ので ある 。    個人的な所感を述べれば、おわらは  縄文と江戸の文化が八尾で花開いた  ような気がする。  (当講座編集人)    鏡町の踊りに魅入

235. 「兵戈無用」への道程

【2022年2月17日配信】   プーチンへの右手の励ま し   ウクライナと非戦を考える -自由と平和への歴史的飛翔-       ワリエワ問題・負けて勝つ逆転の超美技                      越前市 朝倉 陽子       Flying For Real Freedom And  Peace    二本 刃土俵入り                                                                                                                                                     兵戈無用へ向けて                  ロシア民謡「鶴」          鶴 (Журавли) 日本語字幕     歌  アレクサンドラ・べリコヴァ              Александра Белякова        鶴 - Wikipedia     当講座記事NO.170より        木偶乃坊写楽斎さん撮影    当講座記事NO.283、284、285、300から       以下も朝倉陽子さんの川柳 ワリエワの薬物疑惑事細かに報ずれどワクチン成分問わぬ報道 オリンピックを政治と憎しみの場に変質するIOC     スポーツ精神もわきまえぬIOC面々五輪稀有の至宝をも潰さんと 嫉妬深い狭量小バッハへの大バッハの怒り天を衝く 今の世とあるべき世の構図を北京に見る せめて競技者と元競技者だけですればどうか五輪運営 天賦の才ひきだすト ウ トベリーゼをIOC会長に 師を越えるカミラの願い現実に 速さ華麗さ柔らかさに強さもあわせもつ宙へ羽ばたくカミラの舞い 荷が重すぎても実力歴代世界一十五歳ワリエワ史上最高演技   ワリエワの右手の励ましに木陰で胸なでおろすプーチン一滴の落涙     写真 2022.2.18 日刊スポーツ   〈参考〉 読者の方々から以下のご意見がありました。  「 IOCこそ問題  ジャンプ服の違反やドーピングに関して、 服については競技前に検査すればいいだけ の問題であり、ドーピングに関しても大会 前に把握解決しておけばいいだけの問題で ある。大会中にこれらの問題を引き起こす ことは、IOCが

314. 哲学の時代へ(第13回)

 【2023年9月1日配信】   お金から命 の時代へ(8)    薪を負うて名定まる                「知の無知」 ソクラテスの嘆き        青梅市 山下 秀美                            毒あおぎ今ごろ悔いるソクラテス                               毒杯を奪い地に叩き割る者はいなかったのか          わが腹中を知らずや毒を急ぐ人々      奇術師の手品のようなピーシーアール           プラトンも注射に走る恩知らず         アリストテレスよおまえもか  わしともあろうものがなかった先見の明  クサンチッペが一番まともだった      「あんたはほんとにおばかさん」    今一番語りあいたしディオゲネス     「ひなたぼっこのじゃましないでくれ」  ミュルトはどうしている    フリュネとも話がしたい   ディオゲネスの唯一理解者  毒消しをわしは今アポロンに頼んでいる       孔子とはわしのことかとソクラテス    彼の人にもなってしまったが   人類の罪を背負うという意は    命を賭して彼の人を救おうと   し た者は誰もいなかったのか      同じ過ちは何度も繰りかえせ   賢明な弟子は師を選び鍛える      以下参考   今野ゆうひさん、当講座記事NO.303    マスク社会への決断・問われる学校教育   谷本誠一さん、釧路マスク強制降機の真相     この真相についての谷本誠一さん執筆原稿   司法との戦い第2ステージへ( 2023.10.1 動画)       谷本誠一さん執筆、当講座記事NO.161     国民主権・国民の命と自由と人権    高校1年生が谷本誠一さんを取材(2023.8.3 動画)    谷本さん青雲の志中学高校時代を語る    谷本さん将棋奨励会大阪時代を語る    谷本さん中川秀直衆議秘書時代を語る   2024.3.5 参議院予算委員会   柳ヶ瀬裕文議員、新型コロナワクチン被害につき質問   2024.3.7 文春オンライン、福島雅典京大名誉教授   「コロナワクチン後遺症」驚愕の調査結果発表   当講座記事NO.289 コロナ再考、甦る親鸞の他力   同268 いま一度、コロナについて考えてみよう 〈小社推

332. 来たる時代への提言(NO.300続き)

