278. 泰澄も見たひかり・白山封禅
【2022年11月9日配信】
暁前
白山のいただきに夜ひかり立つ
北海道根室市
照岡 宏子
〈参考〉
同記事から
渓流の瀬音がひびく草径
ここは市ノ瀬いのちの里よ
千古に注るる手取川の源
カンコ踊の音が沁みる十六夜
カンコ白山粉雪の舞い
向かいな山を
光るもな
なんじゃいな
お月かお星か
蛍(ほとら)の虫か
いま来る嫁の
松明(たいまつ)か
ア
カンコラ カンコラ
カンコラカン
お花畠に咲く白山小桜
ここは南龍ヶ馬場きみ棲む里よ
御前峰 別山 大汝峰
カンコ踊の光が照天する
カンコ白山粉雪の舞い
いま来る嫁の
松明ならば
しゃしゃげて燈(とも)せ
優男(やさおとこ)
ハ
モータリ モータリ
モータリナ
たにのせおとが ひびくみち
ここはいちのせ いのちのさとよ
とわにながるる てどりのみなも
かんこのこえが しみるよる
かんこはくさん ゆきのまい
おはなばたけに さくさくら
ここはなんりゅう きみすむさとよ
ごぜんべっさん おおなんじ
かんこのこえが こだまする
かんこはくさん ゆきのまい
カンコ踊り うた 吉田桂晴・春菜姉妹
河内の奥は 朝寒いとこじゃ
御前の風を ふきおろす
カンコを腰に 粟の草とれば
心は辛気 盆恋し
ワリエワ北京五輪個人フリーの演技(同記事235から)
同記事から
白山 弥陀ヶ原 中山 由さん 2022.11.4正午撮影
すぐ手前に黒ボコ岩がある
〈追記〉
この黒ボコ岩は泰澄が運ばせたものでは。