409. 碑木
【2025年7月7日配信】
訳詩 坂本 淑絵
碑木
硝煙(けむり)ただよう深い渓谷(たに)
渓谷の陽だまりに
風と雨とのいざないに
その名も消えたよ
遠い我が家(や)我が故郷(さと)よ
はるかな紺碧(そら)よ
会いたい朋友(とも)よ
苔むす碑木よ
麝香鹿(しし)の呼ぶ声 月の夜
月光(ひかり)に載せて
独りただよう深い渓谷
その名も消えたよ
遠い我が家 我が故郷よ
なつかし朋友よ
会いたい父よ
いとしい母よ
비목
초연이 쓸고 간 깊은 계곡
깊은 계곡 양지 녘에
비바람 긴 세월로
이름 모를 이름 모를
비목이여
먼 고향 초동 친구
두고 온 하늘가
그리워 마디마디
이끼 되어 맺혔네
궁노루 산울림 달빛 타고
달빛 타고 흐르는 밤
홀로 선 적막감에
울어지친 울어지친
비목이여
그 옛날 천진스런
추억은 애달퍼
서러움 알알이
돌이 되어 쌓였네
신영옥(シンヨンオク・申英玉)が歌う
江原道華川碑木公園
墓碑もなく埋められた4万人…碑木は泣いている
アレクサンドラ・べリコヴァ
Александра Белякова
当講座 NO.192、201、248 の記事にも
坂本淑絵さんの訳詩が、また、NO.120
の記事には作詩があります。
『クリウン金剛山』の訳詩もいずれにか
手掛けてくれるものと期待しています。
誤った判断が招いた朝鮮戦争 悲劇を繰り返してはならない
〈追々記〉
조수미(チョスミ・曺秀美)が歌う
カラヤン絶賛の歌声
拍手がちょっとだけ早い
なつかしき金剛山
訳詩 坂本 淑絵
清く澄む 金剛山(やま)
誰(たれ)ぞ知る
その名も なつかし
わがふるさと
いざや その名を ふたたび呼ぶ
ともに歌わん
わが金剛山(クンガンサン)
千古(とわ)に 美しい
そのいただき
いざや その名を 讃(たた)ふ
金剛山(クンガンサン)が 呼んでる
毘盧峰(ピロポン) その峰
白い雲
そよ風も さわやか
わがふるさと
峰の姿 見せずとも
悲しみ超えて
ふたたび呼ぶ
千古に 美しい
そのいただき
いざや その名を 讃ふ
金剛山が 呼んでる