【2024年2月29日配信】小社発信記事 当講座記事NO.300の続き 当講座記事NO.300         日本の重心富山県沖、大陸から見た日本         みんな仲良く      (富山県作成)                            「現代の声」講座全記事項目の紹介      記事項目 NO. 223、「職」に関する記事 314、「哲学」に関する記事 227、「コロナ」に関する記事 228、「スポーツ」に関する記事 229、「自然」に関する記事 230、「教育」に関する記事 231、「歌」「音」「踊り」「情」に関する記事 232、「歴史」「非戦」に関する記事 233、「人文」「人権」「人道」に関する記事 170、   世界に響けこの音この歌この踊り 237、   当講座登場作家とその作品・書籍紹介 240、   当講座推薦動画・ツイッターなど紹介 290、   川柳、俳句、短歌、和歌、詩、小説紹介 政治、ジャーナリズム、思想、文化を考える 2021.5.21 佐藤章さんスクープ解説動画 第二次安倍内閣安倍晋三首相退陣の真相 2024.2.10 佐藤章さん、ジャーナリズムを語る 権力に対する批判精神を決して失ってはいけない 直感を生かしながら冷静な分析、論理を追求する 2023.4.13 佐藤章さん、田岡嶺雲を語る        反骨のジャーナリスト表明 「義を見てせざるは勇無きなり」論語為政第二24   子曰「 非其鬼而祭之、諂也。 見義不為、無勇也」     義が貴い人道であることを知りながら、これを  実行しないのは勇気がないものである。    (岩波 広辞苑)  人としてなすべき正義を見知りながら、なそう  としないのは真の勇気がない意気地なしである。    (大修館新版漢語林)   当然なすべきことであるということを知ってい  ながら、これをしないのは勇気がないのである。   (角川漢和中辞典)     悪を知りつつ善と正を行なう意はありやなしや。   (小社)     田岡嶺雲  高知県高知市出身           宮武外骨   香川県綾歌郡綾川町出身     桐生悠々  石川県金沢市出身 2024.2.29 衆院政倫審1日目審質疑 2024.2.29 毎日新聞、野党「何のための弁明か」 野党、即証人喚問の準備を.バーベキューも
         柿岡 時正
         廣田 克昭
         酒井 與郎
         黒沢  靖
         神尾 和子
         前田 祐吉
         廣田 克昭
         伊藤 正孝
         柿岡 時正
         広瀬 心二郎
         七尾 政治
         辰巳 国雄
         大山 文人
         島田 清次郎
         鶴   彬
         西山 誠一
         荒木田 岳
         加納 韻泉
         沢田 喜誠
         島谷 吾六
         宮保 英明
         青木 晴美
         山本 智美
         匂  咲子
         浅井 恒子
         浜田 弥生
         遠田 千鶴子
         米谷 艶子
         大矢場 雅楽子
         舘田 信子
         酒井 由記子
         酒井 由記子
         竹内 緋紗子
         幸村  明
         梅  時雄
         家永 三郎
         下村 利明
         廣田 克昭
         早津 美寿々
         木村 美津子
         酒匂 浩三
         永原 百合子
         竹津 清樹
         階戸 陽太
         山本 孝志
         谷口 留美
         早津 美寿々
         坂井 耕吉
         伊佐田 哲朗
         舘田 志保
         中田 美保
         北崎 誠一
         森  鈴井
         正見  巖
         正見  巖
         貝野  亨
         竹内 緋紗子
         滋野 真祐美
         佐伯 正博
         広瀬 心二郎
         西野 雅治
         竹内 緋紗子
         早津 美寿々
         御堂河内 四市
         酒井 與郎
         石崎 光春
         小林 ときお
         小川 文人
         広瀬 心二郎
         波佐場 義隆
         石黒 優香里
         沖崎 信繁
         山浦  元
         船橋 夕有子
         米谷 艶子
       ジョアキン・モンテイロ
         遠藤  一
         谷野 あづさ
         梅田 喜代美
         小林 ときお
         中島 孝男
         中村 秀人
         竹内 緋紗子
         笠尾  実
         前田 佐智子
         桐生 和郎
         伊勢谷 業
         伊勢谷 功
         中川 清基
         北出  晃
         北出  晃
         広瀬 心二郎
         石黒 優香里
         濱田 愛莉
         伊勢谷 功
         伊勢谷 功
         加納 実紀代
         細山田 三精
