421. 来たる時代への提言(17)
【2025年9月1日配信】
政治、ジャーナリズム、思想、文化を考える
新しい思想、哲学は可能か
417 来たる時代への提言(16)からの続き
1945年9月2日
随員の岡崎勝男終戦連絡中央事務局長官が、
重光葵外相の意を取り付け、リチャード・
サザランド米中将に、4カ国代表の降伏文
書署名の間違いを指摘して、署名のし直し
を求める。サザランド中将が署名欄を訂正。
日本側の態度は立派である。その時の映像。
岡崎勝男
(GHQ が公職追放にする)サザランド
(マッカーサーの右腕)徐永昌
(中華民国代表・山西省生)天地(あめつち)の 別れし 時ゆ
よどみなく ゆらぐ
海原 見れど 飽かぬかも
打ちわたす 大海原に 夕日入り
漕ぎ行く船は
見るに さやけし
大伴家持作
立山(たちやま)の雪し消(く)らしも
延槻(はひつき=早月)の
川の渡瀬(わたりぜ)鐙(あぶみ)
浸(つ)かすも
『万葉集』巻第十七
(立山の雪が消えていくらしい。
早月川の渡り瀬で、馬の鐙が水に
つかっている。)
小を積めば即ち大と為る.『報徳記』富田高慶1856
でえごぬ花が咲き
風(かじ)を呼(ゆ)び 嵐が来た
でえごが咲き乱れ 風を呼び 嵐が来た
繰り返す くぬ哀(あわ)り
島わたる 波ぬぐとぅ(如)
ウージの森で あなたと出会い
ウージの下で 千代にさよなら
島唄ぐゎ 風に乗り
鳥(とぅり)とともに 海ゆ渡り
島唄ぐゎ 風に乗り
届けてたぽり 私(わんく)ぬ涙(なだ)ぐゎ
でえごぬ花も散り さざ波が揺りるだき
ささやかな幸しは うたかたぬ波ん花(ばな)
ウージの森で 歌った友(どぅし)よ
ウージの下で 八千代を去り
島唄ぐゎ 風に乗り 鳥とともに 海ゆ渡り
島唄ぐゎ 風に乗り 届けてたぽり 私の愛を
海よ 宇宙よ 神よ 命よ
このまま永遠に夕凪を
島唄よ 風に乗り 鳥とともに 海を渡れ
島唄よ 風に乗り 届けておくれ 私の涙
島唄よ 風に乗り 鳥とともに 海を渡れ
島唄よ 風に乗り 届けておくれ 私の愛を