大切にしている物
【2020年10月23日配信 NO.53】
石川県小松市立安宅小学校
3年2組 森 鈴井
わたしが、大切にしている物は、勉強道具
です。一度、理科の本がなくなって、夜おそ
くまでさがしていました。でもみつからなか
ったので、朝しかたなく学校に行きました。
そして、学校が終わってから、家へ帰り、
じゅくへ行って来ました。じゅくが終わって、
家に帰り、すぐ、
「お母さん。理科の本みつかった。」
と、聞いてみました。そしたら、
「まだみつかってないよ。」
と、言ったのでがっかりしました。
そして、その夜もまた、理科の本をさがし
ました。わたしは、その時、「ふっ」と思い
ました。なぜたった一さつの本だけでこんな
にさがさないといけないのかな、と考えなが
らさがしました。
次の日の理科の時間、となりの席の子の本
をかしてもらいました。本がいつもの場所と
ちがうのでふべんでした。いつのまにか学校
が終わり家に帰りました。
そしてまた、「お母さん、本みつかった。」
と聞いてみました。それでも、
「まだみつかってないよ。」
という日がつづき、やっと、
「鈴ちゃん、みつかったよ。」
と言ったので、よろこんでお母さんのところ
へ行きました。
お母さんが、
「そうじをしていたらね、本がたんすのうし
ろから出て来たよ。」
と、言っていました。でもなぜか、疑問に思
いました。
なぜタンスのうしろにあったのかな、と思
いました。
だけど本がみつかったので、どうでもよく
なりました。
わたしは、理科の本がみつかってから、勉
強道具を大切にして、本とかしりょうなどを
なくさないように大切にしています。これか
らも大切にしていこうと思いますので、みな
さんも気をつけてください。
小社発行・『北陸の燈』第2号より