         杉浦 麻有子
         半田 ひとみ
         早津 美寿々
         広瀬 心二郎
         石黒 優香里
         若林 忠司
         若林 忠司
         橋本 美濃里
         田代 真理子
         花水 真希
         村田 啓子
         滋野 弘美
         若林 忠司
         吉本 行光
         早津 美寿々
         竹内 緋紗子
         市来 信夫
         西田 瑤子
         西田 瑤子
         高木 智子
         金森 燁子
         坂本 淑絵
         小見山 薫子
         広瀬 心二郎
         横井 瑠璃子
         野川 信治朗
         黒谷 幸子
         福永 和恵
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         秋山 郁美
         加藤 蒼汰
         森本 比奈子
         森本 比奈子
         吉村 三七治
         石崎 光春
         前田 佐智子
         前田 佐智子
         前田 佐智子
         前田 佐智子
         中野 喜佐雄
         八木  正
         堀  勇蔵
         家永 三郎
         広瀬 心二郎
         菅野 千鶴子
         海野 啓子
         菅野 千鶴子
         海野 啓子
         石井 洋三
         小島 孝一
         キャリー・マディ
         谷本 誠一
         宇部  功
         竹内 緋紗子
         谷本 誠一
         酒井 伸雄
163、コロナ禍の医療現場リポート
         竹口 昌志
164、この世とコロナと生き方を問う
         小社発信記事
165、コロナの風向きを変える取材
         橋本 美濃里
166、英断の新聞意見広告
         小社発信記事
167、ワクチン接種をしてしまった方へ
         小社発信記事
168、真実と反骨の質問
         小社発信記事
169、世論を逆転する記者会見
         小社発信記事
170、世界に響けこの音この歌この踊り
         小社発信記事
171、命の責任はだれにあるのか
         小社発信記事
172、歌人・芦田高子を偲ぶ(1)
         若林 忠司
173、歌人・芦田高子を偲ぶ(2)
         若林 忠司
174、歌人・芦田高子を偲ぶ(3)
         若林 忠司
175、ノーマスク学校生活宣言
         こいわし広島
176、白山に秘められた日本建国の真実
         新井 信介
177、G線上のアリア
         石黒 優香里
178、世界最高の笑顔
         小社発信記事
179、不戦の誓い(2)
         酒井 與郎
180、不戦の誓い(3)
         酒井 與郎
181、不戦の誓い(4)
         酒井 與郎
182、まだ軍服を着せますか?
         小社発信記事
183、現代時事川柳(六)
         早津 美寿々
184、翡翠の里・高志の海原
         永井 則子
185、命のおくりもの
         竹津 美綺 
186、魔法の喫茶店
         小川 文人 
187、市民メディアの役割を考える
         馬場 禎子 
188、当季雑詠
         表 古主衣 
189、「緑」に因んで
         吉村 三七治 
190、「鶴彬」特別授業感想文
         小社発信記事
191、「社会の木鐸」を失った記事
         小社発信記事
192、朝露(아침이슬)
         坂本 淑絵
193、変わりつつある世論
         小社発信記事
194、ミニコミ紙「ローカル列車」
         赤井 武治
195、コロナの本当の本質を問う①
         矢田 嘉伸
196、秋
         鈴木 きく
197、コロナの本当の本質を問う②
         矢田 嘉伸
198、人間ロボットからの解放
         清水 世織
199、コロナの本当の本質を問う③
         矢田 嘉伸
200、蟹
         加納 韻泉
201、雨降る永東橋
         坂本 淑絵
202、総選挙をふりかえって
         岩井 奏太
203、ファイザーの論理
         小社発信記事
204、コロナの本当の本質を問う④
         矢田 嘉伸
205、湯の人(その2)
         加藤 蒼汰
206、コロナの本当の本質を問う⑤
         矢田 嘉伸
207、哲学の時代へ(第1回)
         小社発信記事
208、哲学の時代へ(第2回)
         小川 文人
209、コロナの本当の本質を問う⑥
         矢田 嘉伸
210、読者・投稿者の方々へお願い
         小社発信記事
211、哲学の時代へ(第3回)
         小社発信記事
212、哲学の時代へ(第4回)
         小社発信記事
213、小説『金澤夜景』(2)
         広瀬 心二郎
214、小説『金澤夜景』(3)
         広瀬 心二郎